エアロロード・トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2022/03/04 20:51
こんにちは。お茶の水店の木村です。
ZIPPのハイエンドホイールが入荷して参りましたので、ご紹介いたします。
目次
¥581,900(税込)
40~45mm
1,255g !!!(F580g/R675g)
リムテープ&チューブレスバルブ除く
このホイールの特徴と言ったら、やはりこのギザギザとしたリム形状でしょう!
他のメーカーでは見られない独特で非常にかっこいい形状ですが、かっこよさの為だけにこのような形状をしているわけではありません!(当たり前ですが笑)
コチラのリム形状は、生物から発想を得てデザインを行うバイオミメティクスによって生み出されました。
ザトウクジラが海水を切り裂き進んでいくところから、そのヒレ形状を基に開発されたのです。このギザギザがあることで空気の抵抗を減らし速度が低下するのを抑えてくれます。それだけではなく、横風に対して高い安定性を誇ります。
生存を賭け、数千年もの時を経て進化してきた生物たちの形状を模して商品のデザインを行うことは、非常に理にかなった発想であり、このホイールだけでなく新幹線をはじめとした多くの分野で生かされております。
誰もが憧れるZIPPのハイエンドホイールならではのこのリム形状。所有欲も存分に満たされることでしょう。
ホイールの表面にはこれまたZIPPならではの六角形のくぼみ加工が施されております。これは、ディンプル加工というものでゴルフボールに施されているのと同じようなものになります。細かなくぼみがリム表面にあることで回転時にリムの周辺に細かな空気の渦を発生させることでリムの表面からの気流の剥離を抑制し、スピード低下や不安定感の原因となる抵抗の発生を抑えてくれる効果があります。
ゴルフボールにこのディンプル加工が無かった場合、飛距離は約半分程になってしまうという話もあるので、空気抵抗を削減する効果は大きいと言えるでしょう。
また、モデル名やZIPPのロゴがデカールではなくプリントになっており、ここでも空気抵抗の削減が図られています。わずかな空気抵抗であっても削減しようとする姿勢はハイエンドモデルならでは、といったところでしょうか。
最近流行のフックレスリムを採用したことにより、40~45mmハイトかつリム内幅25mmという高リムハイトに太いリム幅であっても非常に重量が軽くなっております。
フックレス形状を採用することで軽量になることは勿論ですが、フックがあるリムよりも空気圧を下げることが出来るようになります。これによって、振動吸収性が大幅に向上するのに加えて、タイヤが路面を転がる際の抵抗値をも低くすることが出来ます。
ZIPP独自の新型ハブを搭載。これまでのような「爪」の方式ではなく2枚のラチェットが「面」で組みあうことで圧倒的な’かかり’のの良さを実現。従来式が3つ~6つほどでライダーの力を伝達していたのに対して、このホイールに搭載されているハブではなんと54ものノッチがあります!計算すると約6.6度に1つ引っ掛かりがあるので、踏み込んだ瞬間からパワーを伝達してくれます。
コチラのホイールは、メーカーさんで現在欠品中の為貴重な在庫となっております。
気になられた方は、是非お早めにお問い合わせください!