ちょっと走れる鈴木のインプレ。合計15台のスーパーバイク乗り比べ!選りすぐりの1台を紹介② BRIDGESTONE ANCHOR RP9
by: 鈴木惇也

ちょっと走れる鈴木のインプレッション!!11/2、東京にある味の素スタジアムにて実施された社員試乗会でたくさんのスーパーバイクを試乗させていただきましたが、その中でも個人的に好印象だったバイクを紹介させていただきます。

ANCHOR RP9
コンポーネント:SHIMANO DURA-ACE R9270
ホイール:DT SWISS ARC1100DICUT

レースポジションを追求するライダーにオススメする超高性能オールラウンドエアロモデルの決定版!小さめサイズでも見た目がカッコいいのも魅力の1つです。

漕ぎ出した瞬間から感じる加速感と、それに反するような安定したハンドリング。そして低いハンドルポジションを実現するジオメトリー…その走りは正にリアルレーシングバイクそのもので、加速も巡航も、今回試乗した15台のスーパーバイクの中でもトップクラスに楽しいのがこのRP9でした。先にインプレッションをしたDOGMA Fはよりハンドルにキレがあり、ヒルクライムの軽快感では恐らくそちらに軍配があがりそうでしたが、ホイールとタイヤによって乗り味が変わってくる為、もはやこのレベルのバイクであればそれは”相性”に左右されると思います。よりパワーのあるライダーだとRP9を好むかもしれません。
搭載されていたDT SWISS ARC1100DICUTホイールの良さも際立っていて、踏み込んだパワーに対してリニアに反応をしてくれたこと、そしてそこからの伸びのよさも非常に気持ちよく、雑な入力に対してもグワッ!!と加速してから巡航に持っていくまでがスムーズでした。
後コレは見た目の観点ですが、トップチューブのスローピングが少ないことで、サイズが小さくても見た目のバランスが悪くなりづらいことも大きな魅力の1つです。離れたところから自分の自転車を見て「カッコいいなー」と思えるのはとても大事です。

 エアロロードながら厳しい山岳コースでも使用される程のオールラウンド性能を持ったRP9

試乗車の変速機にはSHIMANO R8170 ULTEGRAがフルアッセンブルされていました。

ハンドルはエアロ形状のものを搭載していましたが、通常のハンドルでもフル内装で使用できる為 、お好みのものをお選びいただけます。

非常にスマートに纏められるのは嬉しいポイントです!!

 クリア塗装のみなのでカーボン地が丸見え!軽さを求めた仕様ながら、見た目も無骨でクール!!

 ホイールにはDT SWISS ARC1100DICUTを装備!めちゃくちゃイイ!!

 プロサイクリングチーム”ブリヂストン・アンカー”が全てのレースシーンで使用するスーパーバイク!!その高性能は数々の勝利によって証明されてきました。レースだけではなく、ロングライドでも十分対応する程の乗り心地となっていて、個人的に素直に欲しいと思える1台でした。他の同サイズ感のバイクと比較して、ハンドル位置を低く設定してよりスピーディーな乗車姿勢を実現できること、小さめのサイズでもバイクのシルエットが崩れづらいところも、最高の乗り味と併せて一緒にオススメできる1台となっています!!
乗り味に関する質問などがあれば、お気軽に新橋店鈴木までお問い合わせください!ご来店お待ちしております♪