【子煩悩パパのサイクル日誌】泳ぎ ０ からのトライアスロン
by: 桂川貴充

子供のお遊戯会で涙ポロポロの桂川です。
年長の子供達が披露した歌は、
聴いたことのない曲でしたが、
素晴らしいメロディーに乗せた
子供達から放たれる一つ一つの歌詞に心を連打され、
自分の子でもないのに私も家内も涙が湧き出てきました。
「この世に産まれて、あなたの子供になった」
という歌詞から始まるこの素晴らしい曲は、
調べても出所は不確定でしたが、
おそらくどこかの幼稚園の先生が
作詞作曲したのではないかと言われています。
我が家では２歳の娘が「こにょ～よに～」と
歌い出せるほどお気に入りで、
この曲を子守歌に２カ月になる赤ん坊を子供達があやしてくれています。
音源がYouTubeにありましたので、
良ければ聴いてみて下さい
「僕の宝物」

感動的な曲の紹介はさて置き、

２カ月程前になりますが、
７月３日昭和記念公園トライアスロン大会が開催され、
トライアスロンデビューする友人を応援しに娘と二人で行ってきました。

スイム７５０m,バイク２０km,ラン５km　
と距離は短めのレースで、
スイムが海でなくプールを泳ぐため初体験には最適な大会です。

私も７年前この大会で初めてトライアスロンというものを経験しました。
練習では７５０mを休まず泳げていても、
いざ初レースとなるとマイペースに泳ぐのが難しく、
何度も何度も足を着きながらなんとかスイムアップ、
「はぁぁプールで良かったぁ」と心底感じたのを覚えてます。

海の場合、自然が相手ですので潮の流れやウネリがあり大会によっては波もあります。
そして、ウェットスーツで浮力が出るものの、
きつい、腕が回しづらい、首が痛いなど
一度でも練習でウェットを着て海で泳いでおかないとこのようなｽﾄﾚｽが襲います。
それに加えスタート直後は非常に混雑する為、
前を泳ぐ人の足が当たる、後ろを泳ぐ人の腕が当たるなど
マイペースに泳ぐのは困難です。
そういう色々なｽﾄﾚｽや不安要素が重なりパニック状態になると危険です。
そうならない為にも海でデビューされる方は、
海とウェットスーツに少しでも慣れておいと方が良いかと思います。

さて、今回トライアスロンに初挑戦した友人は

なんと一年前までスイム経験が全くのゼロでした。

平泳ぎなら少しできるとか、クロール２５ｍなら泳げるとかという次元ではないです。
小・中学校の授業などでのスイム経験もなく、
泳ぐ事とは無縁の５０年だったようです。

それがなぜトライアスロン？って感じですが

病気から復帰後、健康の為始めたランニング、
それが物足りなくなり始めたロードバイク、
そこで初めて知ったトライアスロンというスポーツ。
まさか自分がという気持ちの反面、
不思議と惹かれる所がありトライアスロン挑戦を決めたようです。

そして、一年で泳げるように。
スクールに通い一から学び、
計り知れない努力の結果、
一年でトライアスロンに出れるまで泳げるようになったのです。
初めて７５０mを休まず泳げた時の喜びは
人生の中でも特別な物だとおっしゃっていました。

トレーニングの甲斐あって、
友人は初レースを無事に完走しました。
これでようやくスタート地点に立て、
次の目標は今月私と共に出場する

初オリンピックディスタンスの九十九里トライアスロン。
そして、いつかはアイアンマンだと目を輝かせておっしゃっていました。

自分では無理だと諦めているような世界も、

チャレンジ精神と実行力で道は開けるんだなと感心。

私も先越されないように頑張りま～す。

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