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ENVEホイール(SHIMANO、SRAM)各種在庫中!試乗用ホイールもあります!
by: 櫻井 竜

こんにちは、お茶の水店の櫻井です。

今回はアメリカのパーツブランド『ENVE』のホイールの紹介です。

お茶の水店に在庫中のENVEホイールたち

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写真右から

・SES 4.5 white (SHIMANOボディ)
・SES 4.5 white (SRAMボディ)
・SES 4.5 black (SHIMANOボディ)
・SES 6.7 black (SHIMANOボディ)
・ENVE 45 INNERDRIVE (SHIMANOボディ)

となっています。

SESとは

SESとはENVE SMART SYSYEM(エンヴィ スマート システム)の略で、風洞実験施設だけでなく、

実際の道路上で優れたパフォーマンスを発揮する

ホイールを目指して開発しています!

実際の道路上で速く走るために3つのポイントがあります!

前後異なるリム設計

SESは各モデル、フロントがリアよりもハイトが低く前後でリムハイトが異なります。

フロントは、
安定性とハンドリングを重視

リアは、
空気抵抗を削減することを重視

されています。

またリムハイトのみならず、スポーク周辺の形状も

フロントは、
横風を流すような丸みを帯びた形状

リアは、
空気抵抗を減らす尖った形状

となっています。

パンクさせないテクノロジー

どれだけ速いホイールでもパンクしてしまっては速く走れません。

SESシリーズでは全て、

フックレス・チューブレスリム

が採用されています。

チューブレスにすることで低圧にすることができ、なおかつリム打ちパンクが起きにくいよう、フックレスビードをワイドにしています。

形状だけで作らない素材の特徴を理解して使う

リムハイトを変えることや、スポーク周りの形状を変えること。ワイドなビードなど形を作ることは誰にでも出来ます。

ENVEは2007年以降、カーボンパーツのスペシャリストとして、カーボンの特性を理解し、設計、製造を行っています。

SESシリーズでは約30枚のカーボンシートを角度や形を変え、金型へ張り付けます。
シートの向きや、形を調整することで理想的な乗り味や、推進力を実現し、さらには耐久性やタイヤの保持力など部位ごとに必要な性能を得ることが出来ます。

SES 4.5 WHITE

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価格:¥499,950(税込)
重量:1432g
フリーボディ:SHIMANO、SRAM

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SES 4.5は、ハイボリュームロードタイヤの転がり抵抗の低さと世界最高水準の空力的特性を両立させた、現代のチューブレスロードホイールの先駆け的モデル。軽量化のために設計を見直し、エンヴィの社員お気に入りのホイールとして、その立ち位置を確立しています。

SRAMユーザー必見!XDR仕様あります!

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SES 4.5 BLACK

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価格:¥499,950(税込)
重量:1432g
フリーボディ:SHIMANO

トリプルクラウンを達成したホイール

ENVEホイールといえば、ポガチャルの所属するUAEが使用していることで有名です。そのポガチャル選手は、このSESシリーズを使用してジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランス、世界選手権を制覇。実績は十分すぎる程あるホイールといえるでしょう。ちなみに、どちらのグランツールでもほとんどSES 4.5を使用していたとのこと。

SES 6.7 BLACK

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価格:¥499,950(税込)
重量:1457g
フリーボディ:SHIMANO

SESシリーズの中で最速

SES6.7はシリーズの中で最速のホイールとされています。上のグラフを見るとSES7.8が最も空力に優れているように見えますが、ヨー角が10°の際は6.7が上回っており、全体的なワットの差も0.5W未満。6.7と7.8の重量差が約200gあることを考えると、最速のホイールは6.7と言えるでしょう。

FOUNDATION ENVE 45 INNERDRIVE

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価格:¥299,860(税込)
重量:1535g
フリーボディ:SHIMANO

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SESシリーズとの大きな違いはスポークとハブ。FOUNDATIONはスポークをJ-ベンドとしています。ストレートスポークの方が引っ張り強度が上がる分、横剛性も上がりますが、万が一折れてしまった際に修理しやすいのはコッチ。スポーク自体も入手しやすいです。

SESから受け継がれる性能

ミドルグレードにあたるファンデーションシリーズですが、SESと同じ「MADE IN USA」

ENVEらしいこだわられた製法で作られており、高いパフォーマンスを発揮します。

しなやかな乗り味の秘訣 一体成形ニップルホール

ドリルを使用せずにニップルホールを作成され、カーボン繊維が切断されません。そのためリムを薄く製作することが可能となります。

ホールバランスを崩さない製法

ホイール製作時に必要なブラッダーをENVE独自の技術でホイール内部から完全に取り除くことが可能。
内部に残さないため、安定したホイールバランスを実現します。

剛性/メンテナンス性 全てのバランスを高めるENVEオリジナルハブ

SESホイールにも使用されているINNER DRIVEシステムを搭載したハブが使用されています。

ベアリングよりも大型のラチェットを持つこのシステムは、パワー伝達が素早く、表面積が大きくなるため、トルク効率もアップします。

さらに内部パーツを少なくし、構造を簡略化することでメンテナンス性も容易です。

自分の自転車に取り付けて試乗できる?!

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試乗用ホイールSES 4.5 white をご用意しています。自分の自転車に付けることでより性能が分かるはず!
※写真は取り付けイメージです。

試乗用ホイールの詳細はこちらから↓