【ジャパンカップ観戦】世界のトップ選手を目の前に! ミラン必死の先頭逃げ‼
by: 関

皆さんこんにちは、ワイズロード新橋店 関です。

今回は10/19に開催された　2025宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース　を観戦してきたので様子をご紹介します。

 

 

ジャパンカップはアジア最高峰のワンデイプロロードレース！

ツールドフランスなどで活躍する世界トップクラスの選手たちが宇都宮にやってきます！

前日土曜日には宇都宮市街でクリテリウムが行われ、翌日曜日は宇都宮森林公園周辺でロードレースが開催されます。

 

コースは一周約10ｋｍの周回コースを14周、144ｋｍ。

一周の獲得標高は150ｍ以上！

スタート直後から上り始め、激坂の古賀志林道へ、頂上を越えると今度は一気に下ります。平坦路を駆け抜け再び上り坂でスタート地点へ。これを14周！

 

 

朝7時の駐車場オープンと同時に到着。駐車場から会場までは30分くらい歩きます、、、

 

 

メイン会場（スタート地点）に到着！

メイン会場には様々なブースが出店しており、バイクの展示や限定アイテムの販売などもあります！

 

 

アンテルマルシェ・ワンティのバイク。

選手によってエアロモデルか軽量モデルか違います。

 

 

サドルもみんな違います！

プロは軽量サドルなイメージですが、3Dプリントサドルもいますね。

 

 

空力の為か？センサーにはチューブがかぶせてあります。

 

 

 チーム ノボ ノルディスクのブース。

製薬会社がスポンサーで選手全員が1型糖尿病患者。ブースでは糖尿病についてや病気を抱えながら戦う選手たちが紹介されています。

ぜひ頑張ってほしいですね！

 

 

 

9時頃になると続々と選手たちがやってきます。

日本人のレジェンド選手、新城幸也！！

 

 

EFの日本人選手、 留目 夕陽選手。

 

 

今回はLIDL-TREKチームを応援に行ったのでLIDL中心に紹介していきます。

チーム史上最も勢いのある2025年シーズンでしたが、今年はジロ、ツール、ブエルタの三大グランツールのポイント賞（スプリント賞）をすべて獲得するという快挙を達成しています。

土曜日のクリテもエーススプリンターのミランが勝利。

ジャパンカップクリテリウムはTREKが前人未到の6連覇を達成いました！

 

 

有料観覧席の隙間から。

今年の参加選手は、

ツールドフランスでポイント賞獲得、土曜日のクリテで圧巻の勝利を挙げたエーススプリンター。ジョナタン・ミラン（右から3人目）

パンチャーで未来のエース候補。マティアス・ヴァチェク （一番右）

ひげがトレードマークのベテランクライマー　ジュリアン・ベルナール

さらにクライマーのカルロス・ベローナ、パトリック・コンラッド。

育成選手のリアム・オブライアンを加えた編成でクライマーが多く、クリテでの勝利は確実としてロードレースもしっかり狙ってきている布陣。

 

 

 

 

 

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 バイクはお馴染み世界最速のTREK MADONEですが、今回は特別塗装！

選手によってバイクの色がすべて違います！これは見分けやすい！！

 

 

選手紹介が終わったらスタート前に山岳エリアに移動します。

今からここを選手が通りますが、歩くのもしんどい激坂です！

 

 

いよいよレーススタート！

先頭の選手がやってきた！！

 

 

先頭の逃げにミランがいる！！

上り向きの体格ではありませんが凄まじいパワーで集団を牽引します！

 

 

全員喰ってやると言わんばかりのやる気に満ち溢れた表情！

 

 

コンラッド、リアムも続きます。

 

 

2周回目

逃げとメイン集団は33秒差

 

 

ミランはしっかり逃げに残っています！

 

 

もうしんどそう！！

それもそうですよね、大柄なスプリンターで、普段はアシストに守られてレース終盤に仕事をするのに、今日は最初から全力で登坂しています！

普通、トップスプリンターがする役割ではありませんがアシスト役を買って出る献身とチームワークがLIDLの強みで魅力です。

 

 

メイン集団はLIDLが前に集まってコントロール。

 

 

ベルナールは集団中ほど。

 

 

3周目のミラン。トップクライマーたちに食らいつきます。

メイン集団からTEAM UKYOの選手が追いついてきました。

 

 

集団の中でもとびきりデカいミラン。自転車が小さく見える。

 

 

激坂とは思えない速度で、まるで平地のように選手が通り過ぎていきます！

集団後方、日本人選手は苦しそう。

自分とは比べることもおこがましいですが、自分より相当早い国内の有力選手が手も足も出ない様子は恐ろしくもあり、憧れでもあり、、

 

 

なんと松山店時代のサンデーライド仲間（お客様）と再会！

 

 

全身TREKみたいな恰好で応援していたら巡回していたTREKのスタッフさんに選手の名刺とステッカーを頂きました！

来年はTREKのブース出展を熱望！

 

 

4周目！　みんなが驚く驚異の粘り！！

ミランが逃げにいることで、逃げに追いつきたい追走集団内でLIDLはローテーションに加わる必要がなく、体力を温存することができます。

 

 

追走のベローナは楽しそう！

 

 

5周目。ミランがいない！！

 

 

変わってベルナールが集団前方に！

 

 

遅れてミラン。

逃げから遅れて追走集団に合流後も最後まで集団を牽引し、逃げを捕まえてやっとお仕事終了。

お疲れさまでした！

 

 

ベローナとバチェックもしっかり集団内に残っています！

 

 

ベルナールとコフィディスの選手が逃げている！

 

 

激坂を上る選手たち。

74番は新城選手。

 

 

ベルナールの逃げは決まらなかったようですが、次の周回ではベローナ、ベルナール、バチェックが先頭に塊り、いいポジション。

これは勝てるかも！？

 

 

鮮やかなバイクが目の前を通過！

 

 

新城選手も年齢を感じさせない気迫の走り！

ガンバレ ユキヤ！！

 

 

プレミアテックやEFの選手も前に上がってきた！

 

 

ここでちょっと休憩して腹ごしらえ。

 

 

 

メイン会場方面に移動してきました。

補給のボトルを受け取る逃げの選手たち。

優賞はこの集団の誰かに決まりそうです！

 

 

ラスト2～3周回でゴール前200ｍに移動しました。

先頭集団が通過、ベルナールがいない！！

 

 

ベルナールは追走集団！

 

 

最終周回でバーレーンのレニー マルティネスがアタック！

 

 

そのまま独走でゴール前を通過！

圧巻の逃げ切りゴールでした！！

 

 

２位争いはEFのボーダンとコフィディスのイサギレ

 

 

ベルナールは９位でした！

日本人最高位はEFの留目選手　２２位

新城選手は日本人３位で全体３５位

 

ジャパンカップのコースはあまりにも過酷！

選手からしたら地獄でしょうが、トッププロ選手が全力でアタックする姿を目の前で見る事ができます。

優賞したレニー・マルティネス選手は素晴らしい走りでしたが、気迫の走りを見せたジョナタン・ミランとLIDL‐TREK、海外勢に必死に食らいついた日本人選手たちもみんな素晴らしい走りで感動しました！！

 

 

レース後、帰り道がわからなくなっちゃったミラン

 

 

駐車場まで３０分歩きます。

選手も同じ道を自走で帰るので運が良ければすれ違います。

 

 

 

当店では実際にプロ選手が使っているのと同じ機材やグレード違いのバイクなど多数展示中です！

店頭にないバイクやチームウエア、アイテムもメーカーによってお取り寄せ可能です。

 

 

特に、MADONEやTREKの機材については購入相談も修理も私にお任せください！！

 

憧れの選手と同じアイテム、レースで勝てるアイテム、ご紹介いたします。

ぜひ、ワイズロード新橋店にご来店ください！！