あのアスリートの祭典で見事に金メダルを獲得したハイパーハイエンドロード、当店でご注文いただけます！
by: 木村太陽

1 THE ART OF BALANCE
2 圧倒的な高級感
3 DOGMA Fの詳細
4 お値段と納期

THE ART OF BALANCE

世界のロードレースを舞台に戦っている選手たちが日本の山岳で繰り広げた熱い戦いを制したのは、モデルチェンジしたばかりのこのDOGMAです。平坦と登りや下りが入り混じったレースを制したということは、このDOGMA Fの総合性能の高さを物語っています。

ここ最近のDOGMAはモデルチェンジをするとF8→F10→F12のようにモデル名を表す数字が増えていくというのが名づけの慣例になっていました。しかし、今回モデルチェンジしたDOGMA Fはこのような前例を打ち破るものでした。これは、ピナレロにとってDOGMAというモデルは唯一無二のもので数字や表面的な分類な分類を超えているため、F8,F10のようにモデルごとに数字を付けたりX-lightのような分類を取り払い、数位も分類も無くなった”F”という１つのアルファベットで表されるようになりました。

圧倒的な高級感

こちらは、カンパニョーロのSUPER RECORD EPS、シャマルカーボンで組まれた完成車です。

フレーム、コンポーネント、ホイールすべてがイタリアンブランドで組まれており、高級感のあふれるバイクとなっていました。

塗装の質感も素晴らしく、フレームの造形の滑らかさを際立たせています。フレームの持つ高級感が乗らずとも所有欲を満たしてくれるでしょう。私もいつかはこんな所有欲が満たされるバイクに乗ってみたいものです。

DOGMA Fの詳細

ここからは、モデルチェンジしたDOGMA Fの性能について触れていきたいと思います。

豊富なサイズ設定

ピナレロのロードバイクは伝統的にサイズが多く設定されており多くの人がポジションを出せるようになっています。

430、465、500、515、530、540、550、560、575、595、620の全11サイズのフレームに、リーチ、ハンドル幅を細かく選べる全16サイズのステム一体型ハンドルに、オフセット幅を選べる2種類のシートポストがありそれらの組み合わせはすべてで352通りにもなります。これによって穂とのどの人が最適なポジションをしっかりと出すことが可能になっています。

空力性能の向上

DOGMA Fを後ろから見ると、シートチューブとシートステーのつなぎ目がF12よりも空力を意識した形になっていたり専用シートポストが細くなっていたりと各所で空力の向上を図っている点が見受けられます。
ダウンチューブはボトルをケージに差した際に空力が最適化されるよう一部がへこんだつくりになっています。

ピナレロによると、F12と比べてリムモデルで3.2%、ディスクモデルで4.8%もの空気抵抗を削減することに成功しているそうです。また、Fのリムモデル、ディスクモデルを比べるとディスクモデルのほうが7.8%も空力特性に優れているそうです。

さらなる軽量化

シートポストのやぐら部分にチタンの3Dプリントを採用するなど細部のパーツや、各部の形にこだわることでフレーム、専用ハンドル、フォーク、シートポストの軽量化に成功しF12比で265gもの軽量化に成功しています。このフレームをデュラエースの電動変速油圧ブレーキモデル(R9170)とホイールをDT swiss ARC1400の使用で組んだ場合UCI規定ちょうどの6.8kgとなり、ホイールを同じでコンポをSRAM RED e-tap AXSで組んだ場合は6.9kgとなるそうです（どちらもボトルケージ・ペダル抜き）電動変速とはいえ、油圧ディスクブレーキ仕様でここまで軽量に仕上がるのはさすがスーパーハイエンドモデルといったところですね。ディスクモデルでこんなに軽いなら、リムモデルなら6.8kgなんか簡単に切っちゃいそうです！

剛性アップ

軽量化を果たし、空力性能を向上させたDOGMA Fですがこれらに加えてさらに、BB周辺部の剛性がF12よりも12%もUPしています！軽量化しているのに剛性も上がって、空気抵抗も削減されてるって凄すぎますね(笑)

ここまでいろいろと進化した点を見てきましたがやっぱりドグマの新型はすごいです、、、F12ですでに高い完成度を誇っていましたがそこからさらに進化を遂げてきました。「新型って言ったって正直F12とそんな変わんないんじゃないの？」と思われていた方もいそうですが、このDOGMA Fがどれほどの進化を遂げているかがおわかりいただけたでしょうか！