エアロロード・トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2024/06/21 14:42
みなさんこんにちは、ワイズロードお茶の水店 関です。
今回は先日行ったバーチャル エベレスティングの様子をご紹介します。
EVERESTING(エベレスティング)とは、世界最高峰であるエベレストの標高、8848mと同じだけ自転車で登ろうといいうイベントです。
ブルべと同じようにエベレスティングを認定してくれる団体があるので、達成したら申請すると達成者として承認されます。
挑戦から認定まですべて無料ですが、達成するとフィニッシャージャージを購入することもできます。
エベレスティングを認定されるにはいくつかのルールがあります。その中から主要なものを紹介します。
・STRAVAで記録する
・獲得標高はSTRAVAの同一セグメントで記録する(同じ峠を行ったり来たりする)
・制限時間はなく、補給、休憩は自由。ただし寝てはいけない。
などなど。実際に挑戦する場合は細かいルールもよく確認しましょう。
実際に挑戦した時のブログがコチラ。
氷点下での挑戦でボトルも凍って死ぬかと思った、むしろ死んだ方がましなくらいつらい挑戦でした。
冬以外でちゃんと準備すればそこまで苦しむことはないと思うのでご安心を。
エベレスティングはZwiftのバーチャルサイクリングでも挑戦できます。
現在STRAVAのイベントが開催中! 2024/6/30まで! 自分も数日前に知りました、、、
STRAVAとウエアメーカーLe Colのコラボイベントで、8848m走ると、なんとジャージがもらえるらしい!
(ストラバのイベントなので上記のEVERESTINGとは直接関係ありませんがやることは同じですね。要件を満たせばEVERESTINGに申請することもできます)
今回のイベントは、、
・実走でもZwiftでもOK
・EVERESTINGと違い、同じセグメントでなくてもOK
・(STRAVA有料会員なら)1ライドで8848m登れば無償で、何回かのライドの合計で8848m登れば割引価格で限定デザインのジャージを入手できます。
*その他ルールは要確認
まさか今年2回目の挑戦をするとは思っていませんでしたが、、、
今回はこれに挑戦してみたいと思います!!
まずは補給食の買い出し。
ぶっ続けで漕ぎ続けるので、大量のカロリーが必要です。しかもだんだん固形物が食べられなくなってくるので消化にいい物や簡単に作れるものを選びます。
オススメはカップ麺、ゼリー飲料、一口サイズのお菓子、コーラ、などなど。
消化に良くて、ぱさぱさしてなくて、カロリーがあるものを選びましょう。
カフェイン飲料は必須です!
実走のエベレスティングと違い、いつでもキッチンで食事を作れるので用意する食料は少なめ。
ローラー台の準備も忘れずに。
ローラーはSARIS H3。ダイレクトドライブのローラーは駆動音がめちゃくちゃ静かですが、下にゴムのシートを何重にも敷いて騒音対策。エベレスティングでは一日中漕ぎ続けるので近所への配慮も必要です。
これで隣で寝ていても気づかないくらい静かになりました!
バイクに汗がかからないようにタオルでしっかりガードして、ドリンクや補給食、エアコンのリモコンなどを手の届くところに用意します。
早朝3:30に起きて4:00から登頂開始!
今回コースに選んだのはFranceワールドのモンバントゥ、通称死の峠を上ります。
一度に1約500m登れるので、5回と2/3回上れば達成です。
ところがこの峠、終始10%の勾配があり、めちゃくちゃペダルが重い!!
ギアは50-34T 11-28Tなのでごく一般的ですが、実走よりも重く感じます、、
このままでは走り切れそうにないので、、
急遽他のバイクからパーツを外して、50-32T 11-34Tの超軽ギアに交換。
ギア比0.94の激坂仕様!
たらたら走る事3時間以上。ようやく頂上が見えてきました。
スタートから207分、ようやく1本目、20kmで1535m登りました!
寝不足もあり朝はとても気持ち悪くて全然パワーが出ませんでした、、、
Zwiftなら下りは自動で進むので休憩することができます。30分でスタート地点まで戻ってきました。
走っている人数が少ないこともあり、KOMジャージをGETしていました。
KOMジャージはルートごとに違うようですが、ヤギのデザインは初めてです!
10:30 獲得標高2500m。
開始から6時間以上かけてまだ1/3にも届きません、、
ここで一度ごはんとお風呂休憩。
すぐに食事やお風呂に行けるのはZwiftのメリットですね。
18:00。5000m。すでに開始から14時間。ようやく半分を切りました。
昼になると少しづつ体調も良くなってきました。
早めに1回目のカフェインチャージ。
補給食も食べますが、おなかが痛い。
運動の暑さと、エアコンの寒さと、運動そのものによって超消化不良!めちゃくちゃおなか壊しました。
20:10ようやく獲得標高6000m。もうすぐ4本目が終わります。
一本1500mを半分づつ休憩しながら登り、2本に一回お風呂に行きます。
パワーは集中できている時は120~150W 疲れてくると100Wくらいで漕ぎ続けます。
この日はお尻にニキビみたいなのができて痛くて痛くて集中できませんでした。
足の疲労はなんとかなりそうですが、ペースが遅く、全然進まないのが苦痛。どんなに速くても0時までには終わらないのが確定しているので絶望。
画面度見ていると全然進まず絶望するので目をつぶったり、動画を見て気を紛らわします。
松山店の常連さんのミカン農家さんに頂いたミカンジュースを飲んでビタミン補給!
手も痛くなってきました。バーテープの下に巻くゲルを仮置きして耐えます。
尻も痛いので軟膏などを定期的に塗ります。
ふわふわのサドルカバーを使っていましたが、体重の圧が痛いわけではないのでカバーは無い方がマシなことに今更気づきました、、
深夜1:10 5本目終了。 あと1200m!
3:43 開始から24時間を目前についに8848m達成!!!
誤差があるといけないので念のため8888mまで上って終了します。
疲れたー 尻痛いー
サッと風呂に入って寝ます。
7時間後には仕事です、、、
翌日データを確認。
無事ストラバにもアップロードできていました!
24時間でモンバントゥを6回近く上るなんて狂気じみていますよね、、
Zwiftでも「エベレストだ!」バッヂをゲットしました!!
無事にチャレンジを達成したので、STRAVAアプリや送られてくるメールからジャージプレゼントの申請をする事ができます。
申請フォームに必要事項を入力。1回で達成したので「single」で進みます。
入力して進むと申請はいったん完了。また1週間以内にデータをチェックして連絡が来るそうなので、今はに待っています。
今回はZwiftでエベレスティングに挑戦しました。実走と一長一短ありますが、Zwiftの方が気軽に挑戦できるかもしれません。
Zwiftでのメリットは、
・すぐに食事や休憩ができる
・事故に合わない
・下りは漕がなくてよいので休憩できる
・休憩時にしっかりマッサージなどができる
・天気や気温を気にしなくてよい
・動画やTVが見れる
・姿勢がラクで体にやさしい
などなど、
反面、
・とにかく飽きる
・進んでる実感がない
など、バーチャルならではの退屈さはどうしてもあるし、達成の喜びも絶対に実走の方が大きいはず。
個人的にはつらさや準備の大変さも含めて、実走の方が自然や体力の限界に挑んでる感じがして、生きている実感がして好きでした。
ですが多分もう二度とやることは無いです(笑)
エベレスティングはめちゃくちゃ厳しい挑戦ですが、達成感は普通のヒルクライムの比ではありません!!
体力、技術、精神力、すべてが問われます。
もちろんロングライドやエベレスティングには体とバイクの準備が欠かせません!
必要な装備やメンテナンス、カスタムはお気軽にご相談ください!!
まだあと9日くらい残っているので皆さんも是非挑戦してみてはいかがでしょうか??
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当店でのメンテナンスは予約制です。お電話・店頭でご相談の上ご予約ください。
現在、おかげさまで多くのご依頼を頂いておりますため納期がかかる場合がございます。
状況により、自転車をお預かりすることができない場合がございます。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、作業の可否、価格、納期等お気軽にご相談くださいませ!
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