【サイクルウェア】今こそ出番。アンダーウェアのレイヤリング術で真冬シーズンを乗り切る。
by: 佐野敦

いよいよ冬のピークがやってきました。

寒い痛いは当たり前、この寒波に立ち向かうにあたりいかに頭を使って快適なライドを成し遂げるか？
これこそがウインターサイクリングの醍醐味です。

そもそも冬のウェアレイヤリングについて。

実はこれ、店頭でも結構よく聞かれるポイントです。

冬の重ね着というと、普段着のレイヤリングのように外側にアウターをプラスしていくイメージを持つ方も。
アンダーウェアって文字通りアウター(ジャージやジャケット)の下に着用するため、一見では気付かれにくい存在なんですね。
ですが基本的には、アンダーウェアは(特にウインターシーズンは)マスト中のマストアイテムです。

あらためておすすめする発熱系アンダーとは。

ここでは当店の冬用アンダーウェア売れ筋No.1＜ブレスサーモアンダーウェア＞をご紹介します。

 発熱のメカニズムについては、僭越ながら以下のブログをご参照ください。

＜サイクル専用＞アンダーウェアがオススメな理由。

スポーツによって運動強度と運動継続時間が異なるため、ひとくくりにスポーツアンダーと言っても様々です。
自転車に乗るときはぜひ＜サイクル専用＞のアンダーウェアを着用してください。

＜サイクル専用＞はスポーツサイクルの乗車姿勢に一番フィットするように設計されています。
アンダーウェアは可能な限り体表にフィットする箇所が多い方が効果を発揮しますので、各スポーツ専用のものを着用した方が理にかなっているのです。

例えばブレスサーモアンダーは、乗車時の【ハンドルに手を伸ばしている前傾の姿勢】に合わせて、袖の付け根に立体縫製を採用しています。

乗車時に腕を前方に上げた時の胸周りの生地余りを極力なくし、一方で背面から肩にかけての突っ張りを抑えるよう袖のパネルを前後でずらして取り付けているのがわかります。

 マネキンさんですいません、立体縫製が機能しているのが伝わるでしょうか。。。

こういうことです。
着用しているときには自然で気づきにくいかもしれませんが、これってかなり重要なポイントなんです。
このほかに、前傾になっても背面を広くカバーできるよう後背丈を前面よりも長くしているのも特徴です。

 「アンダーの重ね着」を試してみて！

実は試行錯誤が楽しいレイヤリング。
前日に天気予報を眺めながら、作戦を立てるところからサイクリングは始まっています。

運動→汗(水蒸気)発生→吸収して熱に変換、体表に戻す→さらに快適に運動→汗(水蒸気)発生→吸収して熱に変換、体表に戻す→・・・
＜発熱系アンダー＞ってまさに人機一体の永久機関のような趣ですが、気を付けたいのは大量の汗をかいた状態で立ち止まったときです。
吸収しきれない汗が体表に残っていると、これが汗冷えの原因となってしまいます。

そんなとき、是非検討していただきたいのが＜アンダーウェアの重ね着＞です。

冬用の保温アンダーの下に、夏用(又はオールシーズン対応)のアンダーを仕込みます
肩回りの動きを妨げないように、ノースリーブタイプがマッチします。

どんなアンダーが重ね着にオススメ？

今回のオススメは夏のアンダーとしても人気の＜BRINJE(ブリンヤ)＞SUPER THERMO ( スーパーサーモ ) C-SHIRT。
ポリプロピレン100％組成という特徴を活かした、実は【オールシーズン】アンダーウェアなんです。

ウインターシーズンにおいては、汗冷えの元となる体表にまとわりつく水分(汗)を瞬時に吸収することで体表温度の低下を抑えるという効果があります。
(吸収した汗はその上のブレスサーモアンダーに受け渡され、発熱サイクルに取り込まれます。)
夏においてはこの機能が涼しさに繋がりますが、冬においては保温/発熱を助長することになるのです。

 「吸汗性能」については冬専用に比べて一歩優れたメッシュアンダー。
これをファーストレイヤーとして着用することで、先述した発汗のオーバーヒートも抑制することも出来ます。

そして冬に勝利する。

最終的には個人の好みや感じ方に左右される部分もありますが、一度試せばわかるはず。
この機会にぜひアンダーウェアについて、またアンダーの重ね着についてご検討してみては。

自分で考えたレイヤリングで快適に走ることができれば、それは冬への勝利ということです。
きっとウインターサイクリングがもっと好きになるはず。

ご紹介したブレスサーモアンダーシャツも、現時点(ブログ投稿時点)で各サイズ〔S、M、L、XL〕とも揃っております。
人気のアイテムですので、今のうちに確保してください！