エアロロード・トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2023/09/04 21:24
こんにちは、お茶の水店の木村です。
今年のジロとツールを制覇し、現在開催されているブエルタにおいてもライバルに対し優位に立っているTEAM JUMBO VISMA。彼らの大立ち回りを支えるRESERVEのホイールがついに入荷してまいりました!
目次
リムハイト:F52mm、R63mm
内幅:F25mm、R24mm
重量:DT180ハブで1475g
推奨タイヤ幅:28c~35c
【価格】
・DT 240:¥365,000(税込)
・DT 180:¥434,500(税込)
ハブのグレードによって価格が異なります。今回はそれぞれ1セットずつ入荷しております。
エアロダイナミクスに精通し、S5など多くのレーシングバイクを世に送り出しているCERVELO。より良いバイクを生み出すためにより良いホイールを求める彼らが、MTBホイール界で高い評価を得ているRESERVEへと共同開発の話を持ち掛けたことは、驚くことではありません。RESERVEのエンジニアはこのホイールの開発にあたって、全米を回り各地の風向き、風速などのデータを収集しました。このデータから、風洞実験の際に実環境を再現して実験を行うことが可能になったことで、より正確な実験結果を得ることが出来ました。このような地道な作業こそが、ホイールが生み出す乱流をも計算に入れたエアロホイールの誕生に結実したのです。特徴的なのは前後でリム高だけではなく太さも違うというところ。28cのタイヤを取り付けることで空力が最適化されるようです。
RESERVEは「52/63は、ロードホイールのエアロダイナミクスの進化におけるマイルストーンとなる。」と主張しています。
優れた機能を持つ製品には、どこか気品があふれるもの。このRESERVEホイールも開発時にはデザインは考慮されず、ただ空力のみを優先して開発が行われているはずですが、2023年のデザイン・アンド・イノベーション賞を受賞しています。審査委員は、このホイールセットについて「52/63によって、RESERVEはエアロダイナミクスデザインと開発の新時代を切り開くエアロホイールセットを開発した。」と述べており、優れたエアロダイナミクスと精巧なデザインのどちらも高く評価されていることが分かります。まさに「機能美」という言葉がぴったり合うホイールでしょう。
突然ですが、この記事を読まれているアナタは「世界最速だが、バイクのハンドリングがピーキーになるホイール」か「空力は前者に劣るもの、安定性が高いホイール」のどちらかを選べと言われたら、どちらにするでしょうか。おそらく、一部のプロレーサーを除いてほとんどの方が後者を選択するのではないかと思います。たった2つの車輪で地面と接するロードバイクにおいて、安定性は最重要ともいえるファクター。RESERVEは52/63ホイールを開発し、この両者の良いところどりをすることに成功しました。前述のとおり、実世界のデータを基にした緻密な計算から生み出されたリム形状は、ライダーに世界最高峰の空力性能と安定性の両方を提供します。
写真はJUMBO-VISMA公式サイトより引用。RESERVEがサポートするJUMBO-VSIMAは現在ロードレースにおいて、最も強いチームの一つであることは疑いようがありません。自転車機材の良いところの一つとして、テレビの向こうにいるあこがれのあの選手と全く同じ機材を使うことができるという点があると思います。ぜひRESERVE 52/63を履いて、JUMBO-VSIMAの選手のようにさらなる速さを手に入れてみてください。