COOKIEなし
エアロロード・トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2025/01/05 20:12
こんにちは!お茶の水店、サカグチです。
UAEのポガチャル選手が愛用し、数々のレースで実績を残したことで人気爆発中のホイールブランド、ENVE。今回ご紹介するのは同社のハイエンドホイール、SESシリーズの6.7です!
対応タイヤ幅:25C~
リムタイプ:フックレス
ブレーキタイプ:ディスクブレーキ
リムハイト:F60mm,R67mm
前後重量:1,457g
フリーボディ:シマノ HG用在庫あり。
価格:¥499,950(税込)
SES6.7はシリーズの中で最速のホイールとされています。上のグラフを見るとSES7.8が最も空力に優れているように見えますが、ヨー角が10°の際は6.7が上回っており、全体的なワットの差も0.5W未満。6.7と7.8の重量差が約200gあることを考えると、最速のホイールは6.7と言えるでしょう。
通常、空力に優れるホイールはリムハイトなどの関係で重量が重くなりがちですが、6.7は前後重量が1,457gとかなり軽めになっています。4.5が1,432gなので、僅かな重量増といえますね。リムの重量もフロントが430g、リアが449gとハイトのわりにかなり軽量。傾斜面程度の登りであれば難なくこなすことができるハズです。
なぜ重量にあまり差が無いかというと、リムの幅を狭くしているから(4.5よりも2mm程狭い)。といっても、内幅23mm、外幅30mmなので他社と比べればむしろワイドな幅ではあります。
先程のグラフを見た方はお気づきかもしれませんが、4.5と6.7は32kph時での空力はかなり近い性能になっています。48kphでは流石に6.7が上回りますが、1,2W程度の差です。そう考えると重量が少しでも軽い4.5がベストではないかと感じるかもしれませんが、数値のデータ以外の要素を考えると一概にそうとも言い切れません。
まず、踏み込んだ際の反応性は6.7に分があります。ハイトが高くなるとスポーク長が短くなり、より撓みにくくなる為。また、巡航速度の維持も4.5より行いやすいでしょう。リム重量が少し重くなる分、慣性が働くことで失速しにくくなります。
空力(32kph):SES6.7≧SES4.5
空力(48kph):SES6.7>SES4.5
重量:SES6.7<SES4.5
反応性:SES6.7>SES4.5
巡航:SES6.7>SES4.5
快適性:SES6.7<SES4.5
横風耐性:SES6.7<SES4.5
まとめるとこんな感じでしょうか。個人的な主観も含まれますので、あくまでご参考程度に。
いかががでしたでしょうか。在庫は1セットのみとなっております。気になる方は是非お早めに!
以上、サカグチでしたー