【ブロンプトンの基礎】（新／旧）モデル名について再確認してみましょう！
by: 大宮淳

英国の名車：BROMPTON（ブロンプトン）！

今回は、ブロンプトンのモデル名について説明させていただきます。

２０２２年式からブロンプトンのモデル名が変わりました。

ブロンプトンを既に所有していらっしゃる方も、これから始められる方も、世の店頭やホームページ上でブロンプトンを見た際に新名称だったり旧名称だったりと分かりにくいとご意見を頂きましたので改めて説明させていただきます。

※当店では、新名称と旧名称のダブル表記をさせて頂いております

 

そもそも、なぜモデル名が変わったのか？

従来のモデル名が初めての方等に伝わりにくかったから変更になりました。

従来のモデル名は３桁もしくは４桁のアルファベットと数字で表記された型番のようなものでした。例えば、Ｍ６Ｒといったものです。

 

Ｍ６Ｒというモデル名の文字１文字１文字に意味が有るのですが伝わりにくかったのです。

　Ｍ：Ｍハンドルバー（ライザーバー）
　６：６段変速（内装３段×外装２段）
　Ｒ：ラック（荷台）＆ ドロヨケ有り

 （※４文字目　Ｘ：スーパーライトモデル等）

 

ブロンプトン社がリサーチした結果が新名称です。

それは、ロードバイクやクロスバイク等を購入される際に、フレーム素材⇒コンポ（駆動系パーツ）⇒その他の仕様といった順番で選択されている、もしくは、ご相談が進んでいるかと思いますが、そのような選択順で新名称は構成されています。

例えば、M6R（旧名称）は C Line Explore with Rack Middle Handlebar（新名称）となります。略すと C Line Explore with Rack Mid です。

 

例：ロードバイク
　フレーム：カーボン
　コンポ：シマノ１０５
　仕様：ＤＩＳＣブレーキ

例：クロスバイク
　フレーム：アルミ
　コンポ：ＤＥＯＲＥ
　仕様：ＤＩＳＣブレーキ，
　　　　ドロヨケ，リアキャリア

例：ブロンプトン
　フレーム：C Line（スチール）
　コンポ：Explore（６速）
　仕様：with Rack（荷台有り），
　　　　Middle Handlebar（ライザバー）

 

旧名称／新名称・変換一覧

更に詳しく説明する前に旧名称を新名称に変換いたします。

 

Ｃ Ｌｉｎｅに変換

Ｓ２Ｌ
  C Line Urban Low Handlebar

Ｍ２Ｌ
  C Line Urban Middle Handlebar

Ｓ３Ｌ
  C Line Utility Low Handlebar

Ｍ３Ｌ
  C Line Utility Middle Handlebar

Ｓ６Ｌ
  C Line Explore Low Handlebar

Ｍ６Ｌ
  C Line Explore Middle Handlebar

Ｓ６Ｒ
  C Line Explore with Rack Low Handlebar

Ｍ６Ｒ
  C Line Explore with Rack Middle Handlebar

 

Ｐ Ｌｉｎｅに変換

Ｓ４Ｌ X
  P Line Urban Low Handlebar

Ｍ４Ｌ X
  P Line Urban Middle Handlebar

Ｓ４Ｒ X
  P Line Urban with Rack Low Handlebar

Ｍ４Ｒ X
  P Line Urban with Rack Middle Handlebar

 

ＣラインとＰラインでは、まずフレームが違う！

Ｃラインとは

Ｃラインとは Classic Line のことで、従来のスチールフレームを使ったスタンダードなモデルです。

レギュラーカラーやプレミアムカラー等が有りカラーが豊富です。

また、優しくクラシカルな銀色系パーツで統一されたシルバーエディションとモダンな黒色系パーツで統一されたブラックエディション等があります。

※２０２３年式は基本的にブラックエディションのみの仕様となります
※ブラックエディションは、シルバーエディションより販売価格が 16,500円税込(予価)UPします。

 

Ｐラインとは

Ｐラインとは Performance Line のことで、より軽く！携帯性に優れ！より移動し易くなった上位モデルです！

スチールとチタンのハイブリッドなモデルです。従来のスチール製メインフレーム＋チタン製フロントフォーク＋チタン製リアフレーム等を使ったスーパーライトモデルが劇的に進化してアップデートされた後継モデルになります。

重量は9.65kg～と超軽量です！

 

Ｐライン用に新開発されたリアフレームと新開発された専用パーツを各部にふんだんに装備し、従来のスーパーライトモデルとは大幅に変更されています。

特に外装４段変速化されたことで各部が進化し軽量化に大きく貢献しています！

重量と走りの軽さを両立し軽快で輪行も楽々のバイクに仕上がっています！

 

更にＣラインの新名称を解き明かしていくと

※２０２３年式では上記の一部のカラーは廃番となり、一部新たなカラーが追加されます
【ブロンプトン】２０２３年モデルの情報①「カラーについて」

 

変速

変速数の表記は Urban が２段変速，Utility が３段変速，Explore が６段変速です。
※２０２３年式では、Utility：３段変速は無くなります

 

ハンドル

 

ハンドルバーの表記は、スポーツポジションの Low が従来のＳハンドル（フラットバー）です。

リラックスポジションの Middle が従来のＭハンドル（ライザーバー）です。

２つのハンドルの落差は９ｃｍです。

 

ラック（荷台）

ラック（荷台）有無の表記は、with Rack が従来のＲ仕様（例:M6R）でラック＆ドロヨケ有りです。

with Rack表記無し が従来のＬ仕様（例:M6L）でラック無し＆ドロヨケ有りです。

 

更にＰラインの新名称を解き明かしていくと

※２０２３年式では１色新たなカラーが追加されます
【ブロンプトン】２０２３年モデルの情報①「カラーについて」

 

変速

変速数の表記は Urban のみで外装４段変速です。

 

ハンドル

 

ハンドルバーの表記は、スポーツポジションの Low が従来のＳハンドル（フラットバー）です。

リラックスポジションの Middle が従来のＭハンドル（ライザーバー）です。

２つのハンドルの落差は９ｃｍです。

 

ラック（荷台）

ラック（荷台）有無の表記は with Rack が従来のＲ仕様（例:S4R X）でラック＆ドロヨケ有りです。

with Rack表記無し が従来のＬ仕様（例:S4L X）でラック無し＆ドロヨケ有りです。
※Ｃラインのラックやドロヨケとは異なります

 

ブロンプトン・関連リンク

 【新橋店】BROMPTON（ブロンプトン）関連リンク！
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