【自転車を組立る時にしている事】小さな事ですが、大きな違いがあるのです
by: 今井 明

スポーツバイクの軽快感を楽しく感じて頂くために、細かな部分まで気をつけて組立をさせて頂いています。

例えばブレーキレバーを握ったチカラをブレーキ本体に伝えるブレーキケーブル、実際にチカラを伝える引っ張られるインナーケーブルと、それを保護するアウターケーブルによって構成されています。

自転車としてメーカーから入荷した状態では長めに付属してきますので、ご注文頂いたセッティングに合わせて長さを切って組立しています。

このアウターケーブル、引っ張られるチカラに対抗しながら曲がるように、コイル状の構造になっています。

専用のケーブルカッターを使えば切断は可能でそのまま使用する事も可能ですが、、、

このようなささくれた断面になってしまうとブレーキタッチに大きな影響が出てしまい、インナーケーブルに接触してしまえば抵抗にもなってしまいます。

ヤスリをかけて端面を整え、潰れた内面を広げてキレイにする事でスムーズな引きと確実なブレーキフィーリングが得られます。

（実際にはこの後にもう少しキレイに整えて中のライナーも広げて滑りを良くします）

インナーケーブルにはクロスバイクでは耐久性を重視した粘度のあるグリスを使用しています。

各部に様々な処理をするために組立にはお時間を頂いていますが、末永くご愛用頂くために１台１台しっかりと組立させて頂いております。

（もちろん日頃のメンテナンスも重要です）

車体やパーツにはそれぞれクセや細かい仕様もありますので、それに合わせた作業が必要になります。

クロスバイクをお求めでしたら是非専門である新宿クロスバイク館まで！

2016/10/14

今井

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