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ディスクブレーキ主流の今。シンプルでコスパが良いリムブレーキロードレーサーはいかが?
by: 櫻井 竜

こんにちは、お茶の水店の櫻井です。

最近の主流はディスクブレーキですが、今回はリムブレーキの車体を紹介します!

KHODAA BLOOM 
FARNA 105

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サイズ:500 (170cm前後)

カラー:WHT

価格:¥158,928 (税込)

11速 105

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1世代前の11速の105。個人的に12速105よりも全体的な仕上げが綺麗な印象。改めてみると結構カッコいい。

他ブランドではコストカットのため、クランクやブレーキなどのパーツをサードパーティー製のもので組むことが多いのですが、こちらの車体は全てシマノ製のパーツで組まれています。

万が一壊れた場合の部品交換、修理、消耗パーツなどが入手しやすい!

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特にブレーキは命を守る大切なパーツ、引きも軽くストッピングパワーも充分な105ブレーキが最初から取り付けてあります。

ディスクブレーキに比べて調整やシュー交換などのメンテナンスがやりやすいのもメリットです。

SHIMANO RS300

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完成車に多く採用されているのはSHIMANO RS100。しかしこちらはSHIMANO RS300。RS100と比べるとスポーク本数が少なく、薄く平らなエアロスポークを採用し、折れにくいストレートスポークにすることで強度を高めたホイールです。

この価格帯の完成車にしては良く走りそうなホイールが付いています。KOHDA BLOOMのこだわりが感じられます。

ポジション変更も簡単!

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乗り慣れてくると変えたくなるのがライドポジション。最近は専用品やハンドル内装などで見た目はスッキリしましたが簡単にパーツの交換が出来なかったり、使えるパーツの選択肢が少なかったり……

ワイヤーが外に出ているのでステムやハンドルの交換が簡単!付けたいパーツの規格が合えばほとんどのパーツは取付できるかと、もちろん例外もあります。

ディスクブレーキ主流の現在にリムブレーキを選ぶワケ

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スポーツ自転車の主流は間違いなくディスクブレーキです。簡単にディスクとリムのメリットとデメリットを思いついただけまとめてみました。

ディスクブレーキのメリット
・制動力が高い
・太いタイヤを入れることが出来る
・ホイールサイズを変えられる
・引きが軽い(油圧式)
・ケーブルが外に見えないので
 見た目がすっきり(フル内装フレーム)

リムブレーキのメリット
・調整、消耗部品の交換が簡単
・軽量
・セルフメンテナンスがやりやすい
・出先のトラブルに強い
・ホイールの着脱がラク

ディスクブレーキのデメリット
・音鳴りがする
・調整が難しい(リムブレーキと比べて)
・ポジションを頻繁に変えられない
 (フル内装フレーム)
・パーツの摩耗に気づきにくい

リムブレーキのデメリット
・雨や泥が詰まる(制動力が落ちる)
・最新のリムブレーキ用ホイールを
 作っているメーカーが減ってきた
・空気抵抗が増える(ワイヤーが外に見える為)
・リムが消耗する
・長いブレーキングで熱を持つ(長い下り坂)

ざっとこんな感じでしょうか、

どう使いたいかで選ぼう!

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高い制動力や、フル内装で見た目をスッキリさせたい方最新の高級ホイールを使いたい方はディスクブレーキがオススメ!

ディスクのメリットでホイールサイズが変えられるというのは700cから650bに変えられるということです。より太いタイヤで快適に走りたい方や、グラベルに行きたい方など遊びとしての自転車。通勤、通学で雨の日にも使うならディスクブレーキがオススメです。

輪行をしていろんなところに走りに行きたい方、雨の日は乗らない方、自分でメンテナンスやパーツの交換をして楽しみたい方はリムブレーキがオススメです!

いかがでしたでしょうか、簡単にメリットとデメリットをまとめてみましたが、参考程度にお考え下さい。

自分の目的に合う自転車を選んで楽しい自転車ライフをおくりましょう!