instagram
2,153

【ディスクブレーキxリムブレーキ】初めてのスポーツバイクならどちらを選ぶのが良いか?
by: 田渕喬介

rim disc_page-0001

最近ではスポーツバイクのディスクブレーキ化が進みまして、高額車体のほとんどがディスクブレーキになってきました。
ディスク化することによってブレーキコントロールが良い・制動力が高いなど利点があるのですが、そこに付随してワイドタイヤ・ワイドリムに対応できる、リアフレームの形状の自由度や衝撃吸収性を上げる事ができた、スルーアクスルになることでハンドルまわりの剛性感が上がる、などあり、レースシーンで使用されるバイクはディスクブレーキが当たり前、と言った状況になってきました。

一般的にはディスクブレーキモデルの方が重量的には重たくなるのですが、プロレースの現場では最低重量の制限があったり、他の部分で軽く出来るのでデメリットで出にくかったり、ワイドリム化により空気抵抗的にも有利だったりと、デメリットの部分が出にくいようです。

しかしそれも、ロードレースシーンでの話

クロスバイクでも少しグレードが上がるとディスクブレーキが採用されていますし、ロードバイクのエントリーモデルもちょっと価格が上がればディスクブレーキになります。
初めてスポーツバイクを買う方から、どちらを購入したら良いでしょうか?というご質問も良くいただきます。

ということで、両者の特徴を比較していきたいと思います。

リムブレーキ

P3262910 P3262909

クロスバイクであればVブレーキ、ロードバイクであればキャリパーブレーキを採用しているものが多いです
車輪の外周部を挟んで止めるという仕組みで商品のグレードやホイールとの相性によっては制動力が弱いものもありますが、基本的には納車の際にとっさの時に強くブレーキを掛けすぎるとタイヤがロックしたり、前ブレーキのみで強くブレーキをするとつんのめって前転してしまう危険性があるのでご注意くださいとアナウンスさせていただいているので、十分ブレーキは効きます。

ただし、雨天時などホイールが水に濡れている状態ですと著しく制動力が落ちますので注意が必要です。

ディスクに比べるとパーツ構成がシンプルで重量的に軽くできたり、メンテナンスが楽だったりします。
ということはメンテナンス費用(工賃など)もディスクに比べると比較的お安くすみます。

ロードバイクに関していうとリムブレーキの時点でタイヤの太さに限界があるので、最近のディスクブレーキモデルのエンデュランスロードのような太い30c位のタイヤを付けたいとなるとちょっと難しくなります
また、ホイールのラインナップも少なくなりましたので、将来的にホイールのグレードアップを考えているという方は選択肢があまりない状況となってしまっています。

ディスクブレーキ

P3262913 P3262912

機械式(ワイヤー式)と油圧式の2種類があり基本的な部分は同じですが、機構の違いがあります。
リムブレーキと比べると一般的に制動力が高く雨の日など水に濡れていても制動力が落ちにくいです
油圧式の方だとレバーを引く力が軽くブレーキコントロールがし易いです。
これはロードバイクであまり握力の無い女性の方などは長い下りなどで重宝します。
リムブレーキの時にブレーキ握りぱなしで腕が疲れてしまいブレーキがゆるくなってしまってスピードが出て怖い思いをしたという声が聞かれました

そういった方にはディスクブレーキの恩恵が十分あります。

一方でパーツ点数が多く機構も複雑になっていますのでメンテンス費用が高く付く傾向にあります。
機械式の場合は従来のブレーキワイヤーで制御されてるので工賃も含めてメンテンナス費用は低く抑えられます。
その代わり油圧式に比べレバーの引く抵抗は大きくなり力は必要になる場合があります。

また取り扱いの注意点としてローターに油がつかないようにしたり、ぶつけて曲げないようにする必要があります。

油圧ブレーキの場合、ブレーキパッドが消耗しても徐々にせり出してくるので使っててもブレーキレバーがスカスカになりません。
調整いらずで便利な半面、ブレーキパッドが減っても気づかないという面もあるので、ちゃんと点検しておらずブレーキ本体が駄目になるまで使い込んでいたというケースもありました。

また車輪を外した時にブレーキレバーを握ってしまうとピストンが出すぎてしまって車輪を元に戻せなくなる場合もあります。
その為、車輪を外した後はスペーサーなどを入れる必要があります。

・・・と、色々な注意点があります。最初からDiscブレーキの使い方を覚えてしまった人はまあ、そういうもんかとなるかも知れませんが、リムブレーキの取り扱いから考えると煩わしい部分が多いと感じられると思います。

 

どちらを選ぶべきか

というような感じでそれぞれ違いがありますが、まとめるとディスクブレーキの方が性能が良い分、メンテンス費用がかかったり手間がかかったりという部分があるという感じです。

車体自体のお値段にも影響しますし、今後の維持費に影響するのでクロスバイクでリムとディスクブレーキのどちらにしようか迷ってますという方がいらっしゃったら、車体のコスト感と維持費のコスト感を説明して選んでもらう感じにしています。

ちなみに定番クロスバイクで

Vブレーキモデル
KHODAABLOOM  RAIL ACTIVE 69,960円(税込)

DISCブレーキモデル(油圧式)
KHODAABLOOM  RAIL DISC 79,200円 (税込)

というような価格感になっています。

ロードバイクの場合は、上記のことに加えてタイヤが25C程度の太さまでで許容できる運用なるかどうか、将来的なカスタムをしたくてホイールなどを入れ替えるつもり(レースなどに出たいなど)があるかどうか、を加味を選んでもらう感じでしょうか

リムブレーキモデル
KHODAABLOOM  FARNA TIAGRA 146,300円(税込)

DISCブレーキモデル(油圧式)
KHODAABLOOM  FARNA DISC TIAGRA 196,900円 (税込)

両者に共通して輪行はリムブレーキタイプの方がやりやすいというのもありますので(まあこれも練習しだいではあると思いますが)その当たりでも選ぶポイントになると思います。

もちろん、車体のモデルにより更に特徴の違いはあるかと思いますが、一般的にこのような特徴の違いが挙げられると思います。

なので、クロスバイクをお考えの方はそのまま車体の費用感を中心にどちらかをお選びいただくのが良いのかなと思います。
もちろん、雨の日でも使うということで制動力を重視したい方は積極的にディスクモデルをお選びいただくので良いと思います

ロードバイクの方はちょっと悩ましく、費用感を出せるかどうかがまずはポイントですが、将来的にバイクのカスタムや発展的に使っていきたいかというところがポイントになるかなと思います。
とは言えリムブレーキのロードバイクはエントリーモデルが多いですので、それをゴリゴリにカスタムして行くのはあまり現実的ではないとは思います。
最初の一台をある程度メンテナンスしながら大事に乗られているか、ロードバイクにハマってしまってグレード上のバイクが欲しくてたまらなくなってしまうのか・・・という方が多いので・・・

ロードバイクでもエンデュランスロードが気になっている方で前述の通り30c以上のタイヤがついているモデルは必然的にDiscブレーキになりますのでDiscモデルになるかと思います。

 

今回はブレーキだけの話なのでこれだけではモデルを決めきれないとは思いますが、バイク選びの参考にしていただければと思います。
もちろん、店頭でご質問頂ければ、使い方やご予算に合わせてバイク選びのお手伝いをさせていただきますので、ぜひお気軽にお声を掛けてください。

最近ではチャットでのお問い合わせも増えてきており、こちらでもある程度ご相談にお答えしておりますので、ぜひご利用くださいませ!

※ブログの商品情報は掲載当時の情報です。
完売していたり、価格やポイント還元率、商品の仕様が変更されていたりすることもあります。
予めご了承ください。
在庫状況等の最新情報は、大変お手数ですが店舗へ直接お問い合わせください。

 

お問い合わせ

わからないことは遠慮なくご質問ください。
チャットにて対応可能でございます。
※リアルタイム返信ではございませんのでご回答までお時間をいただく場合がございます。
会員ログインをしていただいた状態でご質問いただくと質問ログを残すことが可能でございます。

 

場所

ワイズロード 新橋店
Y'sRoad Shimbashi

住所 東京都港区新橋4-11-1 A-PLACE新橋ビル B1F

 

電話番号

お電話はこちら:03-5422-1394
※作業は完全予約制とさせていただきます。

 

営業時間

  月~金 12:00~20:00
土日祝 11:00~19:00
定休日 なし

 

31 club

  

日本最大級のトライアスロン館 1F

img_bnr_to-shimbashi-tri 

 

オリジナルフィッティングサービス:バイオレーサー

shinbashi-kodawari31

 

新橋ブランドコーナー

img_shimbashi-bianchiimg_bnr_shimbashi-pina

 この他にも
TREKCANNONDALEBESVBROMPTON強化コーナーがあります

 

ウエア、パーツ、ホイール

shinbashi-kodawari21shinbashi-kodawari41

 

 

 

 

Keeper

このKEEPERコーティングは施工スタッフはメーカーより研修・認定を受けたスタッフがこれから乗られる方のバイクを丁寧に施工させていただきます。

keeper_230916-jpg

 

KeePer コーティングの特長

①塗装表面の凸凹の凹を埋めて表面を平滑化することで、新品を超える美しいツヤと発色

「KeePer コーティング」をすると分厚い被膜による埋め込み効果が発揮され、乱反射がなくなります。

②カーコーティングで実証された高い防汚能力

強いはっ水力で泥・油汚れをはじめ大抵の汚れを弾き、とても汚れづらくなります。また、汚れ落ちも良くなり、洗車もしやすくなります。

③紫外線からフレームを守り、劣化を防ぐ

「KeePer コーティング」の厚いガラス被膜は紫外線を防ぎ、日焼けから愛車を守ります。また 2重の厚い透明被膜が風雨の摩擦による色褪せも防止します。

 

KeePer コーティングサービスのラインナップ

 

【EX KeePer】20,000 円(税込)

02
自然硬化の高密度ガラス被膜と最新鋭の有機レジン被膜の 2層構造のメカニズムにより、ベールを纏ったような深い透明感が特長で、耐久年数は 3 年となります。水滴、汚れがつきにくく、美しさを維持する能力が一段高い最上位のコーティングです。耐久年数は 3 年となります。

 

【ECO プラスダイヤモンドキーパー】10,000 円(税込)

03
コーティング表面の分子構造の効果でファンデルワールス力(分子間力)による汚れの密着を防ぐ独自の防汚能力を持っています。ホコリが降り積もっても塗装表面には密着せず、水をかければ水滴とともに一緒に汚れが流れ落ち、洗車の回数を減らせます。耐久年数は 3 年となります。

 

【ダイヤモンドキーパー for Bicycle】5,000 円 (税込)

04
カーコーティングで高い評価をいただいているダイヤモンドキーパーをベースにし、自転車への施工に適したコーティングとして開発されました。防汚能力を持つ強靭な高密度ガラス素材でコーティングすることで、ノーメンテナンスで 3 年間大切な自転車の塗装を守ることができます。

新車購入時には、愛車を傷や汚れから守る「キーパーコーティング」をお勧めします。

 


ワイズロード新橋のX(旧twitter)、Instagramもご覧ください 

icon_x icon_insta


Y's Road Shimbashi

〒105-ooo4 A-PLACE Shimbashi B1F&1F、4-11-1 Shimbashi Minato-ku,Tokyo
TEL : 03-5422-1394
open : weekday 12:00~20:00, holiday 11:00~19:00
Maintenance services are by appointment only.