スタッフ試乗会で気になったバイクパックを紹介します
by: 間野友輔

新橋店ふくてんちょの間野です。
普段はグラベルライドをメインに自転車を楽しんでいますが、そもそもスポーツバイクをはじめた契機はキャンプツーリングでした。

今年はキャンプではありませんが、久々に荷物を積載して複数泊のライドを行いました。グラベルロードでキャリアを装備せずに、いわゆる「バイクパッキング」のスタイルで走ったのは実は初めてで、いろいろ勉強になりました。

そんなこともあったので、今回のスタッフ試乗会では、バイクそのものよりもパックの方に興味を惹かれたのでご紹介します。

evoc HANDLEBAR PACK BOA WP5

カラー：スティール、カーボングレーの2色
サイズ：容量5L、重量300g、幅30cm高さ15cm奥行15cm
メーカー希望小売価格￥21,000（税込）

両サイドをしぼって閉じるタイプの防水ハンドルバーバッグです。バンジーコードで脱いだウインドブレーカーなどをさっと止めることもできます。

BOAとあるとおりで、Boaダイヤルがついています。バッグを装着したのち、ワイヤーを絞って固定を容易にできるように作られています。

ハンドルについているタブを外すと、あっという間にバイクから外せます。

evoc SEAT PACK BOA WP8

カラー：スティール、カーボングレーの2色
サイズ：容量8L、重量470g、幅40cm高さ14cm奥行16cm
メーカー希望小売価格￥21,000（税込）

同じ仕組みで取り付けるシートパックもあります。

両方を初見して、Boaの役割が荷室の絞り込みではなく着脱なのか～、と一瞬解釈違いを起こしてはいたのですが、実際着脱が楽だとかなり便利なんですよね。

ORTLIEB フォークパック

 

 

 

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 表側の写真を撮り忘れてしまいまして。

カラー：ブラックマット、ダークサンドの2色
サイズ：容量4.1L、または5.8L
メーカー希望小売価格￥10,000（4.1L）、￥11,000（5.8L）

フロントフォークサイドに取り付けるバッグで、一般的にはボトルケージ型のキャリアを介して取り付けるところ、この製品はアダプターを取り付けておけば直接着脱できるという優れものです。

バッグ側についているレバーを動かすだけで外れます。アイデアですね～。

ここでわたくしが9月に北海道走った際のパッキングをご覧ください。

フォークサイドのパックはシリコンベルトで締めあげて固定しています。この方法だと、ORTLIEBの製品より容量は稼げますが、硬いものは収納できません。（実際わたしくしのパックの中身はすべて衣類です。）

ORTLIEBのフォークパックなら、パックの内容物に圧力をかけることがないので、上のインスタグラムにも例示されていますが携帯コンロやコーヒーミルを持ち出して峠の上でコーヒータイムと洒落こむこともできます。

個人的にはこういう道具に関しては保守的なので、すっごくアイデアが光る新製品に飛びつくことは多くないのですが、バイクパッキングは着脱がスムーズだとホント便利なんですよね。今後もツーリング経験をブラッシュアップして、ご案内できるように努めてまいります。

スタッフ試乗会、およびワイズバイクデモご出展の各社様には今回もとても勉強させていただきました。改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

14th December 2024  ワイズロード新橋　まのゆうすけ