日本最大級のスポーツサイクル専門店!日本で最初のクロスバイク専門館!
2022/05/08 19:27
スポーツバイクを駐輪する場合、車体とホイールのみをロックしただけでは軽量なため車体ごと盗難されてしまう危険があります。
そのためどこか動かない物に固定して駐輪する、いわゆる地球ロックと呼ばれる駐輪方法が主流となっています。
そのためある程度の長さがあった方が使いやすいのですが、長くなると持ち運びや重量が嵩むといった問題が出ますので、そのバランスをどこで取るかでロックのチョイスが変わってきます。
今回はABUSのロックを中心にロックのタイプやシチュエーション別に適した選び方などをご紹介したいと思います。
BONTRAGER COMP COMBO CABLE LOCK
販売価格¥3,630(税込)
細いワイヤーを束ねてケーブルにしたタイプ。
柔軟性が高くコンパクトに丸める事が出来るので持ち運びが楽に出来ます。
丸まっているのを伸ばせば長く使う事も出来るので便利です(写真の商品で長さ180cm)
車体に取り付けられるブラケットがあれば、車体に取付けて持ち運べるので便利です。
ブラケットを使わずに直接車体に回したままですと、ワイヤーに引っかかって思わぬ動作をしたり絡まったりして転倒の危険性があります。
またロック部分が車体に当たる事で傷の原因等にもなりますので、ブラケットがないタイプはポケットやカバン、サドルバッグなどを使って頂いた方が良いでしょう。
デメリットとしては、細いワイヤーの集合体なので刃が通りやすく耐切断性は心許ないところ。
簡単な工具でも切れてしまいますので長時間の駐輪に使うにはやや心配です。
また巻き癖がついているタイプは収納には小さくなって便利なのですが、長く伸ばした後に小さく戻すのが手間なのと、何度も伸ばしていると段々クセが取れてしまうのが問題です。
コンパクト、軽量さを活かしてちょっとしたお買い物や用事など短時間の駐輪に用いるのが良いと思います。
ABUS 4804C
販売価格¥3,498(税込)
金属の輪を連結する事で鎖として長く使えるようにしたタイプ。
ケーブルタイプと比較して強度があり耐切断性が強くなっています。
また、綺麗に丸めれば写真のタイプの太さならポケットに入るぐらいのサイズになるので持ち運びも苦になりません。
一般的に100cmぐらいの長さがあれば様々な場所へ固定しやすくなるのでそのぐらいの長さの商品が主流となります。
長い物は重くなってしまいますし、短い物では使い勝手が悪くなります。
鎖の厚み、太さによって耐切断性が変わってきます。
太い鎖は強度は上がりますが重くなるので、その辺りのバランスによって選択が変わるかと思います。
ケーブルタイプより長めの時間の駐輪がメインとなるならば、チェーンタイプをメインにするのが良いかもしれません。
個人的には細目のチェーンタイプを1本使っていて、これはロードバイクで走る事をメインに休憩時にコンビニなどで短時間駐輪する時に使用しています。
丸めるとサイクルジャージのポケットやツールケース、サドルバッグに収納可能なのでリュックを背負わず走る時に重宝しています。
ABUS TRESORFLEX6615C
販売価格¥5,148(税込)
ケーブルをスチールシェルでカバーして強度を高めたタイプ。
チェーンタイプより軽くて強度があるため、使い勝手が良いロックとなっています。
写真のタイプは長さが120cmありますが、柔軟性が高いためコンパクトにまとめる事が出来ます。
また、別売りのブラケットで車体に取付可能なので持ち運びにも便利です。
柔軟性が高いので様々な場所に使いやすいですし2台をまとめて止める際にも使い勝手が良いです。
個人的に何本か持っているロックの中で最近稼働率が高いロックです。
カメラを持って撮影しながらだったりグルメライドで自転車から離れる時間が長い時に使用しています。
強度と重量のバランスが取れているので、当店でも一番人気のロックとなっています。
ABUS U GRIP BORDO5700
販売価格¥6,974(税込)
金属板を連結させて輪を作る多関節型のブレードロック。
U字ロックに近い強度を持ちながら、コンパクトに折り畳み可能なタイプとなります。
ケーブルタイプやチェーンタイプと比べるとやはり輪の長さは短め(65-85cm程度)になるので使える場所はある程度限定されます。
付属、もしくは別売りのブラケットを使用して自転車に取り付ける事が可能なので持ち運びは便利です。
長さが足りるのであれば、強度、携帯性のバランスが取れたロックとしてお勧めです。
普段はリュックやカバンなどを使いたくないが、ロックの強度にも妥協したくないという方にオススメです。
これまではそれぞれのタイプ別で商品をご紹介しましたが、特性やシチュエーションに合わせて組み合わせて使って頂く事でより防犯効果を高める事が出来ると言われています。
スポーツバイクは軽量に作られているため、ホイールとフレームのみをロックで固定していても車体ごと盗難にある危険性があります。
駐輪場のラックなど固定されて容易に動かせないものにロックをする、いわゆる地球ロックという固定方法がお勧めになります。
固定するものと距離があったりする場合、ある程度長さがあるロックの方が使いやすくなります。
ということで地球ロック用にはケーブルやチェーンタイプを使い、更に耐切断用にU字ロックやブレードロックを併用すると防犯効果を高められます。
個人的にはあまりバイクから離れるような使い方をしないため、ちょっとした休憩や買い物にはチェーンタイプを使っています。
また、少し長い時間離れる場合にはアーマードロックの方が安心なためそちらを利用しています。
買い物などでリュックを背負う場合や長時間の駐輪が想定される場合は、二本共持っていって使うようにしています。
お客様の使い方を考えて頂いて選択頂ければ幸いです。
開錠方法のタイプとしては、カギを使用するキータイプと番号を組み合わせるナンバータイプがあります。
キータイプに関しては一回一回の開閉は速く出来ますので頻繁に開閉する場合に都合の良いタイプとなります。
デメリットとしては、キーを忘れてしまったり無くしてしまった場合には開錠が困難になります。
ナンバータイプは開閉には時間がかかりますが、キーを持ち歩かなくて良いのがメリットになります。
複雑な機構になる分、開閉部が若干重くなる事と故障率が少し高い事がデメリットとなります。
キーの持ち歩きが不安な方にはナンバータイプをお勧めします。
ABUSのロックについては、メーカーが定めるセキュリティレベルがあり選択の目安になります。
また、セキュリティレベル5以上のロックには、適正にロックを使用していて盗難にあった際にセキュリティレベルに応じてお見舞金が出る盗難見舞金制度が付帯しています。
心配な方はこちらも参考にして選択してみては如何でしょうか?
店頭には様々なロックをご用意していますので、実際に手に取って確認してみて下さい。
迷われた際はお気軽にスタッフまでご相談下さい。
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