【ワイズロードスタッフ試乗会】 グラベル7台乗り比べ!それぞれに特徴があって面白い!
by: 渋谷本館

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道玄坂からこんにちは。

17日は店舗休業いただきまして、社内スタッフ向けの試乗会が行われました。お休みしちゃってすいません。お取引先様、ありがとうございます!

 

今回わたしはグラベルバイクばかりを乗り回してきました。
各社いろんなグラベルバイク出していて、乗り比べはけっこう面白かったです。

まあ、舗装路だけなんですけどねwww
植え込みの中とかは基本的に乗っちゃダメだったので。

それぞれ紹介しちゃいましょう!

 

CERVELO ASPERO

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ロードバイクのなかでも、特にエアロロードやタイムトライアルバイクのジャンルで存在感のあるブランドですので、グラベルといってもレーサーですね。ゆるポタなんて甘えを許さない感じ(笑) 風切り感半端ない!

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このバイクは細かいトレイルを走るというイメージではないです。北米などでよくある高速グラベルレースをターゲットにしているのは間違いなさそう。とにかくペダルをグルグル回して進んでいくイメージです。コーナーリング性能などもロード譲りの安定感がありましたが、一方でダンシングが苦手、というか、直進安定性がすっごく高いので、バイクを左右に振るような走りには向いていないと思いました。とにかく、真っすぐが速いグラベルレーサー!

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 CERVELO Áspero GRX RX815 Di2 完成車 メーカー希望小売価格¥825,000(税込)

 

  

 

RIDLEY KANZO FAST

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シクロクロス界でも実績が厚いベルギーブランドのリドレー。さすがに同じオフロード系ということでちから入っています。アルミの普及価格帯からガチレーサーまでラインナップが多い中、今回は最上位のKANZO FASTに乗せてもらいました。

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こちらもCERVELO同様にレースバイクですね。ただ味付けは異なって、加速性などのレベルは高い一方、アドベンチャー的なライドも得意としていそう。コーナーリングもくいっと曲がる感覚は、シクロクロスバイクの180度ターンなどで鍛えられたか?フラット高速レースから、山岳グラベルレースまでしっかり対応してきそうな取り回しの良さを感じました。

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RIDLEY KANZO FAST フレームセットのメーカー希望小売価格¥363,000(税込)

 

 

 

CINELLI KING ZYDECO

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こちらは元々シクロクロスバイクとして評価があったバイクが、名前そのままにグラベルバイクに生まれ変わっちゃったという変わり者。名前が同じでも、これはもうシクロクロスバイクではないので注意!

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そんなわけでこちらもレーサーなのですが、突出したクセが少ない感じがしました。いうなれば素直なバイクです。高速レースからファンライドまで楽しめそうなバランスの良さがありました。え、やっぱりシクロクロスバイクなんじゃないの?

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 CINELLI KING ZYDECO フレームセットのメーカー希望小売価格¥264,000(税込)

 

  

 

ONE by ESY JFF #807

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東京サンエスさんが手がける、アルミのシクロクロス最新作。抑えめの価格で戦えるシクロクロスを輩出してきたワンバイエスですが、その伝統にのっとったハンドリングのクイックさが、やっぱりシクロクロスレーサーだなっていう感じです。

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今回のグラベル系バイクのなかで唯一、純シクロクロスバイクなので、全体の軽さが際立ってます。またハンドルの反応性の高さは、わたしが乗り継いできた数台のシクロクロスバイクと比較してもすごくクイック。あと、アルミながら割と脚に優しい柔らかさがあるかな?低価格で複数台持ちでレース参戦したい方にはぜひ選択肢に入れてほしいです。

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ONE by ESU JFF #807  フレームのメーカー希望小売価格¥107,800(税込)
※フォーク別売り、指定色塗装代含む

 

 

 

FOCUS ATLS

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MTBのブースト規格を採用している稀なグラベルバイク。イメージとしては若干とんがったところがあると思いこんでいたのですが、その実、よく見るとハンドル高だいぶ高い。フロントフォークも増設用のネジ穴がたくさん。レーサーではなく、アドベンチャーバイクという性質でした。

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そんなわけで加速性などは上記のレーサー達には劣るものの、安定感があり、なおかつコーナーリングもスムーズ。このブランドもシクロクロスを背景に持っているので、オフロードバイクとしての高次元のバランスを持っていると感じました。トレイルっぽいところも好きな方には、けっこう合っているバイクなんじゃないかなって思います。

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 FOCUS ATLS 6.7 GRX400 メーカー希望小売価格¥248,000(税込)

 

 

  

BIANCHI  ARCADEX

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最近デビューした話題作ですね。すっごく特徴的なフレームデザイン。薄いけど側面から見ると分厚いフロントフォーク。ビアンキって時々こういうぶっとんだバイク作ってきますね。

このバイクもイメージとしてはレーサーなのかと思いきや、ハンドル高も高めだし、実際にはアドベンチャーバイクといった様相でした。とても安定感はよく、高速域だとコーナーは少し膨らむけど、低速域だとくるっと回る感じ。

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ちなみにBB周りがゴツくて、謎のハッチがあるのですが、そもそもフロントフォークに電子制御サスペンション(!)を入れる予定で、BBのとこのハッチにコントロールユニットが収まるはずだったとか。サスフォークを入れようと考えているあたり、Cannondale Topstone Carbonに近いポジションを狙っているのかなと思います。

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BIANCHI ARCADEX GRX600 メーカー希望小売価格¥462,000(税込)

 

 

 

さてさて、それぞれに良さや面白さがあったグラベル乗り比べですが、一台推させていただくとすれば……このバイク!

 

 

 

NESTO GAVEL

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今回ご紹介したバイクの中では飛び抜けて低価格のアルミバイクで、コンポーネントもシマノSORA。

多分ええ?なんで?って思うでしょう。お安いんでしょう?って。

でもね、このバイク、すっごくバランスが良くて、乗ってて楽しかったんです!

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スピードを出したかったら、踏み込めばすっと加速してくれるし、コーナーも素直に曲がってくれる。逆にゆっくり走っても安定します。自転車って、速いのが得意なのは遅く走ると不安定だし、ゆっくり走るのに適したバランスだと加速性は悪いものです。だけど、このバイク、どっちもいい感じ!

ツーリングからアドベンチャー、そしてちょっとレース的にガチ走り、なんでもできるバイクですね。アルミフレームだけど割と軽量だし。うん、NESTOって軽いバイク作るの得意ですよね。

このバイクはついているコンポーネントのイメージで損しちゃってるかもしれない。だから、パーツ替えてあげればもっと凄いバイクになりますよコレ!

なのに上位機種でKING GAVELってのがあるんだから、どうなってるの?って感じですマヂで。

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 NESTO 2022 GAVEL メーカー希望小売価格¥125,400(税込)

  

 

 

まとめ?

というわけで今回7台のグラベルロード(シクロクロスバイク)を試してみたのですが、それぞれに特徴があって面白いです。やっぱり設計者によって、一言でグラベルといっても、どういうグラベルに焦点を当てているのかが異なります。

できればFUJIやJAMISなども乗り比べたかったところですし、渋谷本館の推しブランドCannondaleには今回乗れなかったので掲載していません。店頭にはBIANCHIでもNIRONE ALL ROADなども展示していますので、ぜひぜひ道玄坂でお確かめください。

 

 

21th November 2021  ワイズロード渋谷本館

 

 

 


 

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