2016/07/26 17:19
どうもこんにちは、渋谷本館のバイオレーサー1級フィッターの佐藤です。
先日、日曜日にお休みをいただいて知人と走りに行ってきました。
しばらくロードライドをサボっていると体力が一気に落ちていて、
最後の方は大変なことになってしまいました。
ちょっと真面目にロードに乗らないと!!と痛感。
普段は平日が休みなのでサイクリストがいっぱい走行している
荒川サイクリングロードは壮観でした。
で、本題のバイオレーサー5000、今回は3年ほどのブランクから
復帰して乗り出したが、どうもポジションがしっくりこない。
ということで、ネットでポジションセッティングを検索していて
当ワイズロードのバイオレーサーをお知りになり、興味を持って
お申し込みいただいたというお客様。
まずはインタビューで様々な判断材料となるスポーツ歴や傷病歴を
お伺いしていきます。
小〜高校までサッカーを12年、大学時代でストリートダンス、
他にも遊びでスケポーetc.スポーツ経験は豊富です。
サッカーでは左右両足首の捻挫やダンスで右膝裏を痛めたり、
スケボーでの転倒で右手首骨折と、これまでに色々と怪我もされています。
普段はなかなかまとまった時間がとりづらいため、
平日はほぼ毎日1時間、週にすると7〜8時間のローラー台トレーニング
を日によってメニューを変えてしているとのこと。
将来的にはツールド沖縄の120kmにも出てみたいという
大きな目標もあるということで、今回はガチのレース向けである
コンペティションのポジションで実施となりました。
実施後のポジションは・・・・・・
・サドル高 ↑
・サドル後退幅 ↑
・サドル-ハンドル直線距離 ↑
・サドル-ハンドル落差 ↑
とポジションをセッティングするための数値全てがアップしました。
身長が180cmオーバーで、腕も平均より若干長めなので、
サドル-ハンドル落差が110mmでも余裕を持ったフォームが
取れています。
フレームサイズは問題なかったのですが、その他のポジションが
かなり窮屈な状態で乗っていたようです。
理想のポジションを落とし込んだ状態のシミュレーターで
まずは体感。
身体の使い方を説明する前はなんとなく変わったかな?
という感じだったのですが、
骨盤についてだったり、肩甲骨の使い方だったりを説明。
それらを意識して再度シミュレーターで体感していただくと、
「上体の力が抜けにくくなった。」とのこと。
全身の力をうまくペダルに伝えることができていると
感じていただけたようです。
実車のポジションセッティングもできる範囲で希望とのことだったので、
サドル高をセットし、実車でのサドル後退幅も
膝にレーザーを当ててキッチリとセッティング。
本来はステム交換も必要なのですが、ステム交換は
ご自身でされるとのことで、
ステム交換を除いたセッティングを実施しました。
ストリートダンス時代で痛めた右膝が長距離ライドで痛むことがあるそうですが、
まずは、5000のポジションで乗ってみていただき、
痛みがまだ出るようであれば、さらに突っ込んだパーソナルフィッティングの
プレミアムを受けていただくと、改善される可能性があることを説明。
バイオレーサープレミアムにも興味をお持ちいただけたようで、
「楽しく色々と話を聞くことができて大満足です。是非次は
プレミアムを受けたいです。」とおっしゃっていただきました。
ありがとうございました。
後日、電話にてお話しさせていただいたところ、
・巡航速度が2km/hアップ
・今までと違うところが筋肉痛になった
とのこと。これまでと身体の使い方が変わり、全身の力が効率よく
推進力につなげることができるようになったために起こった筋肉痛
であり、筋肉痛がおさまってきたらさらに楽に巡航できるようになると思います。
ただ、ネガティブな影響もあり、骨盤の傾斜角もちょっと変わったためか、
サドルに当たる位置が変わり、痛みを感じる位置もそれにつられて
変わったとのこと。
こちらは場合によってはサドルを交換する必要がある可能性をご説明。
サドル選びは難しいですが、いいサドルにめぐり合えるといいですね。
(私も今使用しているサドルは予備に1つストックしています。(^◇^;))
バイオレーサープレミアムのご予約のご相談、お待ちしています。
身体計測に基づいた理想のポジションを導き出すのがバイオレーサー5000です。
いくらいいロードバイクを持っていても、サイズやポジション、フォームが
きちんとしていなければ本来のポテンシャルを発揮できません。
ワイズロードのバイオレーサーサービスはこれらのご要望に合わせて
3種類のコースをご用意、しっかりとお答えします。
気になることがあれば、どうぞお気軽に担当の佐藤までご相談ください。
2016/07/26 Text by D.Satoh