#RideCannondale　LAB71 SUPERSIX EVOで野辺山行ってきた
by: 間野友輔

ワイズロード新橋キャノンデールブランドストアの間野です。

7月2日のLAB71 SUPERSIX EVO試乗会には多数のお客様にご参加いただき、ありがとうございました。あいにくと7月1日土曜日は雨天中止となってしまい申し訳ございませんでしたが、スタンダードモッド発売時期に合わせて第2回を検討しておりますので、よろしくお願いいたします。

さて、わたくしも時間をいただけましたので、1日かけて試乗してきました。

 

まずは日曜日の終業後、自宅までの約30kmナイトライド。途中、登りらしい登りは赤坂御用地脇の『紀ノ國坂』くらいで、あとは平坦基調。まずはこれで平坦性能が垣間見えましたが、いやこれ凄いね。普段使わない52-36×11-30Tで、自分的にちょい重めですが、ガンガン回せちゃう。速度の乗りも良いし、たぶんパワーもあまり使っていない。疲れないから休憩もほぼなしで帰宅できちゃいました。

 

さて翌日。

山梨県の清里の隣、県境越えて長野県南牧村にやってきました。
今週末に『北アルプス山麓グランフォンド』に参戦予定なので、少し登りも登っておきたいのでこちらへ。地元の人が引いてくれたコースで約50km、1330UPの『南相木ループ』と呼ばれるルートを辿ってみます。

 

 

いやあ、いい天気。予報だと直前まで『曇り時々雨』ってついたのに、快晴です。予想外すぎて暑いんですけど。

スタート地点が1375m、そこから僅かに登って1,400mから一気に1,070mまで下り南牧村役場付近へ、ちょっと上って1,150mにある村境のトンネルを抜け、南相木村の集落960mまで下がります。

そういえばわたくし、普段はブレーキ左前なんですよね。このバイクは試乗車なので右前です。平坦とかだと全然意識してなかったのですが、これだけ下るのにブレーキ逆だと間違えてけっこう怖いです。ただ、怖いのは自分がブレーキ操作を間違えるリスクだけで、超軽量バイクだけど下りも安定感があるし切り返しも早いので、結構攻めることができました。

 

さて南相木村に入ると標高1,000mを切って、かなり蒸し暑い。おまけに日影がぜんぜんない。

 

最近オールロードばかり乗ってて、ギア比は46-30×11-34Tなので、LAB71 EVOのギア比はさすがに重いのだけど、不思議と軽いギアが足りないという気はしないのが面白い。踏んだちからが無駄になっていないのでしょうね。今回、10％越えの斜面でもほぼシッティングでこなすことができました。

 

とはいえ暑さにはやられてきて、良さげな日影を見つけると休憩したりして。

 

暑いけどすごく景色良い。来て良かった。しかし、夏来るとこではないなと思ったｗ

 

良かったと思っていたのだが、問題が生じた。

 

標高1,456m地点。おいまじかよ。ここ迂回路なんかないぞ！南牧村まで戻るしかないじゃん。

とりあえずピークの『馬越峠』までは行けるらしいので、行ってみることにした。

 

さっきの看板の場所から道が細くなって木陰の中を進む。涼しい。ずっとこうだったら良かったのに。

 

本日はCASTELLIのウェア。サイズによりますが店頭在庫ございます。

エアロ系の生地なので、特に涼しくはないです。まったく暑さ対策考えてこなかった(笑)
とはいってもまったく不快感はなく、むしろ生地の伸び具合とか心地よかったです。

 

標高1,620m、馬越峠に到着。川上村が見下ろせるビューポイントですが。

 

無情にもここから引き返します……。

 

ここ下ったらあっという間にフィニッシュだったのですが、引き返してまた登らなくちゃいけない精神的ダメージと、暑さ、重いギア踏み続けた疲労で後半はズタボロでした。せっかくのバイクを生かせない自分の不摂生を責めるしかあるまい。
週末の『北アルプス山麓グランフォンド』、大丈夫なのかなわたくし？

 

最後にシクロクロス会場でおなじみの滝沢牧場さんでアイス食べて帰りました。
温泉入るつもりだったんですが、諸般の都合で入れず(ノД`)・゜・。

 

 

今回のバイク

Cannondale LAB71 SUPERSIX EVO
サイズ：54（サドル高700mm）
ハンドル幅：420mm、ステム長：100m
クランク：172.5mm、52-36T

ホイールは後ろのみHollowgram SL45がついています。
（通常はHollowgram R-SL50）

SUPERSIXの系譜をひく最新最高峰モデル。相変わらず素直なコントロール性で下りも心配なく、登りは無駄なバネ感なくすいすいと進む。終盤、脚の疲れが出たとはいえ、普段ギア比0.88を踏んでいるわたくしが、1.2のギア比で登れちゃうのは、フレーム性能の良さとしか思えません。

今回、スプリントするだけの脚はなかったので、全力漕ぎはしていませんが、それでも立ち上がりの加速感はあまりに自然でため息ものでした。

これ欲しくなっちゃうな～。すでにスタンダードモッドを注文しているんですが。
わたくしくらいの用途であればスタンダードモッドで十分だとは思いますが、LAB71知ってしまうと欲が出てしまいますね……。

 

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4th July 2023

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