2015/07/27 21:45
一年を通して日照時間の一番長いこの時期、ロングライドの季節ですね。
直江津行きのこの企画。
実は自分が20代の頃としか覚えていない程の20数年前に
現在新宿本館勤務の前島先輩と現在は退職されたもう一人の先輩と3人で行いました。
最初にいきなり直江津を目指した訳ではなく、
まず埼玉川越集合で軽井沢の往復ランから始まりました。
軽井沢の往復で感じが掴めた後に
「直江津まで行けるかも?」
当時から東京-糸魚川のイベントは有名でしたが
それはそれ、こちらはこちらの感じで行き先は直江津になった訳です。
同行した二人の先輩は筋金入りのサイクリストで連泊のツーリングもお手の物、
普通にロングランもこなしてきた方々なので直江津往復も一発クリアでした。
でも当時はかなり大変な思いをした記憶があります。
その数年後に後輩と2人でもう一回行きましたがそれっきりでした。
個人的に4年前から一人で軽井沢の往復ランはこの時期に行ってまして、
今年は5月27日にチームメイトお二人と3人で軽井沢往復約240kmを行い
翌日の疲労具合を見ていよいよ二日連続のロングライドに耐えられると判断。
改めて地図を見ると軽井沢まで行けばだいたい中間地点だし、標高も軽井沢が一番高い、
何とかなりそうとかなり楽観的に決定。
6月17日に一人で直江津へ、しかしこの週の日曜日、6月14日の練習で落車して怪我を負う痛恨のミス。
しかしシフト的にここで行かないと思い決行。
往路は平均速度26.5km/hでわりと余力あるかな?ぐらいでした、しかし翌日18日は走り出してから怪我した側の左足に痛みが出て軽井沢でリタイア。
軽井沢から初めて新幹線乗りましたが、大宮へ約40分で到着。改めて近代文明の凄さを実感。はやっ!
落車で怪我しているのに距離走れば、まあ悪くなりますよね。
ドクターストップ最低3週間を言い渡され大人しくするはめに。
それでもなぜか今年をあきらめきれない自分がいまして、7月中が今年最後のチャンスと決め
7月22-23日決行予定を組みます。
タイトルにリベンジが入るのはやり直しだからです。
不安要素
・3週間まともに練習できないのでコンディションの低下は確実
・怪我の治癒期間が充分では無いのでまた痛くなるかも
・台風が来ている。
・梅雨が明けるタイミングで猛暑の可能性が高い
前回の課題(ロングの達人の方々には今更な内容です)
・梅雨時期のロングライドはウインドブレーカーよりレインジャケット、やっぱりですよね。
・ガーミンなどのデバイスのバッテリーが最後まで持たないのでモバイルバッテリー搭載が必要だがトップチューブに載せる小型バッグは足癖悪い自分はバッグが当たって気になる。
それ以外は普段の練習時標準装備+後泥除け装着でした。
以下長文なのでご興味があればお読み下さい。
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7月20日
MAG-ONを夕食後に摂取
7月21日
店長会議後、早々に帰宅、この日はたまたま懇談会がありましたが丁重にお断りしました。
MAG-ONを夕食後に摂取
REC-MOUNTSのTYPE19のハンドルステーだけを使ってGARMINとPIONEER用のモバイルバッテリー搭載用に
オーストリッチのチューブラーバッグをハンドルに取り付ける
7月22日
朝4時、猛暑が予想されるので涼しい午前中に距離をかせぐべく早々に出発。
まだ薄暗いですが、万が一夕方遅くなってもいいようにライト前後は装備していきますので問題なし。
前回よりも1時間早く出ているので車の数も比較的少なく順調、ただ割合的にトラックが目立つ。
軽井沢までのルートはほぼ把握していますのでペース配分もそつなく行くはずが、、
朝の気温はガーミンで20℃台、けっこう涼しく、、途中「自分頻○?」なくらい行きたくなりました。
体の違和感がありましたが、早朝なのでこんなもんか?ぐらいで走り、補給もそれなりしているつもりでした。
妙義山の登りでやはりおかしいと思いつつ横川到着、この時点で気温は30℃、体に負荷の高くなる温度になる前にぎりぎり間に合った感じで
碓氷峠の登坂へ。日陰も多く、登るにつれて気温は下がり、軽井沢では28℃台
しかしこの時の平均速度は24km/hと今年3回目にして最低、それはそれと割り切ってそのまま走り
軽井沢から小諸までの下り基調で体温が下がったのか体調の違和感が無くなり足が回り出します。
小諸を過ぎて長野市までは緩斜面の下り基調、この時軽井沢までの体調が軽い脱水症状態であったと改めて認識
小諸を過ぎたあたりでは気温33℃台でしたが感覚はいつもの感じで足が回る。ここで踏みすぎると200km越えてから後悔するので慎重に出力、パイオニアのペダリングモニターはロングライドでも便利なアイテムです。
ペダリング効率もそこそこ気にして足の動きを意識して省エネ走行を心掛けているつもりで走る。
距離ありきのツーリングなのであまりトレーニング要素は意識しすぎないようにしました。
それでも多少はアップダウンがあります、そんな時は最近ご無沙汰しているチーム練習の方がきついのでなんなくやり過ごします。一人のきままなサイクリングと言えど日本国内で距離走れば山あり谷あり、
個人のスタイル次第ですが景色を堪能するだけでなく、トレーニングして準備していればコースもより一層楽しめます。
長野市に入ると必ず車の流れが悪い気がします。通過時刻が毎回同じ頃なのでたまたまそうなのかもしれません。
長野市内でGARMINから充電の催促が!もうかよと思いつつあと1/3ぐらいはバッテリーはあるがモバイルバッテリー接続
長野を過ぎて妙高高原のピークを過ぎると野尻湖脇を通過、道端にナウマン像(象)があります。
そこからは緩~いアップダウンを繰り返して日本海へ。
ほぼ直線が続くので埼玉では味わえないダウンヒルを堪能できます。
手前10kmぐらいからGARMINで海までの距離感を見ながら走ります。
紙の地図持たなくてもGARMINやスマホで現在地が判る、行き先までのルートも見れる、
国道18号沿いはコンビニが多く補給に困らない。(ドラッグストアもそれなりにあるし)
便利な世の中になったもんだ、、、けっこう本気で思いました。
最初に来た時の補給はどうしたっけ?と思うくらい今は便利です。
4時16分直江津駅前到着 走行距離272km 平均速度27.0km/h
感覚的ですが軽井沢より日本海側が関東より湿度が低い気がして走りやすい感じです。
幸い前回のような足の違和感も出ず、明日もなんとかなりそうな感じで1日目を終了。
宿泊先は前回と同じ
附船屋旅館です。素泊まりオッケーなので夕方飛び込みでも部屋が空いていれば大丈夫
玄関にバイクをそのまま入れさせてもらえましたのでさらに安心です。
近所にセブンイレブンがありますので素泊まりでも便利
(コンビニのゴミは持ち帰りがこの旅館のルールですので守りましょう)
コンビニで夕食と朝食と氷を購入
膝や腰など気になる部分をアイシング、さらに近所の薬局でシップ購入足に貼りまくる。
22日は晴天でけっこう暑かったのですが問題は23日の天候。
上越は朝雨、復路全般も雨予想が出ていました。
今回こそは走って帰る覚悟ですのでレインジャケット用意したし。泥除けもあるし。
でも200km以上雨中を走るのは、、、、、と思いつつ夜8時に就寝
7月23日
朝3時に出発可能か検討するが3時前から雨が降り出し
結局遅らせるぎりぎり5時に雨が降る中、レインジャケット着用で出発。気温は約20℃
途中、新幹線の上越妙高駅横を通ると駅舎がキラキラ輝いて誘惑してきます。
結局は30分ぐらい走ったところで小降りになり、そのまま妙高高原登りへ、
気温は18℃台まで下がるが丁度いい感じ
妙高の下りに入るころ再び雨が降り出し、慎重にダウンヒル。
前回と同じセブンイレブンで小休止して様子を見ると小降り傾向へ。
長野市へ向かう平坦区間に入る頃ほぼ雨は止み曇り空、
この曇り空は軽井沢まで続き、さらに想定外の追い風基調で順調に長野市を抜け千曲から小諸の本格的な登坂区間へ、
この時は気温28℃台で体の負担はかなり少くいい感じ。
目標は12時軽井沢到着だが、軽井沢10km手前で軽い空腹感が出たのでまずいと思い小休止前倒し。
12時15分頃軽井沢駅付近通過、自販機で水だけ買ってそのまま碓氷峠下りへ。
この時の平均速度は24.8km/h、登りが苦手な自分としては想定よりもいい感じで復路の中間地点を通過、
碓氷峠は降雨後で少し路面がウェットなのでここでも慎重に下るがどうも向かい風な感じ。
横川を過ぎ、妙義山の短い登りも何とかの感じで登りきり、この先は小さなアップダウンだけだと思うと
少し解放された気持ちになる。
富岡までの信号の少ない緩斜面を下る県道、向かい風を感じながら短い区間だからと280Wを目標に走ってしまう。
練習ではないのになぜか目標値を設定していました。
富岡に入り信号も増えて思うようにペースは上がらず、基本向かい風で往路のようにはペースが維持できず。
この時期は南風が普通。ペースが落ちすぎないように少々頑張りながら最後の区間を走ります。
17時30分ごろ家の近所のコンビニ到着、目標時刻17時よりもだいぶ遅れましたがこんなもんでしょう。
パンク無し、雨の降ったり止んだりはパンクリスクが高いのですが、さすがGP4000SⅡ、メカトラも無くショップスタッフとして面子も保たれました。
興味深いのは行きと帰りの平均出力が162Wでその差は0.2Wなこと。これが自分の活動限界かっ?
7月22日データ
7月23日データ
そんなこんなで無事リベンジできたので関係各位の皆様、心配していただいたチームの皆様
ありがとうございました。
今回は個人のサイクリングであります。
これに於いて道交法厳守と自己責任は当然ですが
あとは社会人としてのモラルさえ守れば行動は基本自由です。
イベント参加時の大会スケジュールや大会規則がありません。
このゆるい感じが個人のサイクリングの醍醐味です。
此の地から彼の地へ、
自分の行きたい所へ自分のペースで気ままに自転車を走らせて楽しむサイクリングも悪くないですね。
あ、報告内容なのにタイトルが未来形、勢い出るからいいか、、
長年、志木店をご愛読頂きまして誠にありがとうございました。
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ワイズロード入間店
https://ysroad.co.jp/iruma/
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