2024/08/31 12:37
当社のポジション出しサービス「バイオレーサー」に携わり、フォームも勉強し続けてきました。
鍼灸師の資格も取り、他社のフィッティング講習やシューフィッターなどの講習も受けてきました。
フィッターとして多くのお客様のフィッテングやポジション出しやフォームのアドバイスを行ってきました。
その中で、改めて自分のポジション・自転車ごとにはどうなっているか??
という事で、実家にあったコルナゴも引き上げ、新車もあるので比較してみました。
サドルが違うと「着座位置」が変わるので比べるが難しいのはそもそもわかっていました。
なので「着座位置」=「サドルに強く当たる坐骨部」を基準にしてみました。
幅や長さやクッション性など様々なので、自分の坐骨位置を基準にした方が良いと思ったからです。
それでも乗っている時(クッションが沈む)と計測時では違うので差異がでます。
ハンドルポジションもドロップハンドルの特質やブラケットの形状により、無限に広がるのでどうなのか気になっていました。
いろんなところを持てるロードバイクのハンドルは複雑化してきます。
目的に合わせたポジションも出せますし、大体各部1cm前後くらいの差で納めることが出来る数値が出るので「間違えたフレームサイズを買ってしまった」ということはありません。
パーツを変えることで対応できることがほとんどです♬
乗りやすいバイク、乗りにくくて怖いバイクなど感覚に訴えるものを感じたことがある方もいると思います。
もちろん慣れないとロードは怖いですが。。。
結果として速いバイクよりも「扱いやすいバイク」の方が安全でもあります。
単純に痛みが出るならポジションの見直しが必要です。↓参考にして下さい。
「首肩・手・腰・お尻・膝・足部」などの痛みについてブログも上げています。
「レーシングモデルとエンデュランスモデル」では目的がちがうのでフレーム設計が違います。
違う目的で使おうと思うとポジションが出なくて当然です!
ヒルクライムを楽しみたいからヒルクライムが走りやすいポジションを作りこんだり、河川敷しか走らないので単独巡行速度を上げるポジションを作りこんだり、意図的に車体事にポジションを変えることもあります。
一応、乗車画像も↓
フォーカス↓ プロロゴSCRATCH M5 PAS TIROX +ITM X-ONE + ST-R8170(アルテDi2)
コルナゴ↓ スペシャのサドル+旧デュラ+チネリのハンドル
ムセウ↓ ボントレガーのサドル+ボントレガーのハンドル+ST-R8050(アルテDi2機械式11s)
インドア用↓ ファブリックのサドル+PRO LT+ST-R8000
登りもこなしたいし、速度も上げて気持ち良く走りたいバイクとしてるので、ポジションが似ています。
サドルの高さはコルナゴがアルミで硬いフレームなのでクッション性の高いサドルを使っています。
そのため、乗車してない状態ではサドル高が高く出ています。
ハンドル落差も同じくらいですが、旧デュラのブラケットがかなり上向きで手首を返さなくてもブラケットが握れるので数値上は遠いようでも、感覚的な距離感はそれほどフォーカスとの違いは感じません。
後ろよりに座って、上死点前から前にけり出しながら回すペダリングが好きなので、2モデルはこのペダリングでも良く前に進んでくれるので大好きです♬(だからIZALCO MAXを買ったんですが)
登りになったら前寄りに座るので、若干サドルを高めにしているのもあります。
前寄りに座ると位置関係でサドル高が低くなってしまうので、落としどころでの問題ない範囲で高めにしています。
ムセウは完全にロングライド用です!
フレームが麻を使った「しなり」が売りのモデルで、振動吸収性が高いモデルです。
サドルはそれほど高くなく、前乗りできるようにサドル位置を前にすることで、ハンドル位置を下げても無理がなく、フォーカスと同じくらいのハンドル落差をとれるようにしています。
山ものぼりますが、長時間の平地の巡行をメインでポジション出ししています。
長時間乗っても一番違和感がないのがこのモデルです♬
なので速度/スピード感は求めていません!!
インドア用が一番適当で数値からのポジション出しをしてません。乗った感覚だけです。
スマトレの機材制約のためダンシング出来ないこともあって、インドアトレーニングなので細かいポジションは考えていません。
ダンシングもしない、コーナーリングもない、下りもない、風もないので、外を走るバイク程ポジションにこだわる必要はないと思います。
結果として、シッティングでの巡航が多いムセウと似たポジションになったと思います。
今のバイクの不満やお客様の希望など、ご要望により次のバイクをどうするか一緒に考えましょう♬
始めての方は、「イメージ」を作ってきて頂けると車体選びがしやすくなります。
「遠くに行きたい」「ツールドフランスのように走りたい」「ダイエットしたい」などなんでも良いので自分が自転車に乗って浮かぶイメージをお伝え下さい。
ハイエンドモデルは、魅力的な商品がいっぱい!! ↓
長年、志木店をご愛読頂きまして誠にありがとうございました。
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