【ORBEA】ORBEAのハイエンド２車種を比較インプレ＆最新カラー紹介‼
by: 関 和貴

皆さんこんにちは、ワイズロードお茶の水店、関です。

今回は3/31まで試乗会開催中のORBEA ORCAシリーズについて詳しくご紹介したいと思います。

 

 

ラインナップ

ORBEAのカーボンロードは軽量モデルのORCAとエアロロードのORCA AEROの2種類があります。

 

モデル名の読み方も紹介しておきます。

 

 

ORBEAのモデル名には法則があり、

 

ORCA M10i LTD PWR　こんなモデル名です。

 

車種の「ORCA」に続く「M10i」はパーツのグレードを示しています。数字が小さい方が上位モデルのパーツやコンポがついていることを示し、「i」はDi2仕様、「e」はETAPの電動仕様であることを示します。

「LTD」はフレームが上位グレードの場合につきます。キャノンデールの「HI-MOD」と同じニュアンスですね。

パワーメータが付属する場合は「PWR」がつきます。

 

これを知っておけばモデル名を聞くだけでだいたいどんなスペックかわかるようになりますね。

 

 

ORCA

 

ORCA M20i REPLICA　¥ 1,106,600

 

オルベアといえばオルカというほど定番かつ人気の高いモデルです。

昔からレースで活躍しているモデルで、世代によってはエアロなイメージもありますが、最新のORCAは軽さに特化した軽量クライミングバイクです。

 

 

まずは美しいカラーリングをご覧いただきましょう。

今回ご紹介するのはORBEAを使用するプロチーム、Ceratizitのチームカラーです。

先日国内に届いたばかりで日本初公開の最新カラーです！

 

フレーム全体に美しいホログラムのラインが入っています！

 

 

めっちゃキラキラ！

チームレプリカカラーのみの特別なカラーリングです。

 

 

ベースのネイビーの部分にもラメが入っていて、よく見るとカーボン地も透けて見えます。

とても手の込んだ塗装ですね。

 

 

赤い部分にも模様が入っています。

カタログの写真より実物はキレイすぎてビックリです！

 

 

チェーンステーにも模様が入っています。

 

 

細く、特徴的な形状のフォークや、、

 

 

ステー集合部は軽さを優先しつつ空力も意識したデザイン。

 

 

ヘッド周りはセミ内装。ステム上にスペーサーを積むこともできメンテナンス性も良好。

 

 

サイコンマウントも標準装備。

下部ライトマウントは別売で対応。

 

 

フレームは740ｇと超軽量で、ハイエンドモデルは完成車でも僅か6.7ｋｇ！

ディスクロードでこの重量は素晴らしい！！

 

オールラウンドなモデルよりも軽量化に特化することでヒルクライムでは強力な武器になるバイクですね！

 

 

ORCA AERO

 

ORCA AERO M20iLTD　¥ 996.600

 

ORCAとは対照的にエアロに特化したモデル。

エッジの立ったデザインがカッコいい！

 

 

ヘッド周りの模様。

オシャレなデザインかつスピード感も感じます。

 

 

このカラーもカーボンが透けて見えるカッコいいカラー！

うっすらとパープルで奇麗です。

 

 

フレームにぴったりサイズのエアロボトルが付属。

 

 

 

ダウンチューブには空力を高めるストレージがついています。

 

 

着脱も簡単で中身も取り出しやすい。

 

 

チェーンステーはRDの形に合わせて設計されています。

空力がよさそう！！

 

 

ハンドルも徹底してエアロ形状。

FSAのメトロンステム一体ハンドルも取り付け可能です。

そのままDHバーは付きませんがハンドルを交換すれば対応可能です。

 

 

ボリュームのあるBB周り。

加速力をロスなくスピードに変換します。

 

 

インプレッション

それぞれのバイクに試乗させていただきました。

 

ORCAは残念ながらサイズが合わなかったので正確なテストができませんでしたが、剛性感は十分で、軽量でもたわんでしまうということはありませんでした。

ハンドリングも良好で、小さいサイズでも不安定さは感じませんでした。

登坂では軽さを活かしてガシガシ気持ちよく上れました。

 

 

ORCA AEROはしっかり自分のサドル高で乗る事ができました。

加速や登坂はどうしても多少重たい分ORCAよりパワーを必要としますが、25ｋｍ/ｈ以上になると、どんどんラクに巡航できるようになってきます。

剛性も十分でたわみは感じません。

乗り心地に関しては良くも悪くもなく「並」といった感じ。

加速していくと力強く支えてくれる感じがあるので平坦多めのコースでアグレッシブに踏み込むようなライドは楽しいだろうなと思います。

 

 

モデル選び

全く性格の違うバイクなので単純に用途や好みによって、上りが好きか平坦が好きかで選べばよいと思います。

個人的にはせっかくORBEAから選ぶならORCA AEROが気に入りました！

ORCAも素晴らしいスペックですが、軽量モデルはどうしてもシンプルなデザインが多く、ライバルも多くいです。

ORCA AEROはエアロロードの中でもかなりボリュームのあるデザインで、ストレージBOXなど他にないギミックもあります。

 

 

あとやっぱりここがカッコいい！！

 

それでいて操作感も素直で（ちょっと重いけど）上りも意外といけちゃうほど見た目以上に万能です。

 

プロのLotto DstnyチームがORBEAを使っていますが、半数以上のレースでORCA AEROを使用し、2024年のツールドフランスではORCA AEROでなんと山岳ステージ優勝をとっています！

 

逆に日本国内の選手、特に日本人選手は軽量なORCAを使うことが多いそうです。

 

 

ORBEAのここが良い

各モデルについて先に紹介しましたが、ORBEAというメーカーは他とはちょっと違う素晴らしい特徴があります。

 

多くのメーカーは、、、

本国で設計→中国・台湾等で製造→日本の代理店に在庫→ショップに販売

というスタイルがほとんどです。

 

オルベアでは全てmade in スペイン！産地直送！！

スペイン本国で設計・アルミは国内で、カーボンは国外で製造→日本から注文→スペイン本社工場で塗装・組立→ショップへ

というスタイルをとっており、これにより様々なメリットがあります。

 

 

徹底した品質管理

塗装や組み立てなどほぼすべての工程をスペインの本社工場で行うため、品質管理が行き届いているので高品質のバイクに安心して乗る事ができます。

 

カラーオーダーができる

上位モデルはカラーオーダーが可能！

ホイールにも塗装可能！

しかもアップチャージなし！

名入れもできます！！

 

 

パーツカスタムできる

ハンドルをステム一体タイプにアップグレードしたり、ホイール、サドルを選べるほか、スルーアクスルや前後のローター径など細かいところまでカスタムできます！

 

オルベアでは日本国内に倉庫を持っておらず、注文後にMADE IN スペインで塗装、組み立てされてから産地直送で新鮮な自転車が日本に届きます。タイヤのの空気を抜くとスペインの空気が出てきます。

カスタムモデルの納期は約２か月です。

 

どんなカスタムができるか、コチラから試してみてください！

 

 

高品質なうえにカスタムで自分だけのバイクを作れるオルベア、コスパもなかなか優秀でオススメです。

絶対に人と被らないバイクに乗ってみませんか？

 

 

 

試乗・展示会は2025/03/31(月)　17：00ごろまで。

顔写真つきの身分証明書（運転免許証等）をお持ちください。

 

ORCA　M20i LTD　¥ 1.106.600

サイズ49　適正身長160-166ｃｍくらい

 

ORCA AERO　ORCA AERO M20iLTD　¥ 996.600

サイズ51　適正身長167-172ｃｍくらい

 

 

 

～～お知らせ～～

ワイズロードお茶の水店は店舗の老朽化により2025/4/18をもちまして閉店いたします。

お茶の水店のスタッフや、トライアスロン館の売り場は4/24にリニューアルオープン予定のワイズロード新橋店に移動いたします。

新橋店ではより多くの完成車・パーツに加え、お茶の水店のトライアスロン用品やメンテナンスサービスをご用意いたしますので、是非リニューアルしたワイズロード新橋店にお越しくださいませ！

長年のご愛顧、ありがとうございました。