渋谷本館バイオレーサー5000実施録#024
by: 佐藤 大輔

 

 

どうもこんにちは、渋谷本館バイオレーサー1級フィッターの佐藤です。

 

 

 

バイオレーサー5000実施録、今回からようやく2017年に入っての実施分です。

 

 

まずはインタビューで様々な判断材料となるスポーツ歴や傷病歴を

お伺いしていきます。

 

 

 

 

今回のお客様は、ロード歴約4年。

ですが、本腰を入れて乗り出したのはここ1年で、

月間走行距離約200km、一回で60~100km程度の走行だそうです。

 

 

 

 

 スポーツ歴はスイミングを7年ほどスクールに通っていて、

四泳法すべてをしていたそうです。

 

 

 

今回、バイオレーサー5000をご予約いただいたのは20km前後の走行で

座骨近辺に痛みを感じ、40km前後で感じる腰痛を改善したいという事でした。

 

 

 

 

また、今回のセッティングの車体も御他聞に漏れず他社ご購入ということで、

購入時のサイズ計測はなかったとのこと。

 

上記様々な悩みから、ブログをご覧になってご予約いただいたそうです。

(同じ身長の方でも腕長・胴長・下肢長・用途によってフレームサイズが

変わることがあります。その最適化のために、ワイズロードでは

ロードご購入時には必ずバイオレーサー1000を実施しています。)

 

 

 

 

 

今回は、ロングライドを快適に乗れるようにしたいとのご要望で、

ロードバイクコンフォートのポジションで実施となりました。

 

 

 

 

 

実施後のポジションは・・・・

170108 先崎様

・サドル高  ↑

・サドル後退幅  ↑

・サドル-ハンドル直線距離  ↑

・サドル-ハンドル落差  ↓

 

と、サドル-ハンドル落差をのぞいてすべて数値がアップしています。

かなり窮屈なポジションで乗っていたことが窺えます。

 

 

 

サドル-ハンドル落差の数値が下がっているという事は

ハンドル位置が上がったということです。

これは、今回のポジションがコンフォートポジションで、

身体に負担を少なくして長距離を快適にという

方向性の為です 。

 

 

 

実車のポジションセッティングもできる範囲で希望とのことだったので、

サドル高をセットし、ステムも交換してセッティング。

 

 

 

ただし、一度に変更してしまうにはかなり大きな変化だったため、

ステム長は2段階でセッティング。

サドル-ハンドル間距離が伸びた状態に馴れたら、

サイドステムを延ばすことをご提案しました。

 

 

 

 

その後、

骨盤の前傾や体幹・肩甲骨の使い方といった身体の使い方を

レクチャーし、ペダリングについても簡単にご説明。

 

実施前に感じていた身体の各部の痛みは、ポジションが合っていなかった

事に起因する可能性が高いため、一旦セッティングしたポジションで

乗ってみて頂いて、それでも痛むようなら体の左右差が原因の

可能性もあるため、その際はバイオレーサープレミアム

をお勧めしました。

 

 

 

 

 

「痛みを解消するためにバイオレーサー5000を受けたが、

思っていた以上に楽しい時間を過ごせました。」

と、ありがたいご感想を頂くことができました。

 

次のステム交換で更に乗りやすいポジションになるといいですね。

 

 

 

 ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体計測に基づいた理想のポジションを導き出すのが

バイオレーサー5000です。

いくらいいロードバイクを持っていても、サイズやポジション、フォームが

きちんとしていなければ本来のポテンシャルを発揮できません。

 

 

ワイズロードのバイオレーサーサービスはこれらのご要望に合わせて

3種類のコースをご用意、しっかりとお答えします。

 

 

 

気になることがあれば、どうぞお気軽に担当の佐藤までご相談ください。

 

2017/02/05 Text by D.Satoh