2016/04/07 16:03
桜も満開(散り始めてますが)、雨さえ降らなければ暖かくて気持ちの良い季節ですね。桜と同時にスギ花粉終了にホッとする渋谷本館 金城です。
報告遅れましたが実は先日、友人と離島に旅に行ってきました。もちろん自転車を持って。
と、言っても特に長期の休暇を取ってではなく、通常の2日間の連休を使って。
行先は、『 三宅島 』 ちょっと前にRedBullの動画で山頂からのダウンヒルでマウンテンバイカ―の間で話題になった所です!!https://www.youtube.com/watch?v=jh_I44Gwvj0
もちろん、山の中腹以上は立入禁止区域です。(動画は特別な許可を得ています)
離島なのでフェリーで輪行です。調布から飛行機も出ていますが、そこは大人の事情という事で・・・
ちなみに画像のパンフレットは渋谷本館でも手に入りますよ!
怒涛の3連休の最終日の夜、仕事を終えて渋谷店の仲間に別れを告げ、お店より竹芝桟橋まで自転車で自走。
ちなみに自転車はなぜかMTB。しかもフルサス・・・爆
ぎりぎりなんとか間に合い、待ち合わせをしていた友人の引きつる目を無視し自転車を輪行バッグに詰込み、22時30分発の東海汽船「橘丸」に乗り込む。
時間も時間ですが、フェリー内で購入したカップラーメンとビールで遠ざかるTOKYO夜景を観ながら乾杯。連休最終日の為、お昼をとっていなかったこともあり体に染み渡りました。
当然、速攻就寝。zzzzz
早朝5時過ぎまだ夜も明けきらない真っ暗な中に三宅島へ到着。
取り合えず宿でひと眠りし朝食を頂き自転車を組み、三宅島マスターの友人に連れられ登る。登る。登る。ひたすら登る。
なんで、フルサスMTBで来たんだろう。と、心の中で叫ぶ。
ふと、振り返ると水平線まで見渡せるきれいな海。
う、うん。和む・・。と心を落ち着かせ、更にひたすら登る。
MTBでもなく元気な友人はもちろんとうに見えない。
ふぅ・・なんとか着いた。と思った所は以前、村営牧場公園があった場所。2000年の噴火の時に溶岩に埋まってしまった観光用の公園跡地。(公園跡地山側は立入禁止区域です)
溶岩の凄さ、火山の凄さ、自然の凄さを思い知らされる光景です。
そして、2~300m登った所に溶岩台地の七島展望台があります。
展望台からはダイナミックな太平洋(外洋)が観れ、反対側は雄大で物々しい雄山があります。(溶岩の為、草木があまり生えていない。)
牧場公園跡まで下り、中腹周回のトレッキングルートがあるのでそこをBIKENG!
本来は1周したいところですが、崩落で封鎖箇所があるので一部のみで我慢。(完全に通れるにはあと数年掛かるそうです。)
道の山側は雄山の立ち入り禁止区域で迫力のある道を進みます。道は一部ダートでコンクリート舗装されているところが殆どだったのでロードでも行けそうです。MTBでは若干不満ですが・・・。グラベルロードくらいがちょうどいいかも!
ですが、聞いた話しでは今回の封鎖箇所には未舗装地も結構あるようです。できればダート状態で整備して頂けると周りとの調和もとれて楽しそうだなと思うのでした。(管理が大変でしょうが・・・)
その後は半周島の外周路212号線を通って宿まで帰路に。
(実はその時、ハンガーノック状態でボロボロ状態だったのは内緒です。体調管理はしっかりと!)
ボロボロになった身体を癒してくれたのが、宿近くの商店で買ったのり弁。(写真撮り忘れました)
いや海苔弁です。漢字の方がしっくりくる海苔が最高。のり弁にしてはちょっとお高めだなと思ったのですが、2度見して海苔がタダモノではないと思い、他の弁当には目をくれず即決。
これは間違いなくオススメです。
三宅島2日目は帰りの船が13時35分だった為、午前中の活動のみ。(それにしてはゆっくり)
友人が持ち込んだ、キャノンデールのニューカマー『SLATE』を借り昨日行けなかった反対側のルートをサイクリング。
阿古地区は堆積した溶岩で火山の凄さを思い知る事ができます。
隣の伊ケ谷地区は走りがいのある峠もSLATEのお蔭で難なくクリア。2.4インチ幅タイヤを履いたフルサスMTBで来なくてつくづく良かったと感じる。
そこを過ぎるとひらけ海が広がるパノラマルート。島に来ている事を改めて実感!
のんびり島1周ツーリングがオススメです。(夏の時期はダイビング等の観光で込み合うので今がオススメですよ!)
帰りも東海汽船の橘丸に乗り、のんびりと帰路につきます。
また来たいなと思う瞬間です。ありがとう三宅島!
本島の竹芝港には19時半前後に到着。取りあえず渋谷の店まで自走帰宅。(次の日に気付きましたが、フロントタイヤにピアス刺さってパンクしていたのはここだけの話です。)
2016/4/7 きんじょう