【インプレ】昨年も絶賛だったこのブランドは,今年も良くて共通の美点がありました！
by: 今井 明

先日行われた社内研修での試乗会、本当にどれも良くそれぞれの個性がありましたので一台ずつご紹介したいと思います。

今回はアメリカの新興ブランドながらすでに高い評価があるニールプライド、今年の新作のBURAをお借りしました。

元々BURA-SLという超軽量モデルがあってとても評価が高いのですが良いカーボンを使って限界まで軽量化している分どうしても高価になってしまう、ということで今年バリューモデルとしてBURAがデビューした、という経緯。

昨年乗った同社のNAZAREがとても良かったので今年も期待して試乗しました、ちなみに昨年のインプレはこちら↓

http://ysroad.co.jp/shinjuku-crossbikekan/2015/11/15/1425

NAZAREがエアロロードで巡行モデルという設計に対してBURAは軽量高剛性のオールラウンドモデルという位置付け。

各部に補強リブが入って細身ながら高い剛性を実現しています。

乗ってみてまず感じたのが素直な挙動、足にくる硬さも感じずむしろソフトに感じるほどです。

ギアをかけながら回していくとするすると速度が上がっていつの間にか結構なスピードまで上がっていました。

その間も車体はブレる事なく常に安定した挙動、とても扱いやすい反応でした。

上りでは無理にギアを重くするより軽めで回転を上げていった方が素直に上る印象、高剛性という事を意識させず軽く上っていけるのでロングライドでも脚の疲労は少なく出来るでしょう。

平坦路での35km/h以上の伸びはそこまでではありませんがそれはNAZAREの領域、見事に作り分けがされています。

ヒルクライムやアップダウンがあるロングライドならBURAの方が結果的に速い、ということもありそうです。

そしてニールプライド共通の美点は、足が軽く回りやすい事。

他社にも良いモデルはたくさんあるのですが、不思議と回転させやすく抵抗なくスムーズに回る印象なのです。

他の方のインプレを見ても「足がストンと軽く落ちる」などの言葉がありますのでそう感じるのは私だけではないようです。

105装備で30万を切る価格設定は正にバリューモデル、この独特のペダリングの軽さは一度知ると病みつきになりますよ。

こちらも各地で試乗会が開催されていますので是非一度ご体験下さい！

2016/10/17　今井

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