ヒルクライムで使われていて、今一番欲しいもの
by: 今井 明

ヒルクライムレースでしっかり走りたい人の装着率が高まっているのがパワーメーター、自分が漕いだチカラがどのぐらいかを知るための装置です。

これまで運動強度の指標として使われていた心拍数が体調などに左右されるのと違い、ダイレクトに強度が数字でわかるのが特徴。

各社からいくつかのタイプで出ていますが、最近増えているのがパイオニアのペダリングモニター。

左右のクランクにセンサーを取り付ける事でそれぞれのバランスやマイナス側のトルクも測定出来、効率良くペダリング出来ているかがわかるのが特徴です。

http://pioneer-cyclesports.com/jp/

今までは大掛かりな装置がないとわからなかった個人のペダリングの様子が実走行時でもわかるというのは効率の良いトレーニングにはとても大きなアドバンテージになります。

レースだけでなく無駄な力を使わないという点ではロングライドなどにも有効なデータとなるでしょう。

問題はシマノクランクのみの対応のため、自分のように155ｍｍとか160mmのクランクを使いたい人には対応がない事と、デュラエースがモデルチェンジしたのでその対応がどうなるかわからない事です。

今のところ他社クランクへの対応が未定という事で導入には悩み中ですが、データとして収集する分には、一番欲しいアイテムです。

2016/08/15　今井

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