バイオレーサー5000コラム「用品の使い方や状態も大事です」
by: 真造隆行

㋇最初のバイオレーサー5000でした。

暑いとご予約が減るのかもしれません。

逆に予約が取りやすいと言えるかも。

フィッティングは競技志向

のものだというイメージはいまだに強く

今回のお客様もレースでは無いので

フィッティングはいままで

自己流ということでした。

実際競技の方でなくても、

初めての方でも

フィッティングをして正しいポジションで

自転車に乗ることは、

長く、楽に、必要に応じて速く走るための

スキルアップに有効です。

正しいポジションの出た自転車こそ

正しい姿勢、フォームを楽にとれると

ワイズロードのフィッターは考えています。

例えば今回のフィッティング

前のフォームです。

ハンドルまでの距離が

遠く感じるというのが

お客様の実感ですが、

第三者の視点から見ると

遠いようには見えないと思います。

遠く感じている原因は、

サドルが４度前上がりに

付いており、

そのために極端に後ろに座る癖が

付いていました。

実はパンツのサイズも緩く、

パットが股間付近に溜まり、

座骨位置に上手くパットが

来ないのも、フォーミングに悪影響を

与えています。

ポジション出しを済ませ、

サドルの着座位置を

適切にとってもらった結果

ハンドル距離はむしろ伸ばしてみるという事に

なりました。

経験者ロ―ディーらしい体幹を

活かした綺麗な前傾姿勢です。

ここまで上手に変わるとフィッター冥利に尽きますね！

体幹の使い方も良くご理解いただけたようで

良くない肩周りのフォーミングと

ストレスの少ないよい肩周りのフォーミングの

違いもご自身で再現できるほど、

フォームへの理解が深まりました。

何より、負荷付きローラーに

セットしたマイバイクにのって

「負荷軽くしました？」

と言っていただけたのが

成果と言えるのではないでしょうか？

勿論負荷を替えたりはしていませんし、

キャリブレーション

（ローラーへのタイヤの押しつけ具合）

も弄ってはいません。

バイオレーサー5000は予約制です。

まずはお気軽にフィッティングの希望を

ご相談ください。担当フィッターが

フィッティングのプランを

相談させて頂きます。

（フィッター不在の場合は

折り返しお電話をさせて頂きますので

ご予約時には必ずお電話番号

をお申し付けください）