【ワイズロードスタッフ試乗会】新型MADONEインプレ、前作との比較！
by: 松原瑠南

こんにちは！
1/20日に社内研修で社内試乗会に行ってきて個人的に気になっていた車体に乗れたのでインプレさせていただきます。
今回は発表されてからずっと気になっていた新型MADONEのインプレ、前作との比較をしていきます。


前作と見た目も大きく変わりました。まず目を引くのはシートチューブの空洞です。IsoFlowテクノロジーというこの空洞は、見た目だけじゃなく、乗り心地や空気抵抗の軽減につながっています。フロントフォークは前作同様エアロでかっこいい見た目になっています。
新型MADONEにはフレームとともに開発された新たな一体型ハンドルバーを採用されています。
第6世代のハンドル周りに比べ、150ｇ削減しています。
また、ブラケット幅が3cm狭くなっているので、このハンドルで乗車することにより、ブラケット部（上ハン）を握ったときには、現在主流の幅の狭くなったブラケットポジションにより空力性が高まり、幅広なドロップ部（下ハン）を握ったときには安定性が高まるといった効果があります。
BB周りのボリュームは前作よりもボリューミーになり剛性も高く感じました。
クライミングバイクと張るぐらいに振りが軽く感じた理由は、軽量なRSLサドルと新しくなったシートポスト周りにあると感じました。
今回試乗したMADONEに搭載されていたコンポーネントはSHIMANOの最高峰コンポーネントR9270のDURA-ACEです。

まとめ

前作より体感できるレベルで速く、軽くなった新型MADONE！
大幅に軽量化したことによってこの車体でヒルクライムしたいと感じるくらい漕ぎ出し、振りの軽さが素晴らしかったです。
前作のMADONE SLRユーザーである私も欲しくなってしまう１台でした。
反対に前作の方が優れていると感じた点は乗り心地の良さです。レースや高強度の練習ではそこまで重要視しない点ですが、長距離をゆっくり走る様なシチュエーションでは前作の方が向いていると感じました。
決して今回の新型MADONEが乗り心地が悪いわけではないので悩ましいですね！

MADONE SLR9