597

【BROOKS】開発に7年もかけた”CAMBIUM サドル” 耐久性と抜群のしなりで優しい乗り味にアップグレード!
by: 半谷雄平

いつもワイズロード仙台泉店をご利用いただきありがとうございます。

スポーツバイクをお乗りの方でお悩みの方が多いサドルについて、私も使っているBROOKSのサドルをご紹介いたします!

 

IMG_0555

BROOKSと聞いて、ご存じの方はいらっしゃると思います。150年の歴史に及ぶ、老舗サドルメーカーとして、現在の定番になっている革新的なレザーサドルを製作し続けているブランドになります。

革サドルの製造は非常に複雑かつ繊細なもので、ほとんどの工程で職人さんの手作業によって作られています。

BROOKSの日本代理店のスタッフ様が英国に直接出向いて製造の現場を取材されているブログがあり、非常に読みごたえがあります。

お時間があるときに是非ご覧ください。

BROOKSツアーVOL.1 ファクトリーツアー編:サドルが作られるまで一挙公開 | diatec (diatechproducts.com)

 

さて今回ご紹介するサドルは、レザーサドルではございません。レザーサドルは使い始めは非常に硬く、じっくりと乗りながらお尻の形に合わせて伸びていきますが、結構時間がかかります。頻繁に乗られる方はすぐ馴染んできますが、週末ライダーの方などは、なかなか、レザーサドルの良さをすぐに体感することは難しいと思います。

私もBROOKSのサドルを検討していた時には、馴染に時間がかかる点が気になっていました。

そんな中、7年の歳月を経て開発されたのが、今回ご紹介するCAMBIUM(カンビウム)サドルになります。

IMG_0551

座面の部分には硬化天然ゴムでできており、ウレタンなどパッドの部分はありません。

このベース全体が良くしなるようにできています。体重をかけると、まるでハンモックのように良くたわんでくれます。

このたわみはレザーサドルが馴染んできたときのようなしなり具合に設計されています。

使い始めは少し硬いですが、2・3回乗るとすぐに馴染んできて非常に快適な乗り心地になります。

このレザーサドルが馴染んできたような、快適な使い心地を使ってすぐ味わうことが出来るのが、このCAMBIUMサドルの特徴になっています。

 

また、レザーサドルは、もちろん革製品になりますので、定期的なメンテナンスや、水気に注意しなければなりません。

レザーサドル用のメンテナンスキットも用意されていますので、このメンテナンスもレザーサドルを醍醐味ではありますが、少し手間がかかります。

 

このCAMBIUMは、トップカバーの素材はナイロンベースの高耐久オールウェザー系のモデルと、繊維構造の薄い層によって強化されたオーガニックコットンキャンバスで、よりしなやかな乗り味になる2種類となっています。

ここは、バイクの使い方や、目的に合わせて選んで頂ければと思います。

 

現在仙台泉店で在庫しているモデルは2モデルとなっております。

C17 CURVED ALLWETHER系 カラー:BLK ¥19,800-(税込)

IMG_0551

IMG_0556

IMG_0552

CAMBIUMシリーズには数種類あり、ロードバイクなど深い前傾に最適なC13, クロスバイクからグラベルロード、小径車など、比較的アップライドな姿勢で最適なC17、その中間のモデルC15が代表的なラインナップになっています。

C17シリーズではアップライトな姿勢向けのサドルで、サドルのおよそ160mmくらいになります。

IMG_0553

姿勢では60°位を想定しており、サドルに体重が良く乗りますので、たわみもC13などロードシリーズよりもたわみ量は大きいと思います。

また、このモデルではCARVERD(穴あき)モデルになっており、通常モデルよりもたわみ量が大きくなっています。

IMG_0554

 

フレームはファイバーグラス繊維強化ナイロン製でハンモック効果を生み出す要因になっているのかと思います。

IMG_0556

 

C17S コットンキャンバス系 カラー:SLATE ¥24,200-(税込)

IMG_0557

コチラのモデルは女性向けモデルになっており、全長が少し短めで、幅が少し広めになっております。

ベースの部分はスキンカラーで落ち着いた雰囲気なモデルに相性がいいと思います。

IMG_0558

IMG_0559

 

どちらもモデルも、カスタムにはピッタリのサドルになっています。

レザーのような日常的なメンテナンスは必要ありませんので、非常に完成度の高いサドルです。

ぜひご検討ください。

 

Y’s Road仙台泉
022-343-5210