渋谷本館バイオレーサー5000実施録#014
by: 佐藤 大輔

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どうもこんにちは、渋谷本館のバイオレーサー1級フィッターの佐藤です。

 

 

今回のお客様は、一緒にライディングされる上司の方からバイオレーサーを

紹介されて気になってご予約いただいたそうです。

 

上司の方は二子玉川店で受けられたそうですが、一番近い当渋谷店を

今回ご選択いただきました。

 

 

 

まずはインタビューで様々な判断材料となるスポーツ歴や傷病歴を

お伺いしていきます。

 

クロスバイクは5年ほど乗っているが、ロード歴は1年ちょっと、

過去に野球を4年間された経験ありとのこと。

 

銭湯巡りが趣味で、主に銭湯までの移動手段として乗っているとのこと。

一度のライディングでの走行距離は50km程度であることがほとんどだそうです。

 

特に大きな傷病歴はなく、身体そのものに慢性的・継続的な痛みを

覚えることはないが、ネット通販で購入した車体ということもあり、

果たしてサイズが合っているのかどうか不安ということと、

正しいサイズ・ポジションを知りたいとのことです。

(同じ身長の方でも腕長・胴長・下肢長・用途によってフレームサイズが

変わることがあります。その最適化のために、ワイズロード各店では

ロードご購入時には必ずバイオレーサー1000を実施しています。)

 

 

目的・用途からご相談して、今回は身体に負担が少ない

コンフォートポジションでの実施となりました。

 

 

 

実施後のポジションは・・・・・

160717 正富様

 

・サドル高  ↓

・サドル後退幅  ↓

・サドル-ハンドル落差  ↑

・サドル-ハンドル直線距離  ↑

 

これまではサドルが高く・後ろに下がったポジションで、

なおかつハンドルが近くて高いというとても窮屈なポジションで

乗っていたことが判明しました。

フレームサイズは適正サイズでしたが、ポジションセッティングが

合っていなかったため、最初のサイズの正否の不安に

繋がってしまったようですね。

 

フレームサイズが合っていたのは幸いでした。

 

 

理想のポジションにセッティングしたシミュレーターに乗って

体感していただくと、はじめは「あんまり変わった感じがしない」

とおっしゃっていたのですが、

実車にサドル周りのポジションを落とし込んでローラー台で漕ぐと、

「こんなに変わるんですね!!数値としては数センチなのでそんなに

変わった感じはしないけど、乗ると違っていてビックリしました。」

とご自身の愛車だと違いを感じていただくことができました。

 

 

ハンドル周りを最適化するためにはステム交換が必要ですが、

40mm伸ばしと大幅な変更が必要であり、一度にこれだけのサイズ変更は

身体への負担も大きいので2段階に分けてセッティングしていく方が

オススメであることをご案内。

サイズも丁度在庫であったため、まずは20mm伸ばすことになりました。

 

あとは、骨盤の角度や肩甲骨といった身体の使い方やペダリングについて

開設し、終了。

長時間乗ると、銭湯アイテムの詰まったリュックのせいか、

腰が痛くなることがあるとも伺いましたが、この身体の使い方が

できていなかった可能性が高いので、まずは正しい身体の使い方を

意識して乗ってみてくださいとご案内。

 

これで改善されていればいいですね。

 

 

 

「ここまでしっかりとしていただけるとは思っていなかったので、大満足です。」

とおっしゃっていただきました。

 

ご満足いただけてよかったです。

 

 

 

数ヶ月経って、20mm伸ばしのポジションに慣れてきたら、

さらにステムを伸ばしていただければよりスポーティーに

乗れるようになるかと思います。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

身体計測に基づいた理想のポジションを導き出すのがバイオレーサー5000です。

いくらいいロードバイクを持っていても、サイズやポジション、フォームが

きちんとしていなければ本来のポテンシャルを発揮できません。

 

ワイズロードのバイオレーサーサービスはこれらのご要望に合わせて

3種類のコースをご用意、しっかりとお答えします。

 

 

気になることがあればどうぞお気軽に担当の佐藤までご相談ください。

 

2016/07/19 Text by D.Satoh