エアロロード・トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2019/04/19 17:10
お茶の水店で働かせて頂いて早くも二カ月。
ド派手な高級マシンや特殊な形をしたフレームが並んでいる店内を見ると、
自分も負けじと派手な物を作りたくなります山本です。
というわけで、
乗らなくなって放置していたカーボンTTバイクを
無理矢理電動化してみました☆
スポーツバイクには電動編変速システム(Di2)に対応しているフレームと
そうでないフレームがあります。
昔のロードバイクなんかは当然対応していません。
ですが中には非電動フレームを電動化している方はいます。
コードをフレームの外に出してダウンチューブの下にテープで配線を貼っている方がほとんどです。
何故なら、、
非電動フレームはコードがフレームの中を通らないからです。
機械式のワイヤーが通る小さな穴しかありません。。
無線変速のSRAM ETAPなんかもありますが
面白味がありませんね!!(笑)
そこで僕は馬鹿な事を考えました。
(穴を拡張しよう!!!)
早速リューターで穴を拡張!!
ここでの注意は、電動ドライバーは使わないこと。
大きな力でがりがり削ると バキっ!!
っと割れる危険があります。
あくまでも少しずつ削る感じで穴を拡張するイメージ。
コードが通る位の穴の拡張ができました。
これでBBまでコードを持っていけばダウンチューブの配線は完了!!
と、ここで厄介な事が、、、、
汚くてすみませんBB内部です。
BB内部に穴が無い、、
Di2にする場合、BB内部にジャンクションBを詰めたり、ここから引っ張って配線したりと、いわば配線の中枢。
しかしここに穴が無いとすると、、
まあこれは想定内。
それを解決するのがコレ。
SM-JC40
実はこれを使うとジャンクションBだけ外装にできちゃうんです。
写真下の左の物も同じジャンクションBです。
こちらは内蔵用。
フレームの中に入るのでかなり小型に出来ています。
そしてこのジャンションBを取り付ける!
元々ついているワイヤーの受け皿を取って同じ要領でくっつけるだけで
ジャンクションB設置完了!
そして次にバッテリー。
バッテリーにも内蔵用と外装用がありますが、どうせなら内装が良い!!
という訳で、
本来フロントディレイラーのワイヤーが通る穴を拡張!
ここの穴にはバッテリーとフロントディレイラー用のコードを
通すので大き目に拡張。
2本のコードを通すことが出来ました!!
ここからシートチューブをたどってシートポスト内のバッテリーと
プラグイン!!
いよいよ終盤。次にリアディレイラー。
と、思ったのですが、どうにも拡張できるほどの穴がありません、、、
ここにきてリアディレイラーの配線だけ外に出すのは妥協感があって
悔しいですが
ここはあきらめるしかなさそうです。。
新たに穴を開けるのも考えたのですが、それは危険です。
新規の穴はそこからひびが入る可能性があります。
あくまでも拡張程度で、最低限の加工で。
ここはタイラップで留めてタイラップとコードはホワイトマーカーで塗るかあ、、
山あり谷ありで何とかフレームの配線は完了!!!
一度穴を拡張したフレームは2度と機械式で組むのは不可能です。
これはあくまでも自己流で、真似する場合は自己責任で!!
てか真似しないように、、、(笑)
ちなみにハンドルがこちら!
こちらも配線が見えない様に工夫に工夫を重ねました。
下から出ているのはブレーキワイヤーです。
最近のスポーツバイクは配線やワイヤーが見えないのが
スリムでカッコよく、美しいです。
更に信じられないかもですが、配線やケーブルはかなりの
空気抵抗でもあります。
そのことからほぼ配線が見えない様に加工しました。
自慢のハンドルです!!
今回の加工で勉強にもなりましたし、
何より楽しかったです!!!!
以上!!山本日記でした。