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【STAFF BLOG】数少ないアメサイドチューブレスレディタイヤから私が選んだのは、知る人ぞ知る手作りタイヤメーカー、CHALLENGE。
by: 木村太陽

こんにちは、お茶の水店の木村です。

今回は在庫の商品のご紹介ではなく、私物として購入したタイヤについてご紹介いたします。

CHALLENGE TIRES
HTLR STRADA 

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価格

1本 税込8,800円

サイズ

700×25C
(25C以外は、27Cと30Cがラインナップされています。)

カラー

ブラック/タン(オールブラックのカラーもございます。)

 

ちなみに、モデル名に入っているHTLRとは、Handmaid Tube Less Readyの略だそうです。

 

購入した理由

一番大きな理由は、やはり見た目です。最近プロバイクなどを筆頭に流行しているスキンサイドのタイヤを一度使ってみたかったのですが、意外なことにチューブレスもしくはチューブレスレディのタイヤで、チューブラーのようなコットンケーシングでスキンサイドのモデルを出しているメーカーがほとんどないのです。コンチネンタルがGP5000S TRブラウンサイドを出していたり、シュワルベがPro one TTというモデルでスキンサイドカラーを出していたりはするのですが、これらのモデルはオールブラックのタイヤにカラーを塗っているものになります。ということで残念ながら今回は候補から落ちることに、、、

スクリーンショット (1)

コチラがコットンケーシングを採用しているVITTORIAさんのハイエンドタイヤであるCORSAのラインナップ表。クリンチャーやチューブラーではBLACK/PARA(スキンサイド)のカラーがありますが、一番上のTLRと書いてあるチューブレスレディのモデルではALL BLACKのモデルしかありません。あまりの見つからなさにクリンチャーに戻そうかと悩んだのですが、チューブレスの転がりの軽さ、快適性の高さを一度知ってしまうとなかなかクリンチャーに戻そうとは思えませんでした。

ということでいろいろと調べた結果、スキンサイドのチューブレスタイヤのラインナップを見つけられたのは今回紹介しているCHALLENGEとVELOFLEXの2社でした。(もしかしたらまだ他にもあるかもしれません。ご存じの方は是非ご教授ください。)VELOFLEXはアサゾー店の石川さんがすでに使われているので、まだワイズのスタッフがおそらく誰もインプレを上げていないであろうCHALLENGEタイヤのHTLR STRADAをセレクトいたしました。CHALLENGEタイヤにチャレンジしてみました!!!(byコニシ)

 

はい。

 

CHALLENGEタイヤを初めて知ったよと言う方も多いと思うので、まずはメーカーについてご紹介。

CHALLENGE TIRESというメーカーについて

History

CHALLENGE TIREの起源は、かつてのイタリアのハイクオリティレース用タイヤブランドのCLEMENT(クレメン)にあり、CLEMENTがPIRELLI社に買収されてレース用タイヤの製造を止めたことを機にCLEMENTの代理店であったBREVO社が 製造工場や工員と共にタイヤ生産の権利を買い取り、レース用タイヤの製造を継承したことにあります。
今日もCLEMENTが作ってきたタイヤと同じ製法、職人たちの手作業による製造を続けており、
大量生産されるバルカナイズドタイヤとは異なる高品質なレーシングタイヤを提供しています。

メーカ様公式サイトより引用。

かつてのハイクオリティーチューブラータイヤを製造していた技術で、現在主流になっているチューブレスタイヤを造っているメーカー。。。とっても男心がくすぐられるメーカーさんです!前身であるCLEMENT社のチューブラータイヤが高い評価を受けていたことを考えると、その後身であるCHALLENGE社のタイヤも性能は保証されていると言ってもよいでしょう。

Technology

CHALLENGEのタイヤの特徴といったらなんといっても手作りで作られていることでしょう!自転車用のみならず、世界中のタイヤの約98%が、チューブなどにも使われている合成ブチルゴムにナイロンケーシングを組み合わせて製造されています。リムに装着されたときの形であるU字型に一体成型して製造する事で、大量生産の実現と生産コストの削減を可能にしています。

しかし、CHALLENGEは天然ゴムが豊富であるタイの工場において、職人たちの手作りでつくられています。つまり、一般的なタイヤは合成ゴムとナイロンを組み合わせて製造されているのが多いのに対して、CHALLENGEのタイヤは天然ゴムにコットンを組み合わせて製造されているため、しなやかかつハイグリップなタイヤを製造することが出来るのです。

↓手作業でタイヤを作っている様子。メーカー様サイトより拝借させていただきました。

このような手作業での製造が、他社ではできない天然ゴム×コットンケーシングと言う組み合わせでのタイヤの製造を可能にしています。

そのしなやかさたるや、なんと300TPI!!!これはほんとにすごい数値ですよ~

TPIについて語られてもわからんわ!という方のために

TPIとは、1インチあたりのタイヤの繊維であるケーシングの数をあらわした数値になります。この数値が高ければ高いほどしなやかかつ転がりが軽いタイヤとなります。手作りでこだわって作っているからこそ、他社では再現できないほどの軽量で転がり抵抗の低いタイヤを製造できるのです。

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タイヤの裏側はこんな風になっています。手触りがとってもさらさらしてて滑らかです。この滑らかさが、コットンを採用しているからできることなんですね。

気になる重量は・・・?

メーカーさんの参考重量は約260gとのこと。ロード乗りとしてどうしても気になるところだと思うので、測ってみました。

まずは1本目!

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1グラムの誤差ですね!なかなか優秀ではないでしょうか。

続いて2本目!

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-3gの257gでした!軽い方の誤差はうれしいですね。

手作りなので結構誤差があるかなと思っていたのですが、実際測ってみるとほぼ誤差なしという結果でした。職人たちの技術の高さに裏付けされた品質の高さがうかがえます。

 

 

おまけ:エア漏れをマシにする方法

ここまで長い文にお付き合いいただいた方々に感謝を込めまして、チューブレスタイヤのエア漏れをマシにするちょっとしたコツをご紹介したいと思います。それは、タイヤをホイールに組み付ける前にシーラントをタイヤ全周にまんべんなく塗っておくという事です。

非常に多くのチューブレスタイヤを組み付けなくてはならないプロチームのメカニックがやっている方法のため、一定以上の効果はあるはずです。

今回ご説明に使わせて頂くのはこちら。私の私物ではなく、お客様からのご依頼で組み付けを行ったVELOFLEX CORSA EVO TLRになります。このタイヤも数少ないコットンケーシングを採用したチューブレスレディタイヤです。

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↑何もしていない状態。路面にグリップする黒い面とサイドのコットンの部分のつなぎ目や、ビードの隙間から空気が抜けてしまうのを防ぐ為、タイヤ全体にわたってシーラントを塗り塗りしていきます。

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ビードの部分に塗っている様子。

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グリップ面裏側にまんべんなく塗っている様子。ビード部とグリップ部にシーラントをまんべんなくシーラントを塗ることで、タイヤの中の空気を保持する層がよりしっかりと形成されエア漏れを起こしずらくなります。

タイヤを組み付けた後にシーラントを入れ、ホイールごと回転させてシーラントを行き渡らせると言うのが定番の施工方法ではあると思いますが、今回ご紹介した方法で組み付ける事でより確実にエア漏れを防げるはずです。

実際、写真でご紹介させて頂いたこちらのタイヤも最初は空気漏れが止まりませんでしたが、シーラントを塗り直したり継ぎ足したりして行く事で、エア漏れを非常に少なくすることが出来ました。(エア漏れはタイヤの品質が悪いから起こるのではなく、ホイールとの相性や個体差等によって起こる事がほとんどです。そのため、VELOFLEXのチューブレスタイヤが悪いという訳ではありません。)

 

結論:アメサイドは男のロマン!!!

これに尽きます。アメサイドに惹かれる方も多いと思いますので、ご相談いただければお客さまに合う物を一緒にお探しします!

 

CHALLENGEタイヤのインプレはもっと使い込んでから上げようと思いますので、お待ちください!

※ブログの商品情報は掲載当時の情報です。
完売していたり、価格やポイント還元率、商品の仕様が変更されていたりすることもあります。
予めご了承ください。
在庫状況等の最新情報は、大変お手数ですが店舗へ直接お問い合わせください。

 

お問い合わせ

わからないことは遠慮なくご質問ください。
チャットにて対応可能でございます。
※リアルタイム返信ではございませんのでご回答までお時間をいただく場合がございます。
会員ログインをしていただいた状態でご質問いただくと質問ログを残すことが可能でございます。

 

場所

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Y'sRoad Shimbashi

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電話番号

お電話はこちら:03-5422-1394
※作業は完全予約制とさせていただきます。

営業時間

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定休日 なし

新橋店企画サムネ20251215

 

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オリジナルフィッティングサービス:バイオレーサー

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新橋最大級のスポーツバイク専門店

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B1F新橋店ブランドコーナー

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 この他にも
TREKCANNONDALEBESVBROMPTON強化コーナーがあります

 

ウエア、パーツ、ホイール

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Keeper

このKEEPERコーティングは施工スタッフはメーカーより研修・認定を受けたスタッフがこれから乗られる方のバイクを丁寧に施工させていただきます。

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KeePer コーティングの特長

①塗装表面の凸凹の凹を埋めて表面を平滑化することで、新品を超える美しいツヤと発色

「KeePer コーティング」をすると分厚い被膜による埋め込み効果が発揮され、乱反射がなくなります。

②カーコーティングで実証された高い防汚能力

強いはっ水力で泥・油汚れをはじめ大抵の汚れを弾き、とても汚れづらくなります。また、汚れ落ちも良くなり、洗車もしやすくなります。

③紫外線からフレームを守り、劣化を防ぐ

「KeePer コーティング」の厚いガラス被膜は紫外線を防ぎ、日焼けから愛車を守ります。また 2重の厚い透明被膜が風雨の摩擦による色褪せも防止します。

 

KeePer コーティングサービスのラインナップ

 

【EX KeePer】20,000 円(税込)

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自然硬化の高密度ガラス被膜と最新鋭の有機レジン被膜の 2層構造のメカニズムにより、ベールを纏ったような深い透明感が特長で、耐久年数は 3 年となります。水滴、汚れがつきにくく、美しさを維持する能力が一段高い最上位のコーティングです。耐久年数は 3 年となります。

 

【ECO プラスダイヤモンドキーパー】10,000 円(税込)

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コーティング表面の分子構造の効果でファンデルワールス力(分子間力)による汚れの密着を防ぐ独自の防汚能力を持っています。ホコリが降り積もっても塗装表面には密着せず、水をかければ水滴とともに一緒に汚れが流れ落ち、洗車の回数を減らせます。耐久年数は 3 年となります。

 

【ダイヤモンドキーパー for Bicycle】5,000 円 (税込)

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カーコーティングで高い評価をいただいているダイヤモンドキーパーをベースにし、自転車への施工に適したコーティングとして開発されました。防汚能力を持つ強靭な高密度ガラス素材でコーティングすることで、ノーメンテナンスで 3 年間大切な自転車の塗装を守ることができます。

新車購入時には、愛車を傷や汚れから守る「キーパーコーティング」をお勧めします。

 


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