2026/07/31 07:30
目次
こんにちは!ワイズロード洗足店のイノウエです。
富士ヒルクライムが終わって約1か月。
参加された皆さん、本当にお疲れさまでした!
今回は、ロードバイク歴2年 初心者の私が初めて参加した富士ヒルを振り返りながら、実際に走って感じたことや、来年参加を考えている方へ、スタッフとしてお伝えしたいことを書いてみたいと思います。
レース中、役に立ったアイテムについてもご紹介しますね!
大会前日、ロードバイクを輪行袋に入れ、電車を乗り継いで富士山へ向かいました。
駅や会場へ向かう道では、同じように愛車を持ったサイクリストがたくさん。
「いよいよ富士ヒルなんだ。」
少しずつ気持ちが高まっていきます。
前日受付を済ませてEXPO会場へ向かうと、お祭りのような賑わい。
各メーカーのブースを見て回るだけでも楽しい。
ふと、ブースの向こうに見える富士山を見上げて、
「明日はあそこに上るんだ…」
と少し緊張しながらもワクワクしていました。
実は私、子どもの頃からマラソンが大の苦手でした。「なんでこんなに苦しいことをするんだろう」と思っていたくらいです。
ロードバイクを始めてからも、上り坂は苦手。できるだけ坂を回避するルートを探して走るほど。
だからヒルクライムも、「きっと好きにはならないだろうな」と思っていました。
でも、実際に走ってみると、その思い込みは少しずつ変わっていきました。
大会当日は、登りも下りも霧が濃く、視界は決して良いとは言えませんでした。
最初は少し不安でした。
でも、霧の中を見渡すと、前にも後にも、たくさんのサイクリストが同じ五合目を目指してペダルを回しています。
その光景を見た瞬間、不思議と心細さはなくなりました。
霧に包まれた景色は幻想的で、まるで映画や物語の中に入り込んだよう。
普段の生活では味わえない非日常感に、気づけばワクワクしている自分がいました。
スタートして改めて感じたのは、富士ヒルは誰かと競うだけの大会ではないということ。
それぞれが、自分の目標に向かって五合目を目指しています。
苦しいのは自分だけじゃない。
周りを見れば、みんなも同じように頑張っている。そして同じ参加者同士やスタッフの皆さんの声援。
その一言ひとことが、本当に力になりました。
ヒルクライムは、自分自身と向き合う競技なんだ。
そう感じられたことも、楽しかった理由の一つだったのかもしれません。
結果は1時間53分でした。
当日の自分にできることは、やり切れたと思います。
一方で、振り返ると反省点もあります。
ペース配分はもう少し工夫できたかもしれない。
そんな悔しさも残りました。
タイムだけを見れば決して速いわけではありません。
それでも、苦手だと思っていたヒルクライムを、自分の力で最後まで走りきれたこと。
それは、私にとってタイム以上に大きな収穫でした。
今回参加して、みなさんに一番伝えたいことがあります。
それは、
ヒルクライムは登ったら終わりではない
ということです。
私が参加した時間帯、登りは雨が降ったり止んだりでしたが、ゴールした頃には雨が止んでいました。
「このまま下山できそう。」
そう思ってしまったんです。
実は五合目で受け取る預け荷物には、レインウェア上下、シリコン製のシューズカバーや、グローブのうえから装着するゴム手袋まで準備していました。
それなのに、「大丈夫だろう」と装着せずにレインジャケットだけ羽織って下山開始。
……これが大失敗でした。
下り始めて間もなく土砂降り。1時間以上、冷たい雨と風を受けながら走ることになり、「ちゃんと準備したのに、なぜ使わなかったんだろう…」と凍えながら何度も後悔しました。
今回の経験で感じたのは、機材だけでなくウェア選びもヒルクライムの大切な準備だということです。
「これくらいなら大丈夫でしょ」が、一番危ないのかもしれません。
タイムを縮めるための準備はもちろん大切です。
でも、それ以上に、雨や寒さへの対策をして、安全に下山し、無事に家まで帰ることも大切だと実感しました。
今回は、当店スタッフに教えてもらった
「SOFT99 スポルファ レインホッパー」
を富士ヒル当日の朝、サングラスのレンズにスプレーして参加しました。
↑施工前
↓施工後
水道で水をかけてもほとんど水滴が残りません!ライド中だと水滴は飛んでいきます。
雨の中でも水滴を弾いてくれたので、視界の確保という点で心強いアイテムでした。
来年参加される方は、ぜひ雨対策・寒さ対策まで含めて準備してみてください。
不思議だったのは、あれだけ苦しくて大変な思いをしたのに、翌日にはもう
「また走りたい。」
と思っていたことです。そして1か月以上経った今、その気持ちはさらに大きくなっています。
苦手だと思い込んでいたヒルクライムが、今では「また挑戦したい」と思えるものになりました。
「苦手だから無理。」そう思い込んでいた自分を少しだけ変えられたことは、タイム以上に嬉しかったことです。
私の体験が、これから富士ヒルに挑戦する方や「ヒルクライムは苦手」と思っている方の背中を少しでも押せたら嬉しいです。
来年は、もっと上手に走って、もっと楽しみたい。
そのためには、レース前の数か月だけ頑張るのではなく、普段の時間の使い方を変えてみようと思いました。
仕事や家事、子育てをしながらでも、自転車を楽しむ時間は増やせるのか。
そのための新しい挑戦を始めます。
その相棒として選んだアイテムについては、次回のブログでご紹介したいと思います。
お楽しみに!!