エアロロード・トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2022/11/14 12:24
こんにちは!お茶の水店スタッフの高橋です。
突然ですが皆さんは自転車のカスタムで一番効果があるものと言えば何を思い浮かべますか?
個人的には見た目を変えてくれるだけでなく、走行性能も引き上げてくれるホイールの変更だと思います!
今回は愛車の性能や見た目を高めてくれる大人気のオススメのホイールが残り僅かとなっていますのでご紹介致します!
目次
ZIPPといえば、今現在もアメリカ・インディアナポリスに拠点を置き、MADE IN USAでエアロダイナミクスを突き詰めるコンポーネントブランドとして有名です。主軸となるホイール群はハイエンドのNSWを筆頭に、上級モデルのFirecrestなどがトップチームに愛用され、その性能を磨き上げてきました。実際にロードレースでは有力選手を多く有するモビスターが使用していたりいます!また、ハワイで行われるトライアスロン世界選手権では、記録に残る2006年から2019年に至るまでの13年間、ホイール使用率No.1ブランドとしての地位を固めているブランドとして有名です!
ZIPP404はリムハイトが大迫力の58mmハイト!このリムハイトによって平地では他の追随を許さない速さを手に入れられるでしょう!またそれだけでなくこのリムハイトのホイールはバイクをよりレーシーな見た目にしてくれますね!
私自身これまで
・Campagnolo BORA ULTRA 50
・MAVIC COSMIC CARBON SL
・ENVE SES 4.5
を使用して走ったことがあるなかで、リムブレーキ仕様かつハブも異なる77/177を採用したモデルですがZIPP 404 Firecrestはリムの剛性が高く反応性に長けており、巡航性能も58mmハイトと後述する加工からエアロ効果がとにかく高く、後ろから押されているが如く進む一番速いホイールであると感じています!
今回ご紹介しているDISC仕様のモデルはまだ試したことないですが、リムブレーキのモデルより更に改良されているので速さに疑いの余地はないかと思います!
こちらのモデルは近年話題になりつつあるフックレスリムを採用しております。上の画像の通り普通のものと比べるとタイヤを引っ掛けるビートが無い点が特徴です。
それによって、リムの軽量化やエアボリュームの増大、シンプルな形状になることにより頑丈なリムウォールを作ることができるなど数多くのメリットを得ています!
ホイールの重要な部分であるハブにはZR1というものを採用しています。こちらのハブは66ノッチと非常に細かくかみ合ってくれるのが特徴で、これだけノッチ数が多ければ、踏んだパワーを瞬時に駆動力に変換してくれるので瞬時のアタックにも対応することができます。また、ベアリングも耐久性が高くなり、ベアリング部分を覆うシールの部分も前作からアップデートされたため、悪路であっても安心して走れます!
ZIPPのホイールと一目でわかるこの加工!この加工こそZIPPがエアロホイールの王道と言われる所以の加工でディンプル加工と言います!具体的にはゴルフボールのような表面に加工することで、空気を整えながら後ろに流すため空気の抵抗感を少なくすることができる技術です!このディンプル加工がされていないゴルフボールだと加工されているモノの約半分程度も飛ばないという研究結果もあったりします!
「それならなぜそんなに効果があるのに、他のメーカーのホイールにはディンプル加工を採用しないの?」と思われる方もいるかと思います。(実際自分も前まで思っていました…)
実はこのホイールのリム表面にディンプル加工を施す技術はZIPPの特許なのです!ですので安易に他社のホイールには同様の加工を施すということができなかったりします。余談ですが、もし特許でなかったらCampagnoloやMAVICのホイールにもディンプル加工が主流になっていたかもしれないですね。
モデル:ZIPP 404 FireCrest DISC
リム:リム内幅:約23mm、リム外幅:約27mm、ハイト58mm、チューブレスタイヤ専用
フリーボディー:シマノフリー用
前後重量:1,450g
価格:¥345,400(税込み)
いかがだったでしょうか?とにかく速いホイールが欲しい方にもってこいの一品となっており、ロードバイクには勿論TTバイクにおいても遺憾なくその性能を発揮してくれることでしょう!
残り1点となっていますので気になった方は是非お茶の水店まで、お早めに!!