
新しいスタイルを提案するフラッグシップショップ!
ワイズロード 新橋店 Y'sRoad Shimbashi
[英語対応可]
2025/03/11 23:01
初代TOPSTONE CARBONの登場が2019年、そして2022年には第2世代TOPSTONE CARBONが登場し、なんか早いなと思っていたら、3年後の今年2025年、第3世代のTOPSTONE CARBONが登場しました。この速さ、グラベルが世界的に注目を浴びているのが理由ですね。
このページでは新しくなったTOPSTONE CARBONを徹底解説していきます。
そしてなんと、実は既に新型が1台、新橋店にございます。定休日の関係でご覧いただくのは3月13日木曜日からになってしまいますが……。
第2世代TOPSTONE CARBONの特徴はこちらで解説しています。
第2世代TOPSTONE CARBONも好評特別オファー実施中!
Contents
TOPSTONEは2018年にデビューした、(いちおう)キャノンデール初のグラベルロードバイクです。いちおう、と書いたのはその前に、『ニューロード』という触れ込みで2015年に登場したSLATEというシリーズがあったからです。
SLATEはまだグラベルと言う言葉があまり聞かれなかった2015年に、元シクロクロスレーサーのTim Johnsonらを中心に開発されたバイクで、650×47Cのスリックタイヤに専用サスペンションフォーク『Lefty Oliver』を装備した、アルミフレームのバイクでした。独特のスタイルには注目が集まりましたが、元プロが遊ぶために作ったバイクとあって、グラベル環境でのコントロール性はピーキーなバイクでした。価格もアルミにしては高く(フォークが高価過ぎた)、ちょっと時代が早かったとも言えます……。
2018年には、初のグラベルロードバイクである、アルミフレームの『TOPSTONE』(第1世代)が登場します。この頃日本でも急速にグラベルライドが注目されつつあり、当時はラインナップが充実したJAMISのRENEGADEシリーズが席捲していたこともあって、キャノンデールのグラベル本格参入はちょっと遅い印象でした。
その若干遅かった参入を挽回するように、2019年、ついにキャノンデールのグラベルバイク本命、TOPSTONE CARBON(第1世代)が登場します。この年は、アメリカで爆発的な人気を誇っていた『Grinduro!』が長野県斑尾高原で日本初開催(尤も、台風接近で短縮日程でしたが)、野辺山シクロクロスと併催された『野辺山グラベルチャレンジ』など、日本におけるグラベル元年と言える年でした。そんなタイミングで登場したTOPSTONE CARBONは、瞬く間にグラベル界のトップバイクとして君臨することになりました。
1か月前に発表された『SUPER X』とTOPSTONE CARBONには明確な棲み分けがあります。SUPER Xは比較的スムーズなグラベルで行われる高速レースを主眼としており、一方TOPSTONE CARBONはアドベンチャーライドやツーリングを目的としています。
なので上の写真のようなバイクパッキングも得意分野。バックカントリー的な要素が強く打ちだしています。
SUPER Xはカッコ良いですし、実際この1か月で多くのグラベルファンが予約しているようです。が、急峻な日本でグラベルライドを楽しむのであれば、環境的にはTOPSTONE CARBONのほうが向いている部分が多いと思います。
2月に発表されたグラベルレーサーSUPER Xはこちら↓
TOPSTONE CARBONが他のグラベルバイクと異なる最大の特徴がKINGPINサスペンション。シートチューブとシートステーの接合部に『KINGPIN』と呼ばれるピボットを付け、後輪を挟むリア三角をしならせることで、最大30mm分のストロークを持つサスペンションとして機能します。
KINGPINサスペンションがあることで、後輪から伝わる路面の凹凸のショックを和らげるとともに、ホイールを常に地面に押し付ける効果があり、特に滑りやすい登りのグラベルでトラクションを稼ぐことができます。
第1世代TOPSTONE CARBONではKINGPINにベアリングが入っていましたが、第2世代以降はブッシュのみになりメンテナンスフリーで更に滑らかな動きをするようになりました。またこのKINGPINサスペンションはサイズごとに想定体重があり、サイズにかかわらず同じように動くよう設計されています。
キャノンデールのアイコンともいえる、片持ちフロントサスペンションフォーク『Lefty』。今回のモデルチェンジに合わせて、第1世代TOPSTONE CARBONから採用されてきたLefty Oliverフロントサスペンションフォーク(フォークとしては第2世代)もモデルチェンジになりました。
SLATEの頃の第1世代Lefty Oliver、先代の第2世代Lefty Oliverはそれぞれ、ストローク量30mmでしたが、近年ハードなグラベル環境も多くなっているため、第3世代Lefty Oliverではストローク量が40mmにアップしています。
舗装もあり滑らかなハードパックもありなグラベルライドでは、いたずらにストローク量を増やすのも重量増やバランスのズレにつながるなどします。これまでストローク量30mmでも、絶妙な調整で効果を発揮してきたLefty Oliver、新しくなってどう味付けが変わってくるのかも楽しみなポイントです。
安定感と反応の良さが絶妙に調和。フォークのオフセットを長めに設計し前輪が前へ移動し、ヘッドアングルを緩やかにすることで、軽快で反応の良いステアリングを実現しました。スピード満点のライドや荒れた道でも、自信を持って走れる安心感をお届けします。
また、第2世代までのTOPSTONE CARBONでは、リジッドフォークとLeftyフォークで長さが異なるためにジオメトリーに影響を及ぼしていましたが、第3世代TOPSTONE CARBONではリジッドフォークの肩を高くし、ヘッドチューブを短くすることでジオメトリーの一致を図っています。
待望のフレーム内収納が実現。専用のスタッシュバッグに入れてチューブや工具をダウンチューブ内に収めることができます。
レースシーンでは年々、タイヤの太さが増しています。第2世代TOPSTONE CARBONの公称最大タイヤ幅は700Cで45mmでした。
第3世代TOPSTONE CARBONではリアで最大タイヤ幅52mm、リジッドフォークで最大タイヤ幅56mmまで対応。
ただしLefty Oliverに合わせたタイヤクリアランスは700×47ミリのタイヤに最適化されており、あまりにも高さのあるタイヤは取り付けられませんのでご注意ください。
ワイヤー類はヘッドチューブ上部からフレーム内にフル内装。SUPERSIX EVOなどで使われているCONCEAL C1ステムとの併用でハンドル内装も可能になり、すっきりした外観になります。ワイヤー類が内装されると、フレーム外側と擦れることで起こる傷も防げます。
内装化にあたって、TOPSTONE CARBONではSUPERSIX EVOで採用されたデルタステアラーは採られていません。『Acros IS52/40 ICR』というワイヤーを通すことができるユニークなヘッドパーツを用いています。
SRAMが提唱する共通規格、Universal Derailler Hangerを採用。ハンガーを共通化するとともに、SRAMのフルマウント方式(後輪スルーアクスルシャフトに直接RDを取り付ける)にも対応しているため、グラベル用のXPLRも使用することが可能です。
TOPSTONE CARBONのマッシブさを更に印象付ける、大き目なビッグロゴ。いいですよね~。
第2世代TOPSTONE CARBONは、どのモデルもダウンチューブにCannondaleのビッグロゴはついていませんでしたが、今回発表される第3世代TOPSTONE CARBONのラインナップはいずれもビッグロゴがついています。
何故、第2世代ではビッグロゴがなかったのか……。それは恐らく
統合電装システム『Smart Sense』用のフレーム加工があって左右対称ではなく、狭い左側面に合せたロゴにするとバランスが悪かったから、だと私は考えています。
……え?それじゃ第3世代ではSmart Senseやめちゃうの?
その答えは、しばらくお待ちを。
画像クリックで拡大表示されます。
先代TOPSTONE CARBONまでは『XS、S、M、L』というサイズ表記での展開でしたが、第3世代からは『47、51、54』といった、ロードバイク系統同様の数字表記になりました。旧来のサイズと比較すると各数字が調整されていますが、ほぼ47=XS、51=S、54=Mでした。
私個人の考えでは、47:推奨身長160cm前後、51=同170cm前後、54=同180cm前後という感じです。
日本ではLeftyフォーク完成車1種とリジッドフォーク完成車4種が発売されます。
カラー:Mantis(MYG)
国内展開サイズ:47、 51、 54
メーカー希望小売価格¥1,265,000(税込)
今回発表される第3世代TOPSTONE CARBONのなかでは最上位グレード。リア12速のGRX(RX825)を採用し、フロント48×31T、リア11-34T。ホイールにReserveのカーボンリムとDT 240を組み合わせ、700×45CのVittoria Terreno Dryを履いた、高速ライドを意識した仕様になっています。
カラー:Jet Black w/ Raw Carbon Smoked Chrome (BLK)
国内展開サイズ:47、 51、 54
メーカー希望小売価格¥1,135,000(税込)
新型になったカーボンスリーブのLefty Oliverを装備し、ギア構成はリア12速ながら操作系がSRAM RIVAL AXS、リアディレーラーはMTB系のGX EAGLEをダイレクトマウントしたアドベンチャー仕様。ギアはフロント42T、リア10-52Tで最大ギア比は0.8。ホイールはReserveのカーボンリムにフロントはLefty50ハブ、リアはDT370。
カラー:Spruce Green w/ Raw Carbon and Meteor Gray (SGR)
国内展開サイズ:47、 51、 54
メーカー希望小売価格¥685,000(税込)
操作系はSRAM APEX AXSに、リアディレーラーはGX EAGLEを採用した1×12速モデル。ホイール周りはWTBのアルミリムにRiddler TCS Light 700x45cを使用。フロント42Tとリア10-52Tの組み合わせでギア比は0.8、ほとんどのヒルクライムは問題なし。
カラー:Obsidian w/ Charcoal Gray (OBS)
国内展開サイズ:47、 51、 54
メーカー希望小売価格¥660,000(税込)
カラー:Tigershark w/ Jade and Orange Slice (TSK)
国内展開サイズ:47、 51、 54
メーカー希望小売価格¥660,000(税込)
シマノの機械式GRX(RX820)を採用した2×12モデルのオールラウンドモデル。ギアはフロント48×31、リア11-34Tで、激坂仕様というよりはロングライドを意識した構成。
カラー:Chalk w/ Meteor Gray (CHK)
国内展開サイズ:47、 51、 54
メーカー希望小売価格¥570,000(税込)
カラー:Smoke Black w/ Jet Black (SBK)
国内展開サイズ:47、 51、 54
メーカー希望小売価格¥570,000(税込)
カラー:Orange Slice w/ Stealth Gray (ORS)
国内展開サイズ:47、 51、 54
メーカー希望小売価格¥570,000(税込)
シマノの機械式GRX12速モデル。ディレーラーにRX820を採用しつつ、クランクはRX610、スプロケットにHG710、ブレーキもRX610を採用したコストパフォーマンスモデル。ギアはフロント46×30、リア11-36Tなので、上位モデルと比較して軽いギア比(0.83)が確保されているのがメリット。
ワイズロードの一部店舗にはすでに入荷しているモデルがございます!
今、キャノンデール完成車を新橋店でご成約いただきましたお客様には、キャノンデールのオリジナルステッカーをプレゼント!
数に限りがございます!
新橋店はキャノンデールのコンセプトストアです!
珍しいモデルなども含め、バリエーション豊富な在庫をご用意しております!
オンロードとオフロードの境界付近が大好物な、キャノンデール専任スタッフ間野が皆様のお越しをお待ちしております(*^^)v
11th March 2025
ワイズロード新橋キャノンデールコーナー まのゆうすけ
店舗改装のお知らせ(休業と修理等受け入れについて)
EC店舗受取の注文は3月23日まで(完成車注文の場合、納期によっては支店を案内する場合がございます)
作業の予約は3月25日分まで(以降の日付はご予約いただけません)
※ブログの商品情報は掲載当時の情報です。
完売していたり、価格やポイント還元率、商品の仕様が変更されていることもありますので、予めご了承ください。
在庫状況等の最新情報は、大変お手数ですが店舗へお問い合わせください。
【5月の新橋店イベント情報はこちら!】
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営業時間 : 平日12:00~20:00、土日祝11:00~19:00
定休日 : 毎週水曜日(祝日を除く)
4月9日から23日まで改装のためお休みします。
作業は完全予約制とさせていただきます。
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TEL : 03-5422-1394
open : weekday 12:00~20:00, holiday 11:00~19:00
Bussines Holiday : Wednesday(except National Holiday)
Temporarily closed for store renovation from April 9th to 23rd.
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