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2024/06/20 12:38
こんにちは。
今回は、SCOTT FOIL。SCOTT FOIL RC 30をご紹介。
目次
価格 : ¥770,000(税込)→¥616,000(税込) 20%OFF!
サイズ : Mサイズ (身長170cm~180cmの方向け)
2021年に行われたUCIの規定改正。
これにより従来のフレームよりも更に空力性能を向上させたフレームを設計することが可能に。
TREKの新型MADONEなど、様々なメーカーから新作エアロロードが続々とデビューしていますね。
もちろんこの新型FOILも、空力性能の大幅な向上を成し遂げています。
フレーム設計時の風洞実験。
SCOTTはフレームのみならず、コンポーネント、ライダーなども含めました。
走行時の状態にすることにより、机上の理論を「理想値」ではなく「実測値」に。
新UCI規定内で空力を最大限良くしようとした結果、前FOILと新FOILを同じパワーで40km漕いだ場合、1分18秒も速く新FOILがゴールします。数秒を争うライダーは勿論、ロングライドなどでもパワーの節約につながるため多くのライダーが恩恵を受けられます。
理想値を現実にしたのがこのバイクの凄みです。
前モデルに使用できたCreston ic SLがブラッシュアップされ、性能が向上。
・風洞実験を行いスリム化で空力性能が向上。
・バイク全体の空気抵抗の削減に貢献。
・剛性も改革され、ドロップ部の剛性が強くなりアグレッシブに。
ブラケットやトップバーを握り比較的軽い負荷の下ではより柔軟に。
ドロップを深く握りライドの強度が上がった時には、全出力をフレームに伝えるため高い剛性が発揮されるようになっています。
この辺りは、カーボンの積層の変更などによる剛性の調整が得意なSCOTTエンジニアたちの技術力がなせる業と言ったところでしょうか。
最新技術をパーツにも継承し、戦闘機のような仕上げに。
最近のカーボンフレームには殆ど用いられているカムテール形状。
最初にロードバイクに取り入れたのはSCOTTのエンジニア達なんです‼
この新型FOILからはエアロロードのパイオニア。
自らを”CARBON EXPARTS”と呼ぶSCOTTのエンジニア達の矜持が見て取れます。
FOILのハイエンドフレームやADDICT RCのミドルグレードに用いられていたのがHMX。
硬すぎるといったことはなく素早い反応がとても良いです。
今作ではカーボンレイアップの改善、カーボンピースとジョイントの数の削減、シートステーやシートクランプなどの細部へのこだわりにより、剛性を犠牲にすることなく重量を削減しました。
剛性×軽量×空力の極上仕様バイクです。
快適性が向上した要因はシートステーとシートチューブの接合部の形状変更など様々。
ですが、最も注目すべきなのはシートポストの形状変更でしょう。
細いシートポストにをエラストマーをかませるタイプを採用。
前側のシートポスト部が細くなることでしなりやすくなり快適性が向上します。
高い空力性能を損なわないよう、シートポスト部に内蔵できるリアライトも別売りであります。
とても便利そうなので新型FOILをご検討されている方には是非お勧め。
極限までの軽量化を求める方のために、全て一体化された通常のシートポストもラインナップされる予定です。
パーツ一つに隙のない設計で快適な走りを実現します。
より速く、より軽く、より快適に進化した新型FOIL。
従来のエアロロードバイクを凌駕する空力を持ち、あらゆるライダーに愛され高評価を得ています。
チームDSMのプロ選手たちがグランツールの超級山岳コースで使用し、登れるエアロロードとしてかなりのオールラウンドバイクに仕上がっているのは間違いありません。
前作もエアロロードながらダンシングやクライムが非常に軽く、かなりオールラウンドバイクよりの味付けだったためここは変わってないようですね。
コンポーネントには105 Di2を。
電動変速機によりさらなる快適走行が実現。
ボタン一つで変速できることが、乗り手のストレスを軽減します。
乗り手の負荷を軽減、走行に集中でき、確実な変速が可能。
スプロケットはワイドレシオに。
エアロロードとしても、オールラウンドバイクとしても使えるバイクになっています。
購入後そのまま走っていただけるスペックです。
プロ選手のように坂道に対応できる、ロマン溢れる仕様ですね!
ステム・ハンドルを専用をより軽量な一体型ハンドルへ変更することが可能。
仮想ステム長やハンドル幅については、バイオレーサー施工後に決定されることをお勧めします。
快適性重視の分割構造のシートポストを一体型の物に変更することが可能。
エラストマー点以上にシートポストを下げることが出来ません。
それ以上下げたい方はシートポストの変更が必要になります。
DSM選手はこのポストに交換している者が多数。
サドル高の自由度が増す他、分割型と比べて軽量になるメリットがあります。
分割型のシートポストを使用される方には、シートポスト埋め込み型のリアライトもおすすめです。
空力性能を損なうことなく、安全性を高めることが出来るのでかなりよさそうですね。