新しいスタイルを提案するフラッグシップショップ!
ワイズロード新橋店 Y'sRoad shimbashi
[英語対応可]
2024/06/27 18:18
こんにちは、新橋店Tech担当の小達です。
あまり人と被らないカスタム!
を信条とし、いじりを楽しんでいます。
(結局ここで紹介すると言うことは自ら被りを推してますよねぇ…..)
まあこの良さが分かって頂ければと思い、これは!!
と見つけて使ってみた物を紹介していきます。
*注
施工方法は多種多様に渡ります。メカニックならではの施工方法もありますので参考程度でお願い致します。
「この方法や同じ部品でやったけど破損した…」など責任は一切負いかねます。
弊社扱いの無い、他社購入品に関わる作業はお断りさせていただいております。
メーカー推奨しない関連部品の取付けや、作業工程、規定より外れるものは保障が無くなりますのでご注意下さい。
上記に関わる作業は当社では作業を承る事ができません。
また、ご自身で施工した物は全て自己責任になりますのでご注意下さい。
今から約40年程前に登場しユニークなドロップハンドルスポーツ車としてマニアな心をくすぐったバイクが限定で復刻しました。
現代のミニベロの基礎を築いたとも言われたバイクです。
当社でも支店に数えるほどしか入荷せず、現在は既に完売です。
(これ、価格もかなり手頃ですし、見た目もアレな訳ですから人気はもちろんでますよ。ARAYAさん!もう少し造って頂きたい!)
色々と訳があり、手に入れたかわいいミニベロですが早速カスタムしちゃいました。
乗る前にいきなり全部バラします!
あと、これに流用するのはホイールです。ほぼ細かな部品は交換します!
前回の記事「【買ってみた】BROMPTONに履けるFAT?…」に続いてこちらにもFATタイヤを投入。
細くされる方が多いのですが、見た目と快適さを求めると個人的にFATはやはりいいですね!
因みに、標準幅1.5(約40mm)、対して2.0 (約50mm)と10mm程UP。
かなりFATしました。
欲いえばフレーム側はまだ余裕があるので、2.2~2.3位まで欲しいですね。
ノーマルのままだと位置が悪いのでフェンダー固定位置やステーなどの曲げ修正等は必要です。
走りは空気圧次第ですが快適です。
車輪径が小さいので路面の凹凸や段差を拾いやすいので、ボリュームがあると程よく吸収してくれます。
16インチ(305)の幅広タイヤの選択肢がほぼ無いですのでVEE TIREさんありがたいです。
(本国サイトだとサイドの色付きもあるようです。今後問屋さんが扱ってくれる事を願います!)
リム形状がシングルウォールでしたので強度的に少し心配です。
ハブは回転・見た目も良く見たしっかりな造りですので、今後は強度UPのためリム交換をしようと思います。
ハンドル周辺は手持ちのハンドル「NITTO NITTO UNIVERSIADE 105 Φ25.4 380mm 」、ブレーキレバーは古いDAI-COMPE、(フードは新調して287系レバー用カバーをカットなどして流用。少し大きいです)
ステムは「NITTO NTC-225 テクノミックロング {SIL}(90 25.4)」落差を出すのにこの225mmという長さが必要です!
角っとしている物より、丸見でしっかりとした物でいて長さが必要となると定番ですがこれです。
バーテープは耐久性と見た目で「fi’zi:k TEMPO マイクロテックス クラシック 2MM BUL」、アウターワイヤー受けを「DIA-COMPE1252フロントアウター受け」に。
ワイヤーを「日泉 ブレーキアウター ヴィンテージ メッシュタイプイタリアン {YEL}(2M)」に交換。このアウター、1950年代イタリアで主に使用されていたそうで復刻と言う様に、古い感じを出すのになかなかです。網目模様が入っています。(ブレーキ用しかありませんが今回はシフトにも流用しました。全体を統一させたかったので…..)
ヘッドセットも「TANGE FL250C Super Polish」この銀ピカ具合に、くぅ~とやられましたね!
変速レバーは「DIA-COMPE Wシフトレバー クリア仕上 {SIL} 10S」、RDは「シマノRD-4600-SS」程よい銀色で手元に有り、グレードが高い物だといかにも感があったのであえて旧型のTiagraを使用。(中級グレードですがいい造りだと思います)。
CSはこちらは10S、11-28のCS6700旧アルテで軽量化を図りました。
クランクは「SUNXCD」に、チェーンリングは「TAのかなり古い48T」を使用。
ガードは自作。50Tの一回り大きめの古いTAのチェーンリングを歯を落とし、要らない内側をカットし最近ハマっているポリッシュがけを施しました。気に入った物がなかったので破棄寸前の物を再利用しました。エコに貢献!
ペダルはそれっぽいクラシカルな物を倉庫で発見した物を利用。ブランド不明ですがバラしてメンテナンスをしたらすこぶる滑らかになりましたので使用しました。
リアのアウター受けも定番ですが「NITTO AS-1」、細く綺麗な造りで採用。
ブレーキは今は珍しいカンチブレーキが標準で付いてきましたが、あえて古く更に珍しく懐かしい「シマノBR-M734」。
高校生の頃にMTBにハマり、直ぐに最上級なXTRに交換したのであまりをとっておいた物です。
このブレーキの調整はシビアで面倒な事この上ありません。この頃から常に弄っていたおかげで鍛えられたので苦なく取付。
造りがこれまた良く、古き良きシマノの逸品です。千鳥も全部一式あったので、そのままフルセットで交換。シューは「受け」をポリッシュの物に交換。
フェンダーのステー部がどうにも気にいらず、しっかりスッキリ固定をしたかったのでU字のステーを使い加工しました。
カットして、ドリルでもんでリベットを外し、穴あけして….と色々と手間がかかりました。
フレーム側の固定部もHONJO ヘックスレンチダルマネジを使用し微調整可能としました。
そしてようやく完成。
ノーマルの印象を崩さす、さり気なくカスタムしてみました。
見た目もそうですが、ポジションも含め快適性を重視したカスタムとなりました。
切ったり張ったりとした加工はこちらでは保障の兼ね合いもあり出来ませんが、存外の部品で代用したりと工夫次第でカスタムの幅が広がります。
修理ついでにグレードUPなどご相談頂ければと思います。
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