【CERVELO】完成車重量5.97kg新型R5発表！最速試乗しました。
by: 奥平 総帆

軽さとエアロを融合した新作のサーヴェロR5の発表試乗会に行ってきました。
女子版ツールドフランスで勝利を掴んだその注目のバイクを紹介します。

cervelo R5インプレッション

さすが軽量バイク、走り始めてすぐに軽さを感じますが、それよりも驚いたのがレーシングバイクでありながら乗り心地の優しさにびっくりしました。
まるでエンデュランスローロに乗っているかのような優しい乗り味を感じることができました。
ただ、登り始めるとその優しさよりBB周りの剛性の高さからグイグイ登っていきます。
スピードの出るコースではなかったので空力性能はわかりませんでしたが、この感じであればロングライドからヒルクライムまでどちらもいいとこ取りした車体なのではないかと感じました。

cervelo R5スペック解説

軽量化

フレーム形状を見直し最適化することで
フォーク重量302g （前作より−27g）
フレーム重量657g（前作より−302g）
その軽量化は、ヘッドバーツ、シートポスト、ハンガーにまで及び、軽量化しています。

空力性能の向上

シルエットは新旧で似ていますが全体的に設計を見直し、２Wの空力改善をしています。

新型一体型ハンドル

新設計のステムハンドル一体型ハンドルは、S5と同じフレアデザインへアップデートされました。

重量は旧型のハンドルステムに比べ-134gの軽量化を実現

ベアリングキャップもメンテナンス性の向上と軽量性を追求。
ワイヤー類を外さずにキャップを切り替えできるように整備性も向上させてあります。

UDH 対応

近年、SRAM社の提唱する共通ハンガーUDHですが、独自形状にすることで変速の確実性とさらなる軽量化を目指しています。
※色は黒になります。

シートポスト周り

ジオメトリーの変更

S5と共通のジオメトリーとすることで、スタックをより低く、リーチをより長く変更。
S5からの乗り換え時に違和感がないようにしてあります。

近年のトレンドである太いタイヤ、29c付近のタイヤに対応できるように改善。
これにより、空力向上、転がり抵抗低減、トラクションの改善が望めます。
太いタイヤに合わせてBBハイトも見直しています。

剛性変更

BBまわりの形状を見直し剛性を13%増加、逆にヘッド周りの剛性を見直し8%減少。

ラインナップ

サーヴェロ R5 スラム RED XPLR AXS完成車 税込2,249,500円

サーヴェロ R5 スラム RED AXS完成車 税込2,249,500円

サーヴェロ R5 シマノ DURA-ACE DI2完成車 税込2,249,500円

サーヴェロ R5 シマノ ULTEGRA DI2完成車 税込1,599,400円

サーヴェロ R5 スラム FORCE AXS完成車 税込1,648,900円 

フレームセットが899,800円（税込）

最後に

サーベロ日本一の新橋店におまかせください。
ご来店お待ちしております。