2015/10/13 16:57
COLNAGO 2016年モデルで一番気になっていました。
CLX ULTEGRA (以下略称 CLX)
2016年モデルでフルモデルチェンジです。
新しいCLXはシャープな直線基調のチューブ構成
V1-Rの設計コンセプトを
より多くのサイクリストに楽しんで頂くために
フレーム素材や形状設計を再構成して
¥486,000(税込み)
アルテグラ仕様の完成車で購入できます。
ホイールはフルクラム レーシング5、
タイヤだけグレードアップすれば
このままレースにエントリーできるモデルです。
フレームジオメトリーはV1-Rと同じ
おおまかに以下の内容で対V1-R比コスト削減
・全体のカーボン素材の変更
・シートチューブはラウンドタイプで高価な専用シートポスト不要
・リアエンドも変更した素材に最適化して設計変更(若干大型化)
・ダイレクトマウントブレーキをノーマルキャリパータイプ変更で工程削減
ここまではコルナゴ国内代理店、
株式会社エヌビーエス様 担当の方からのお話です。
では実際のところ、CLXどうなんだよ?となりますね
個人的な感想ですよ、個人的な。
(結構好みだったことは明言しますので
そこいらを差し引いて頂いて結構です。)
ニューモデルなのに現行コルナゴバイクのベンチマーク!
CLXに比較して
・V1-Rはエアロダイナミックと軽量性が優れている
・C60は全体的にワンランク上の快適性とフレーム剛性のバランス
・STRADA SLのフィーリングはCLXに近いが快適性と軽量性でCLXが勝りしっかり金額性能差がある。
・CX-ZEROをさらにシャープなフィーリングにした感じ。
ホイールスペック変更で上位モデルにより近いフィーリングに変化することは間違い無いのですが、今回の試乗ではホイールチェンジの時間まで取れませんでしたのであくまで予想です。
比較ではなくCLXパッケージの率直な感想はというと、、
完成車価格-パーツ価格=フレーム価格
を想定して、、30万円前半ぐらい?
(2016CLXはフレームのみの販売はありません)
感想は、、、
ロングライドとかヒルクライムとか、
カテゴライズできない
オーソドックスさがまた潔い
レーシングバイク!
ハンドリング
高速安定性
向かい風や登り
振動吸収性
特筆すべき不満なく走れました。
試乗車に乗ると、いろいろ意識します、
ヘッド回りの感じだとか、後ろ三角の剛性が、だとかね
悪い言い方するとあら捜し的な側面あります。
乗ってるバイクが想定より速く走る感じだと
なるほどね~と思い
乗ってるバイクが想定より速く走らない時は
その理由を感じようとします。
あそこが弱いだとか、バランスがどうのとか、、
自分のスキルを棚に上げて、、
CLXは以前試乗したV1-Rのフィーリングから想像した
想定どうりに走りませんでした。
原因は
比較でV1-Rよりややフレーム剛性高く感じたことです。
ホイールとのバランスも原因かもしれません。
いい意味で裏切られました。
試乗日の彩湖は北の爆風です。
丘を駆け上がり、追い風でスピード上げて、、
この日初対面のバイクなのに、、
実に寡黙だが、仕事はしっかり安定してこなしやがる、、、
爆風の向かい風でフレームが硬いとか軟いとか、、
フレームの何処がどうのとか感じさせられることもなく、、、
向かい風にいかに抗うかに集中して走ってしまった。
これって
バイクに乗せられてしまった感じ、、
レーシングバイクとして
高い基本性能、安定性をバランス良く
備えている結果と思います。
設計ノウハウのフィードバックで
影にV1-Rを感じるのは当然として
C60に脈打つ老舗コルナゴの
イタリアンバイクらしさをも
V1-Rの影の向こう側に感じる
ニューCLX
むしろ1台目のロードバイクにお薦めしたい
オールラウンダーです。
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