私の逸品　F8納車　　＆プリンス組み立てはじめ
by: 野澤 伸吾

　栃木にお住いのオーナー様がいらっしゃり

　　　　麗しの逸品　　PINARELLO　F8　をお渡ししました

　　　　　　　　　↑　コンポは9070でして　ブレーキラインはノコン

　　　ブレーキワイヤーはダイヤモンドコートで絶妙な引き感です♪

　　　　　　　　↑　　　こちら　サイズは470で　実測重量6.98ｋｇ

　　　　　　　ペダルやケージやエッジ500も込の重さですので

　　　　　カタログ重量的な表現だと　6.3ｋｇくらいですかね。

　　　　　　　　↑　走ってよし　眺めてよし　持ち上げてよしの　相棒です。

　　　　お次は　同じくピナレロのプリンスを組み立て始めました

　　　　　　　　　　　最初にするのは　ワックスコートです。

　　　　　　ぬりぬりしながら　最終チェックをします。

　　　で。。。。。

　　　　　　　　BBをねじ込んでいきますと・・・・・・

　　　　手ではカタくて入っていかないいんです。　　うーむ。

　　　ここは　スルスルと面着まで手ではいってほしいなあ。

　　DOGMAはスルスルなんだけど・・・・

★以前、PINARELLOのプレゼンで質問しました。

私：『DOGMAのBB面は綺麗なんですけど　それ以下って

　　　　　　　　　　　　　　　　フェーシングした方がいいですかね？』

PINARELLO：『それは　必要ありません。　　チャンと面は平行です』

　　　へーそうなんだ。。。。。

　　　　　なら　なんでDOGMAだけピカピカなのかな？

　　　　　　　　↑　現在　志木にあるDOGMAのここもピカピカですし

　　　　　　　　　　　↑　プリンスはイマイチ　ダラっとした面・・・

　　　　　　　　　　　　　　ヤッパし　　フェーシングします！

　　　　　　　　　　　　　　　↑　検証する為　ちょっとずつ観察しましょう

　　　　　　　　　　　　　　　　　↑　少し削った状態

　　　　　　　　　歯が当たっている場所は　レコード盤みたいになります

★実際に　これはほんのチョット削っただけで

　　　　かなり面の精度は優秀なほうだと感じました

　　　　　　　　　　　　　　　が　100％ではなく　　　この様に

　　　　　　　↑　左側だけに切削跡がみてとれます

　　　　　　★つまり　このBBシェルは　面が出ていなかった訳です。

　　　　　　↑　少し少し　進んでいくと　だんだんと切削が繋がりそうに

　　　　　この切削【レコード溝模様】が　

　　　　　　　　　一周　繋がった瞬間に作業をとめます。

　　　　　　　　　　　　↑　内側の角度がついた面も刃を入れたいトコですが

　　　　　　　何事も　やり過ぎはイケマセンので　・・・

　　　さて・・・

　　　　　　　　　↑　フェーシングやる最中は　このシールを外しておかないと

　　　　　　　　この飾りシールがズタズタになっちゃうのよね。

　　　　【経験者は語る・・・】　作業が終わったらシールを戻します。

　　　　　　　　　　　　　↑　DOGMAと同じ様にピカピカのBB

　　　はい　手の力だけで　スルスルとほとんど入るようになりました。

　　　　　　　　　　　　　そんな感じで

　　　　　　　　プリンス組み立てスタート。

　　　PS　なにもピナレロが特に悪いわけではありません。

　　　　　　　トップカテゴリーがPF30ミリに傾倒するなか　ねじ込みBBに

　　　　　　　戻ったピナレロの勇気は称賛に値します。

　　　　　　　ただね・・・・コストと精度のバランスが・・・・・

　　　　　　　各メーカー　もうすこしユーザー寄りでも良いんじゃないかなあ。

　　　　　　　　　　　ｂｙ野澤