今週の志木店　デカプリヲ×EWW01×ボンド納車前夜
by: 野澤 伸吾

お客様がわざわざ遠距離からいらっしゃると　とても感謝します。

　こちらのピナレロ　Ｆ８のお客様は宇都宮からの里帰り整備。

　　まことにありがとうございます。

　　　今回の里帰りでは・・・・クランク　チェンリング　・・・・

　　　　そして　ＣＤＪビックプーリを取り付けました。

ベンチ上ではありますけど　その軽い回転にオーナー様は御満足

さて・・・

　　　　　　　　　↑　翌日　　こりゃまたピナレロ　Ｆ８　が御来店

　　　こちらのオーナー様はＥＷＷ01を　見えない化

　　　　　　まず　本体に輪ゴムを巻きます。

　　　コレでＦ8の場合はカタツキを制御できます

ビルトインバッテリーに来ていた配線を接続し突っ込みます

　　　超簡単に　ＥＷＷ01が　見えない化できました

　　　　勿論　作動も問題ありません。はい。

　　　　　　ところでこちらのＦ8・・・・ハブがゴキソなんです

　　　ホイールバラランスのチェックでベンチ上で回したら・・・・

　なんか　普通と違うんですよ。　　なんですかね？この感覚。

折角なんで　　動画にシテみました

　　　　↑　なんていいましょうか　この減速のなさ！　

　　動画で表現できるか心配なんですが

　あきらかに普通のハブと　ちがいますね。

　　　・・・・・当たり前？　　そうゴキソだしね。

　　さて　水曜日は休日出勤してボンドを組みました。

　　　　今回のボンドは　Ｓサイズの蛍光グリーンです。

　　　　　ＣＩＰＯＬＬＩＮＩ　ＢＯＮＤ　のアイデンティティはこのＢＢ

　　　そう　ボンドだけがもつ　アトムリンクシステム！

　　魅力的なあの乗り味は　ＢＯＮＤだけがもつこの機構です。

　ああ　アナタ様にも　試乗してもらいたい　このアトム！

志木店には試乗車いつもありますよ

　　　　ＢＢは386です。

　　　　　スギノの部品を使いました。

　　某イタリアブランドの386に比べて　とても良い精度

　　　　↑　素手で押しただけでここまで入ってくれます

　　　　素晴らしい！　　ブラボーです！

　　　↑　最後は工具でキュッと押します。

　　　　　　塗布するグリスは　・・・・・・

　　　　　　　　↑　ワコーズのブレーキプロテクター

　　　　　異音対策優先です。　　自転車の組み付けでは

　　　適材適所で　グリスを選びます。

たとえば・・・・・・志木店にいらっしゃる異音解消依頼で

　『ＢＢ周辺から　音がします』　のお客様のうち

　　30％くらいは　サドル近辺からの軋み音です。

　　　　　　　　　↑　特にこの　ヤグラの金具ですね。

　　もし　アナタ様の異音が【ダンシング時に止る】なら犯人はココ

　　　カーボン製のポストの場合・・・・

　　以前はトレックからカーボン用のグリスがありましたけど絶版。

　チョット前までは　フィニッシュラインのモノにしてましたけど

　カーボンドライジャパンの早川社長の助言で・・・・

　　　　　↑　金属とカーボンが接する部分は

　　　　　　　　モリブテン添加のグリスにしています

　　　　　　↑　上の円筒形にはモリブテン

　　　　　　　下のボルトの円錐部分にはデュラグリスを塗布

　　　因みにボルトのネジにはグリス塗りませんよ。

★メーカーがグリス塗布指示しないネジに油脂を塗ってはイケマセン

　　締め付けトルクは　ネジの摩擦抵抗と軸力の合算値です

　　ですから　なんでもかんでも　ネジにグリス塗るのは・・・・

一見丁寧に見えますけど、　軸力がオーバーする可能性あります。

　　　　　　　↑　ＣＩＰＯＬＬＩＮＩ　はＦＤ台座が調整式なので

　　　ＦＤ羽と　チェンリング隙間がイイ感じで　私は好きです。

　　　そんな訳で・・・・ちゃくちゃくと組み立て・・・・

　　　　　　　　　　はい　　↑　完成♪

　　　　　　　　↑　カッチョイイ♪

　　　　　↑　5800は　ブラックが鮮やかです。

　　　黒い部品がお好きなアナタ様に　オススメ♪

　　　　↑　　大昔・・・・惚れていたカワサキの

　　　　　ローソンレプリカを彷彿とするグリーン！

　　　やっぱ　色は大切です。

　　　　　　　　↑　バーテープもグリーンでキマリだっ！

　　　はい　週末が楽しみな相棒の誕生です。

　　ｂｙ　野澤