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お尻の痛みのトラブルにお悩みの方必見!SQlabサドル Ergowaveのご紹介です!
by: 高橋藍生

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こんにちは!お茶の水店スタッフの高橋です。
突然ですが、皆様は今のライドで何かお困りなことってありますか?
私高橋は以前まではある悩みに直面していました…。
その悩みとはズバリ…
サドルに長時間乗っていることから来る痛みです!!
短距離なら何ともないのですが、100キロを超えるライドとなるとどうしてもお尻の辺りから痛みが出ていました…。
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これまで何種類かのサドルを試してきて、アスチュート SKYLITEというサドルに巡り合うことが出来ましたがまさかのアスチュートの関連企業がイタリア国内の破産法の適用を受けた影響で、新たな生産が出来ない状況に…。
急に倒産した会社の社員のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
またしてもサドル沼に突入してしまいましたが、とあるサドルに試乗させて頂ける機会があったので乗ってみたところ、アスチュート以来の衝撃を受けたものがありました!
今回は自転車に乗られている皆さまも直面したことがあるかもしれないサドル沼を解決しうるサドルをご紹介いたします!

自転車に精通している医療専門家とともに作り上げたSQlabのサドル

医師とともに開発、ドイツのアクセサリーブランド「SQlab」日本上陸 | サイクルジャパン

SQlabというブランドを皆さまはご存知でしょうか?
「知らないよ!」という方のためにご紹介させていただきますとドイツのパーツブランドでサドル、グリップ、ハンドルバーなど人間工学に基づいたバイクパーツ・アクセサリーを数多く展開しています。
1992年、Tobias HildがミュンヘンでAmazing Toysという名称のブランドでMTB用パーツの販売を開始し、当時Tobias Hildはモトクロッサーを駆り、MTBでダウンヒルにも熱中していました。しかし、不運にも大きな事故に遭遇し負傷してしまいます。回復後もライド中にしびれを感じるようになってしまいました
それをきっかけに人間工学への興味が湧き、2002年自転車に精通している泌尿器科医のStefan Staudte博士と知り合います。彼にそのしびれについて相談することで解剖学の詳細な知識に触れ、自身が抱えるような問題を解決する製品が市場には必要でそれを開発する糸口につながりました。
座骨間の距離の計測に着眼し、Stefan Staudte博士と共にサドルメーカーとして初めてサドルの計測システムを開発しますが、それは現在いくつかの他のメーカーでも採用されています。
同年、前立腺患者向けに開発された分割サドル「Hobson asyseat」の販売を開始。2003年正式に社名をSQLabとし会社を設立します。
そして今日では多くの選手・チームなどのプロサイクリストをサポートし、得られたフィードバックは製品開発のヒントとなっています。

“ステップサドル”と呼ばれるデザインの採用

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SQlabのサドルの特徴、”ステップサドル”と呼ばれる基本デザインで設計されています。上図のような形状で、前端部分と後端に高低差があります。
ステップサドルの利点は、低いノーズによって骨盤もしくはその付近にある血管・神経への圧迫を避ける形状となっています。
ライド中、血管・神経への圧迫が続くとライダーはしびれを感じ、これが長時間、継続的に起こることで機能障害や健康を害する原因につながります。
後方の高くなっているセクションはライダーを支え、より確かなパワー伝達を可能にします。


また、人間が座るとき、座骨は体の体重を支え高い圧力に耐える機能を持っています。自転車に乗る際も同様ですが、前傾姿勢を伴うスポーツバイクの場合、会陰部・恥骨にも体重がかかることになります。会陰部の神経と血管のネットワークは、肛門から生殖器を経由して上部の恥骨弓に達しています。これらへの荷重は避けることが重要で、ステップサドルのノーズを低くしたデザインは、会陰部と恥骨への圧力を均等に軽減することができます。


SQサドルは座骨の幅を測定し、用途(姿勢)に最適なサドルサイズを選ぶことが重要です。SQlabには座骨の間隔を計測するスツールがありますが、単純に背筋を伸ばして座った時の座骨の間隔を測るだけでできますので非常に簡単です。そこから、バイクへの乗車姿勢が起きていればいるほど実測の座骨幅に数値をプラスしてサイズを選択します。TTポジションのように極めて前傾がきつい姿勢の場合は+0cm、上半身がやや起きたリラックスポジションでは+3cmといった具合です。

トライアスロン用サドルも展開!

SQlabはロード用はもちろん、トライアスロン用サドルのERGOWAVEも展開しております!
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上記のような通常のトライアスロン用のサドルですと先端部分に恥骨が当たってしまい距離が伸びるにつれて痛みが出てしまう方やペダリングの妨げになってしまう方もいらっしゃるのですが、
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SQlabのERGOWAVEですと丁度窪んでいる場所に骨盤部分を乗せるように設計されており、前方が傾斜していますので恥骨が当たらず痛みが発生しにくくなっています!それだけでなく、やや前乗りできるようになっているため下記のように別売りのボトルケージ台座アダプターを進行方向側に倒して設置できるようにもなっています!

また、サドルの専用台座にボルト2本で固定することで、より安定して固定することができます。3カ所のボトルケージ固定台座があり、センターに1つもしくは左右に2つの取り付けが可能です。収納したボトルは進行方向に傾き、ボトルの取り出しが容易になるほか、走行中に落とす心配も無くなります!

実際に購入してみて

ここまでSQlabのサドルをご紹介してきましたが良さをもっと理解してもらえるよう、私高橋が購入し乗った時のインプレを軽く紹介したいと思います!以前はプロロゴDIMENSIONというサドルでしたが、プロロゴ DIMENSION(ホワイトブラック)
冒頭でも少しふれたように100キロを超えてくると恥骨の辺りが痛くなってきてダンシングを気持ち多めにしないといけないほどでした。その後今回ご紹介しておりますもののサドルレールがカーボンモデル版、SQ-LAB SADDLE 612 ERGOWAVE CARBONに換装して榎本牧場までの往復150キロ程のライドをしてみました!
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改めて乗った時の印象としては窪んだ位置に乗せる事からお尻の位置がほぼ固定されるので最初は細かなサドル位置の調整こそ必要なものの、定まってしまえば100キロを超えてきてもお尻の痛みを感じなくなりダンシングで休憩しなくてもよくなりました!また重量の面でも購入したモデルがカーボンレールのモデルと言う事もあって軽量に仕上がっており、バイクを横に振っても引っ張られるような感覚はありませんでした!

商品詳細

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・Saddle 612 Ergowave S-Tube(ロード用
レール:S-Tube
幅:120mm
価格:¥20,900(税込)

・Saddle 613 Ergowave S-Tube(トライアスロン用
レール:S-Tube
幅:110mm、120mm、130mm
価格:¥27,500(税込)

愛車でのライドを快適なサドルにしてみませんか?

カップルでサイクリングをしているイラスト
現在サドルの痛みにお悩みの方に是非ともおススメしたいサドル、SQlab。当店では試したスタッフが自分含めて2人いるのですが、全員が購入しています…!自分以外だと店長の桂川は「今まで多くのトライアスロン用のサドルをを試してきたが間違いなく1番良かったサドルであった」というほどのものです…!
このサドルで快適なライドにして今まで以上に愛車で色々な所へ行かれてみては…?気になった方は是非お茶の水店まで!