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エアロロード・トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2016/09/08 18:00
「2016年最も成功を収めたブランドは?。」と聞かれたら今年はSCOTTと答えます。その理由はこれからですがそんなSCOTTの展示会に行ってきました。
最初はやっぱりこのバイク。
新型SPARK RC WORLD CUP
今シーズン世界選手権男女とも優勝。そして、オリンピックという今年一番のスポーツイベントを二ノ・シューターが制したクロスカントリーモデルの新作。
重量はフルサスで僅か10,10kgと超軽量(パーツ次第ではもっと軽くなる)の一台です。
フロントは定番の1×11(オリンピックでは1×12)前後サスペンションのリモートロック。
歯数に合わせて簡単に調整できるオリジナルのチェーンガイドが実に実戦的な一台です。
こちらのシリーズは80万のトップモデルから24万ほどのアルミモデルまで。タイヤの太いPLUSシリーズ3種類も加えるとなんと全12種類豊富なラインナップから選ぶ事ができるようになっています。
こちらもお馴染みハードテールのSCALE。
こっちはタイヤの太いPLUSモデル。デザイン的に全く違和感がなくなり一瞬分かりませんでした。
SCALEもPLUSを含めると全14種類と豊富にラインナップされています。
サスペンションにオリジナルチューンを施した人気シリーズGENIUS。
シュートストロークとロングストロークの2タイプあり、ラインナップは各3種類ずつです。
MTBのとりはやっぱりダウンヒルバイクGAMBRER
いつ見てもすごいリンク部分。この部分を見ると毎回「トールハンマー」って単語が頭に浮かびます。実際鎚みたいだし。
以上がMTB。かなり豊富なMTBラインナップで様々なライダーの要望に応えてくれそうな幅広いラインナップです。
続いてロードここは特に大きな変化が無いのでざっくり。
なんといっても今年まさかの大金星を挙げたFOIL。快適性を80%以上上げたことで石畳レースも走りきれる快適性を手に入れたスペシャルエアロロードです。ちなみに写真はリミテッドモデルで約140万。フレームセットのみは49万と昨年より少し安くなっています。
ちなみに会場の展示車には新型DURA ACEの電動がアッセンブル。
スイッチがかなり大きくなって押しやすくなりました。ちなみに前後ディレーラーは現行9070。それで動いてました。つまり、、、、、まあ、発売までにどうなるかはわかりませんが。
オールラウンドモデルのADDICTはDISCモデルやグラベルモデル含めて全9種類展開。
グラベルモデルはフロントセクションのボリュームが印象的でした。
キャリパーモデル
グラベル
その乗り味と安定感はエンデュランスモデルでもトップクラスのSOLACE。
TIAGRAモデルの30が約24万とかなりリーズナブルな価格で手に入ります。
歴史の長いCR1。ことしはアルテグラ、105、SORAの3種類を用意。SORAモデルは約19万とヨーロッパのカーボンバイクの中ではかなり手に入りやすくなっています。
シクロクロッサーには見逃せないADDICT CX10
デザインも超カッコいいし、軽いし1×11だしオリジナルのチェーンガードもあるしと至れり尽くせりですが、お値段も¥798,000-(税抜き)とびっくり価格。
代わりと言っては何ですがコチラのSPEED STER CXはわずか¥215,00-でシマノの油圧ブレーキと非常にリーズナブルになっています。
こちらはレディースモデルのCONTESSAシリーズ。
ちょっと他と違った色合いが特徴で特に下の写真の色は他でなかなか見ないので面白そうです。
あとはクロスバイクと子供車。
SUB SPEED
レスポンその良い加速で実はガッツリ走ってくれるのを私は知っている。
子供車。
子供が好きそうな色合いがGOOD。
この色なんか子供時代なら絶対好きになってた色です。
今年のスコットで眼を惹いたのがパーツ関係。
最も印象的だったのはもちろん七輪とBOILカレー!!
ではなくヘルメット。下の写真は開発者たちの写真です。
神経路を解析することで圧力がかかると不快に感じる部分とそうでない部分を解析。
写真の赤い部分が特に不快に感じる部分で緑が違和感を感じにくい部分。試しに写真の部分を自分で強く押してみると結構不快に感じるはずです。
で、そこを避け緑の部分をホールドするようにデザインすることで不快感の無いフィットを実現する造りになっています。
さらに今や定番となりつつある「MIPS」も多くのモデルに採用。安全性がさらに高くなっています。
ラインナップはエアロから軽量モデル。MTBからアーバンモデルと豊富。ガチのTTモデルが¥28,000-(税抜き)とやたら安いので本格TTヘルメットを探している人にはお勧めかも知れません。
新たに登場したバック。
背面の放熱パッドが柔軟に曲がるのが大きな特徴。このため他のメーカーと違い背中全体でバックを支えられるので高いフィット感を得ています。
ヘルメットキーパーもちょっと面白い固定方法。
救命用の説明書もあります。
容量もいくつかあるので新しいバックの選択肢として考えてみるのも良いかも知れません。
シューズは例年通り結構幅広くラインナップしてプロツアーにも供給。なぜかFDJの選手ばかりですが。
クリート部分はプリントがたくさんしてあるので細かい調整も行い易くてグッドです。
フォイル用の一体ハンドル。各種サイコンなどが付けられるマウントが別売りで用意されています。
個人的に高く評価しているシンクロスのサドル。
薄いベースに厚く弾力のあるパッドを張り付ける方式で軽いのに高い快適性。実際試乗会などでスコットのサドルが合わなかったことはありません。値段も安くカーボンレールのトップモデルでも僅か¥22,000-(税抜き)。重量も160gと軽く手軽に軽量化できる良いアイテムです。
27.5インチ用のカーボンリジットフォーク。
テーパー仕様なのはイイのですがフロントはクイック。ターゲットはどのあたりなのでしょうか。
以上が2017年のSCOTTのラインナップ。いくつか紹介できなかったものもありますがそのあたりは店舗に資料もありますので是非お問い合わせください。
おまけ
入り口すぐそばには歴代のロード名車が並んでました。
特にこのハイロード時代が懐かしい。カヴェンディッシュが使って勝ちまくってましたね。
この謎ステムも懐かしい。いつかは発売されると思っていていまだに発売されていませんが。
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