2022/01/18 23:00
ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストアの間野です。
前回モデルチェンジから5年半……ついにエンデュランスロードバイクの王道、SYNAPSEシナプスがフルモデルチェンジしました!
本日1月18日23時、世界同時リリースです!!
今度のNewモデルは……よりエンデュランス、長距離ライドを重視した仕様に変わっています。派手なギミックから、地味ながら堅実さを求めた仕様変更まで……かなり面白いことになってますよ!!
目次
よりスムーズに。リアトライアングルにフレックスゾーンを組み込み 重量を増すこともなく、快適性を向上。シートチューブとシートポストが協調しながらフレックスし、不快な振動を吸収。
より速く。軽量なカーボンを構造体に使用し、エアロシェイプデザインを エンデュランスモデルとして初めてフレーム&フォークに採用。サイズごとにカーボンレイアップを調整し、全てのボディサイズに妥協することなくベストな同じ 乗り味を提供。飛ぶように走れること間違いなし。
万能。完璧にバランスの取れたポジション。ライダーに自信を与える 安定したハンドリング。タイヤは余裕たっぷり35mm幅まで対応可能。たくさんのボトルマウントはあらゆる道へいく準備万端。
……SUPERSIX EVOから遅れること2年半、SYNAPSEは今まで以上に大きくレーシングロードバイクから方向性を変えてきました。先代まではハイモジュラスカーボンを用いた上位グレード『Hi-mod』と、スタンダードモッドのフレームが存在しましたが、今作ではHi-modはありません。
以前のHi-modの存在価値は、パリ-ルーベなどに代表されるような石畳や不整地を含むレースを念頭に置いていましたが、ディスクブレーキ化したSUPERSIX EVOであれば太いタイヤが使え、更に振動減衰性にも優れたフレームになったため、あえてSYNAPSEを用いる必要性がなくなってきました。
そこで今度のSYNAPSEは、グランフォンドやブルベといった長距離ツーリングライドに一層軸足を移してきました。
タイヤクリアランスは最大35mm。グラベルロードほど広くはありませんが、ロードバイクとしての軽快性を意識しつつ、乗り心地とグリップ力の高いタイヤがチョイスできます。
標準装備は700×30C。入荷済みのSYNAPSE Ltd RLEではリム幅21mmのHollowgram 45ホイールとWTB Exposureの組み合わせで実測33mm幅。(モデルによってリム幅と装着タイヤは異なります。)
また、特に海外ライダーの間で需要が高いフルフェンダーも装着可能です。
SUPERSIX EVOで実績があるドロップドシートステーは、旧来評価が高かったSAVEマイクロサスペンションよりも更に大きな振動を吸収します。また各サイズごとにカーボンレイアップを調整した『プロポーショナルレスポンス』よって、どのサイズでもシナプスならではの魔法の絨毯のような乗り味を体感できます。
とにかくスムーズ 。軽くてなめらかな乗り心地は、SYNAPSEの伝統の中でもいっそう向上しています。
ダウンチューブ上面、シートチューブに加え、ダウンチューブ下面とトップチューブにもボトルケージ台座を設置。長距離ライドでもざまざまな装備を取り付けできます。
ひょっとしたら気づいていた方も多いかもしれませんね。写真のモデル、シマノ製クランクが使われています。これまでならキャノンデール独自のHollowgramクランクが使われているはず。そう、シマノ製クランクが使われているということは、ボトムブラケットはBB30系統ではなく、JISなのです。
これは長距離ライド中にトラブルが発生しクランクやBBを外さなくてはいけない場合を考え、汎用性の高い規格を採用しています。
同じ理由で、シートポストもSUPERSIX EVOやCAAD13で採用したエアロ形状の細いものではなく、真円の27.2mmという入手性の高いものを採用しています。
念のため言うと、BB30や独自形状ポストそのものの否定ではなく、レースなど限定的環境(サーキット)で使うものと、そうではない環境(アウトサイド)で使うものの考え方の違いということです。
視界良好。スマートセンスと連動する前後ライト、後方の車の接近を 知らせるレーダーがライダーを守る。ライダーは周囲の状況を把握しながら安全に前を見てライドができる。
他者からの視認性を上げ、安全を確保するとともに、後方から接近する車両をいち早く察知すること。長距離を走行するための安全装備の必要性は近年、一層重視されてきています。
日中でもライトを点灯する『デイライト』が推奨されるようになってきましたが、とはいっても昼も夜も使い続けられるようなバッテリーライトはなかなか多くありませんし、バッテリーの重量が増せば操縦性を悪くします。
そこで今度のSYNAPSEでは、ビルトインバッテリーから電源供給される視認性の高いライトが標準装備されています。
……ちょっとこれ、ガジェット好きにはたまらないかも(笑)
標準装備される高輝度な前照灯と……
面積の大きなテールライトは、設定の変更によってブレーキライト様の役割を果たしたり、また後方警戒レーダー併設モデルでは接近車両に対して発光パターンを変化させて警告する機能を有しています。
そして上記でも触れていますが、後方警戒レーダー装備モデルもあります。上の写真でテールライトの下部についている黒いパーツがレーダー装置です。
レーダー装備モデルでは、ハンドル回りに接近警戒サインを表示するモニター機器が付属しています。GARMINやWahooのコンピューターヘッドでは、ペアリングすることで画面上で車両接近を警告する機能がありますので、このモニターを外して使用することも可能です。
これら前後ライトとレーダーの電源とコントロールを司るのは、ダウンチューブ下部に設置される専用バッテリーです。バッテリー部分とレーダーはGARMINと、ライトはLEZYNEと共同開発されています。それぞれの分野で実績を持つトップブランドですね。
ライトやレーダーの設定はキャノンデールのスマートフォンアプリから行えます。
また、バッテリーは車体から外せばモバイルバッテリーとしても使用可能です。車体に装着している状態では、電源はライトとレーダーに優先供給されるため、装着状態でのUSB給電はできません。
またバッテリーは一定時間走行しないと自動的にスリープ状態になり、逆にホイールを回転させると……
ホイールセンサーが感知することで自動的に起動します。
すでにキャノンデールユーザーの皆様にはお馴染みのホイールセンサーですが、こちらもキャノンデールアプリを使うことで走行記録の管理やメンテナンス時期の通知などの機能が使えますし、GARMIN EdgeなどのGPSコンピューターとペアリングさせて使うことも可能です。
つまり、新SYNAPSEではキャノンデールアプリが一層便利なわけです!
キャノンデールアプリについてはこちらの記事をご覧ください。
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18th January 2022
ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストア まのゆうすけ