渋谷本館バイオレーサー5000実施録#004
by: 佐藤 大輔

 

どうもこんにちは、渋谷本館のバイオレーサー1級フィッターの佐藤です。

バイオレーサー5000の実施例、続けてまいります。

 

 

今回のお客様はロード歴3年ほどで、現在のポジションが

あっているのかどうかが疑問になり、バイオレーサー5000を

希望されたとのこと。

 

 

まずは、様々な判断材料となるスポーツ歴や傷病歴をインタビューしていきます。

 

 

傷病歴として左膝がもともと悪く、ジャンパー膝と診断されたそうです。

その予防として、日頃からキネシオロジーテープを張っているとのこと。

また50km程度走行すると、右アキレス腱に痛みを感じるそうです。

 

 

インタビュー後は身体計測とそのデータから目的に合致した

理想のポジションを割り出していきます。

今回のポジションはオールラウンドなスポーツポジションでの実施です。

 

 

 

実施後のポジションは・・・・・・

 

これまでのポジションからサドル高が若干下がり、

サドル後退幅も縮まっています。

サドル-ハンドル落差も少なくなり、ハンドル周りのポジションが

リラックスできるように変わりました。

 

 

今回はそこまで大きな変更はなく、小変更でまとまっているため

比較的新ポジションに慣れるのは容易でなないかと思います。

 

右脚アキレス腱の痛みの出現は、

おそらくサドル高が若干高すぎたため、左膝をかばって右脚に

負担がかかっていた可能性があります。

 

 

適正なサドル高にセッティングすることで左右の脚の負担度が

改善され、右アキレス腱痛の症状がおさまるかもしれません。

 

 

ポジション調整後しばらくたっても痛みが出てくるようであれば

バイオレーサープレミアムの出番ですね。

 

 

 

 

プレミアムでは普段の生活での癖や

ペダリング時の膝軌道のブレ等を加味して、

バイオレーサー5000よりもさらに効率の良い

3Dでのポジション調整を行っていきます。

 

その際にはまたお気軽にご相談いただければと思います。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

身体計測に基づいた理想のポジションを導き出すのがバイオレーサ−5000です。

いくらいいロードバイクを持っていても、サイズやポジション、フォームが

きちんとしていなければ本来のポテンシャルを発揮できません。

 

ワイズロードのバイオレーサーサービスはこれらのご要望に合わせて

３種類のコースをご用意、しっかりとお答えします。

 

 

気になることがあればどうぞお気軽に担当の佐藤までご相談ください。

 

2016/05/21　Text by D.Satoh