【ライドレポ】店長の休日 しまなみ海道経由で帰省するの巻 第1話
by: 山根裕平

久々の帰省を自転車で

GWも終わり、コロナ禍もあってしばらく帰省できていなかったので久々に予定を立ててみました。

私の故郷は愛媛県新居浜市。
仙台からだと四国への直行便はなく、陸路というのも…

少し前まで『仙台空港⇔松山空港』という便利な便があったのですが、3月に終了。陸路もコスト、時間の面でイマイチ。そこで愛媛の対岸にあたる広島には『広島空港』があり、自転車を輪行し自走で帰ろうと企てました。(と言っても、通算3回目の広島⇒新居浜ライド)

約150kmの行程。運動不足気味の体は持つのか…

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仙台空港⇒広島空港

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市内から仙台空港へは電車での移動もでき、とても便利。(今回は送迎してもらいました)
電車での『輪行』は比較的ポピュラーですが、空港間でも可能です。輪行専用の袋に、本体が露出しないようしっかりと収納しカウンターで預けます。その時、自転車のチェックをすることもありますのでその際は協力しましょう。

この預けるとき、私は一応どちらが上で寝かせるならどちらが表に、ということを伝えます。たぶん、そのように積み込んでくれているだろうと期待して。

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預けた後はいつものように保安検査場を通り、待合室で搭乗を待ちます。

広島空港を出発

仙台空港から広島空港までの空の旅は1時間20分。これまではほぼJAL/JTAを使用してきましたがIBEX(ANA)も変わらない快適なフライトでした。預け荷物の自転車の受け渡しは、たいていの場合は係の方からの手渡し。荷物の番号を確認して受け取ります。

広島空港には『BICYCLE  HUB』というまさにサイクリスト向けのスペースが設けられています。国際便の棟にありますので少しだけ歩きますが、そこには輪行をほどくまたは荷造りするスペース、空気入れなどメンテ工具、更衣室、すぐ近くにキレイなトイレ、自販機と用意され至れり尽くせり。世界に名だたる『しまなみ海道』の玄関口としてしっかり準備されています。私もこちらを利用させていただいて準備万端。

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⇑ BICYCLE  HUB バス乗り場を歩いて行った先にあります。

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⇑ 更衣室 私の背中側には輸送に使った「箱」などが保管できるスペースも。

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⇑ 待合室 左手に更衣室、右手にトイレ

この日はサミット開催日とあって空港内外は厳戒態勢。

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さてまずは尾道に向け出発。

空港⇒三原⇒尾道

広島空港は330mの山上に作られており、行はしばらく下り坂、帰るときは・・・
県道82号~県道33号~国道2号を経て三原市街地へ。下り基調のため比較的調子よく来れました。交通量多めの通りが多いので車両に注意です。

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島と島の間にかかる橋も見えてきて、だんだんとしまなみ海道が近づいてきています。

尾道到着 ちょっと散策

.しまなみ海道の広島側玄関口、尾道に到着。昼食には少し早かったのでカフェで休憩しようと商店街を散策。IMG_4076

『本通り商店街』です。活気があり、新しいお店と古くからのお店が混在するので見ているだけでも楽しい通りです。上の画像の車道の山手には古くからの寺が並びそちらも見応え十分。通り過ぎるだけにはもったいない街です。

アニメ『蒼穹のファフナー』の舞台(地名は違います)ともなった尾道から福山へは、聖地巡礼に訪れるファンも多いようですね。

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サイクリストでもあるオーナーが運営する『カフェ しましま』にてアイスティーで喉を潤します。この日は暑くて沁みる。こちらのカフェもかのアニメのグッズが店内のあちこちに。ファンの方もそれを知ってらっしゃるのかどんどん入店。お忙しいそうでした。

カフェ しましま

尾道と言えば『尾道ラーメン』!次回は時間を合わせてラーメン店にも行ってみたい。

しまなみ海道 向島へ

やっとスタート。前置きが長くなりました・・・。

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基本的に『渡船』を使って向島にわたるのがしまなみ海道のスタート。今回は『福本渡船』を利用。天気も良く、船の上の風が気持ち良い。

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もうすぐ向島に着岸。

といったところで第1話はここまで。

まだ35kmしか走ってません。

 

第2話は向島から今治へ、快晴の元しまなみ海道を走ります。
次回もお付き合いくださいませ。

 

 

 

今回の旅で私が使用した輪行グッズはこちらの2点!