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当店メカニックをはじめ各所で絶賛の声が上がっている新型アルテホイール。この性能で約15万は激熱です。
by: 木村太陽

こんにちは、お茶の水店の木村です。

当店メカニックの小西がシクロワイアード様の記事にて新型ULTEGRAのホイールのインプレを行った記事が先日公開されました。

「10万円台のモデルでは価格と性能のバランスがとれている」小西真澄(ワイズロードお茶の水)

↑画像クリックでシクロワイアード様の記事に飛びます。

そんなミドルグレードの値段ながら、ハイエンドにも負けない性能を持っている新型ULTEGRAのホイールがお茶の水店ならC36,C50が揃っておりますのでご紹介致します。

SHIMANO
WH-8170 F/R

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価格

リムハイトに関わらず、全て157,300円(税込)となります。

公称重量

C36:1488g
C50:1570g

新型DURA-ACEホイールとの相違点

昨年9月に新型電動コンポーネントの発表と同時にモデルチェンジが発表された新型DURA-ACE、ULTEGRAホイール。価格が約7.5万円程違いますが、一体どの部分が異なるのでしょうか。

ハブ

両者の違いとして、まず一つ目に挙げられるのがリアハブの仕様の違いでしょう。

新DURAホイールはフリーハブにダイレクトエンゲージメントと呼ばれる面と面で接触し駆動力を伝える50ノッチ相当のスターラチェットが搭載されています。また、マイクロスプラインの採用により、使用可能なスプロケットが12S用のもののみとなっております。

それに対して、新型ULTホイールでは従来の爪タイプを採用。フリーボディもこれまでのHG仕様な為、新型コンポユーザーでは無くてもご使用いただけます。ここはほとんどのユーザーにとってはありがたく、値段と相まって手を出しやすい点の1つですね。

スポーク

外周部のリムと中央のハブを繋ぐスポーク部分にも違いがあります。新DURAホイールよりも少し太いスポークが使われており、練習輪としても使うことが出来るように少し強度を持たせていることが伺えます。また、スポークの組み方にも違いがあり、新DURAホイールではリムハイトごとにスポークの種類と組み方を変更していましたが、新ULTホイールでは共通のスポークを同じ組み方で組んでいます。

リム

空力性能や漕ぎ出しの重さに大きくかかわってくるリム形状は上位モデルと共通になります。スポークが異なるため全く同じではありませんが、各所にて大好評の新型DURAホイールとほとんど同じ空力性能を体感することが出来ます。ただ、リムを形作るカーボンのグレードを少し落としているという違いがあります。少し重くなってしまいますが値段を考えると十分軽量ですし、ロングライド派の方にとってはむしろ剛性がマイルドになり疲れにくくなるというメリットもあります。

以上が新DURAホイールとの相違点になります。個人的な意見にはなりますが、これらの変更だけで約7.5万円の差と言うのはかなりコストパフォーマンスが良いと感じます。

外観

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リムの塗装は上位グレード同様マットな仕上がり。高級感、重厚感がありとてもカッコイイです。

新型DURAホイールではロゴが目立っていたのに対し、ULTEGRAのロゴがグレーで塗装され、目立たない仕上げになっています。シックなデザインのこちらの方が好み、と言う方もいるのではないでしょうか。

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外観からするととてもミドルグレード帯のホイールと思えない程作り込まれており、所有欲を満たしてくれます。同価格帯だとスポークが首折れタイプのモノを採用しているモデルが多いですが、こちらのホイールはストレートプルスポークのため、よりミドルグレード帯であることを感じさせない造りです。

もちろん一番大切な走行性能も多数のバイク・ホイールのインプレを行っている小西のお墨付きですので、間違いありません。

最近主流になりつつあるチューブレスに対応しており、最初からチューブレス対応のリムテープが巻かれてくる点も嬉しいところ。タイヤの推奨幅は25~32Cとなっております。

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ヒルクライムをメインで楽しまれたい方は軽量ながらも空力性能を失わないC36、ロードレース・ロングライド等にオールラウンドに使える1本が欲しいという方にはC50、トライアスロンやタイムトライアル等に出られる方にはC60がオススメです。

いかがですか?新シーズンに向けてホイールのアップグレードを考えられている方、お早めにご相談下さい。