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2026/06/06 11:00
一昨年TREK EMONDA SL5を完成車として購入した後、純正タイヤに不満ですぐ交換したPIRELLI P ZERO ROAD。
結構気に入っていましたが、2年経ってさすがにヒビ割れが目立ってきたので交換することにしました。どうせ換えるなら最新モデルに!ということで選んだのがこちら。
目次
700×28C BLK/BLK ¥7,920-(税込)
国産の雄パナレーサーが新たに送り出したハイエンドモデル。前作アジリストは軽量な分、耐久性に難があるという声も一部で聞かれました。エージーゼロはアジリストの転がりの軽さと高いグリップ力を維持しつつ、耐貫通パンク強度を6%以上向上させているとの触れ込みですが、どんな仕上がりになっているのでしょうか。
最近のパナレーサーのタイヤは、箱にタイヤ幅参考表が印刷されています。ロードレーサーのリム幅が広がり、新ETRTOの標準である19mmを超えるリムも珍しくない今、「〇〇mmのリムに〇〇Cのタイヤを履かせると実寸〇〇mmになる」というのが簡単に分かるのは、とても便利ですね。
700×23/30 48mm ¥1,733-(税別)

タイヤと同様に劣化しているはずなのでチューブも交換します。普段は手頃なIRCやブリヂストン、定番のシュワルベ等を選ぶことが多いのですが、今回は訳あってピレリを選択。
HI-FLOW CORES FOR PRESTA STEMS SIL ¥1,496-(税込)
個人的にハマっているクリックバルブ。空気を入れる度にキャップを外したりコアを開けたりという手間がないのは、些細なことですが実に快適です。本当はクリックバルブ標準装備のシュワルベのチューブにしたかったのですが、メーカーで長期欠品中…。バルブ長50mm前後でコアを外せるチューブを探した結果、ピレリに行き着いたというわけです。
QUIK CAP ALUMINUM ブラック 4個入り ¥1,980-(税込)
バルブコアを保護するだけなら付属のプラ製のものでいいのですが、こちらのバルブキャップは上側がエアリリースツールになっており、クリックバルブ専用ポンプやアダプターがなくても空気圧の微調整ができます。
また下側はバルブコアツールになっているので、コアが緩んだ際の増し締めや、パンクしてスペアチューブに交換する際も役立ちそうです。ブラック以外にもいろいろなカラーがラインナップされているので、ドレスアップを楽しむこともできますね。
車体を作業台にセットしてホイールを取り外します。
タイヤを外したところで振れ取り。昨年はあまり乗れていなかったので、振れもわずかでしたw
チューブを開封したら、クリックバルブに付属してくるツールでバルブコアを半時計回りに回し取り外します。この時使うのは長円形の穴の方。
純正のバルブコアを外したら、クリックバルブを時計回りにねじ込んでいきます。この時に使うのはツールの切り欠き部分。
タイヤとチューブを取り付けたところでタイヤ幅を測定。BONTRAGER PARADIGM SLホイールはリム幅21mmなのですが、実測29mmでタイヤ幅参考表の値とピッタリ一致!
アジリストと違い、サイドにサイピング(溝)が成形されているのもエージーゼロの特徴のひとつ。これによってコーナリング時の安心感が増したと、開発に関わった宇都宮ブリッツェンの選手からも好評のようです。
上の画像ではクリックバルブに付属のプラ製キャップが付いていますが、この後交換しました。
一旦自宅へ乗って帰った後、日を改めてライドへ。この日は多摩サイに出て、河口の大鳥居まで往復40km強走りました。新しいタイヤに慣れるため、ほぼ平坦のルートを選択しています。
第一印象としては、とにかく漕ぎが軽い!セカンドグレードであるPIRELLI P ZERO ROADと比較するのは不公平かもしれませんが、スプロケット1枚分は余計に踏める感じです。さすがに路面からの突き上げはある程度伝わってきますが、軽量タイヤにありがちな腰の定まらない感覚はなく、ステアリングも素直です。
以前IRC ASPITE PRO RBCCを使っていた時は重めのギアで30km/h巡行を維持するのが楽だと感じていましたが、エージーゼロは30km/hに達するまでの加速が早く、ケイデンス高めで速度を維持するタイヤだな、という印象を受けました。
10日程おいてライド2回目。多摩サイへ出るまでのルートは1回目と同じですが、この日は上流方面へ向かって往復40km弱を走行。往路は多摩サイ沿いに平坦なルートを選択しましたが、復路は国道246号線でアップダウンを走った後、尻手黒川道路を経由して帰宅しました。
川沿いのサイクリングロードは橋のところで立体交差になっていることが多いですが、そういったタイトターンでもエージーゼロのグリップ力に不安はありません。ASPITE PRO RBCCのようにグリップ力に全振り!というわけではありませんが、サイドのサイピングが効いているのか安心して倒し込めます。
登り坂に入っても漕ぎの軽さは変わらず、ケイデンスを維持したままスイスイ登っていけます。下りでのグリップやブレーキの効きも問題ありませんが、信号で完全停止する時はブレーキの効きがやや控えめかな、と感じました。今回は時間の都合で近場でのインプレになってしまいましたが、尾根幹辺りまで足をのばして走り込んでみたいですね。
名作アジリストが正常進化を遂げた、バランスが非常に優れたタイヤだと感じました。重量、漕ぎの軽さ、グリップ力が高いレベルで両立されています。海外メーカーのハイエンドクリンチャーが軒並み1万円を超える中、この性能が7千円台で手に入るのはさすがパナレーサーといったところ。大井町店ではTPUチューブのパープルライトと合わせて在庫していきますので、ぜひご用命ください!