ＬＯＯＫ　虎の穴　　【外れにくい蓋】の対処方
by: 野澤 伸吾

志木発ジミネタ　　　LOOK695は・・・・

　二年目からは機械式とＤｉ２が両方対応になりまして

シフト＆ブレーキの内装入口が

　　　　　　　取り外し可能な金具になりました

         ↑　この部品です。

　フレームにちょうどハマる穴が明いていて

　小さなビスにより銀色のモノが引き寄せられ

　　広がる事により固定されています。

　　　　↑　しかし　この銀色のが開き気味【角度が大きい】と

　　　ビスを緩めても　部品は取れにくい事があります。

・・・６９５を組む場合、機械式でも一か所

　　　Ｄｉ２の場合は４～５か所を外します。

そのうち・・・・・・

　　２０個に一個くらいはどうしても外れないので

ビスを反時計方向に強く回して　分解させてしまいます。

　　銀色の部品はフレーム内部に残ってしまいますが

　　↑　強めの磁石があれば　簡単に取れます。

　↑　分裂した　銀色をプライヤーなどで曲げを強めてから

　ビスの先端がすこしかかる状態で机などの穴に合わせて

↑　ビスを強く押しながら　

　　　　　時計回りにネジを回せば復活します。

　　フレーム側の穴は精密に造られていますので

　装着し難くても　削って広げないでくださいね。

　　↑　二件目のＬＯＯＫジミネタはこのヤグラ。

上図は　お客様が黒いエストラマに交換したモノですけど

組立の順番が間違っています。

　　　　↑　工場出荷状態

　一番上には薄いスペーサー状のものがあり

　　　↑　付属のスペーサーとは異なり　

　　　片面には掘り込みがあります

　　　　この面を　上にします。

　　　↑　ヤグラ本体は　二段になっていて

エストラマの下端部はちょうど揃うのですけど

間違って一番上に厚いスペーサーを入れると

想定外に圧縮されてしまいます。

　本件の黒いエストラマは過剰な圧縮で短くなっていました

　　　　↑　これが正規の組み方です。　違いが判るでしょうか？

　　ヤグラのネジを締めると

　　　赤いゴムが膨らんでヤグラを固定します。

　　　エストラマ下部に隙間が出来ていま使用上に問題はないでしょう。

　★　標準の赤いエストラマはミディアムで

　　　グレーにすると　とても乗り心地が優しくなり

黒にすると まるで別の自転車みたいにシャープになります。

　　　６９５ユーザーは試す価値あります。

　　　　ｂｙ野澤