日本最大級のスポーツサイクル専門店!日本で最初のクロスバイク専門館!
2022/05/28 20:49
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です。
当店はクロスバイクがメインのお店ですが、店舗スタッフが現在クロスバイクを所有しているかと言われれば実は所有率は低め。
スポーツバイクに慣れてくると、置き場の問題などもありクロスバイクを手放してしまう事も多いんですね。
私も昨年友人にESCAPE RX3を譲渡してからというもの、走れる状態のクロスバイクを所持していませんでした。
(※フレームなどは家にある)
そろそろクロスバイクが恋しくなってきたので、手持ちのパーツ類で一台組んでみました。
今回組み立てる自転車の使用用途はあくまでサブ的なもの
レースなどで使用するわけではありませんし、とても自由度が高い組み立てが可能です。
ただ組み立てるだけでは面白くありませんので、何か方向性を決める事にしました。
今回は使いやすさを度外視で「エアロ」な感じを重視
手元のフレームストックから素体を選びました。
今回使用したのはGIANTのフラットバーロード「FCR1(2011モデル)」
フラットバー!コンパクト!ロード!の頭文字を取ってFCR!
多くのスポーツバイク初心者を自転車カスタムの沼に引きずり込んだ名車ですね。
クロスバイクなのにエアロ!というとんがったフレーム設計ながら、ティアグラ系コンポーネント使用でメーカー定価11万円(税抜)という今では考えられないお手頃な価格は初めての方にも経験者のサブ用バイクとしても大人気で、現在でも後継と言って良いであろうエアロ系フラットバーロードのFORMAは多くのお問い合わせをいただいております。(※FORMAは現在在庫切れ。来月中に少量だけ入荷するかも?)
「FCRといえばカスタム」という印象があるほど改造されがちで、コンポーネントの交換やホイール交換、ハンドル形状の変更など、むしろノーマルのFCRの方が少ないんじゃないかというレベル
GIANTから純正でドロップハンドルのモデルも販売され「フラットバーロードとは?」という物議を醸した事もありました。
組み立て中の写真は撮り忘れました。
こだわりは前述した通りの「エアロ感」の強いマッシヴなパーツ構成
あくまで「感」なので、本当に空気抵抗が少ないかは全く考えていません(笑)
ハンドルはピナレロ社のTT系
ステムやDHバーのベース付近まで一体成型なエアロ感で採用しましたが、この時点で「俺はクロスバイクを組むつもりだったのでは・・・?」となりました。
カーボン製で軽量なのがGOODですが、ピナレロ社以外の車体に付けるとロゴが気になっちゃいますね。
ハンドルバー内径が小さく取り付け出来るブレーキレバー探しには苦戦しましたが、TRPのカーボンレバーが使用出来ました。
カーボンレバーは寒い時期に冷たくなりにくいのが嬉しいところ
私は手が大きいのでバーテープは二重巻きで厚めに。
DHバー側はSHAKESを使用しましたが、グリップの外側にワイヤーを通しているのがちょっと見た目的によろしくないのでしばらく使ったらバーテープにする予定。
変速はバーエンドコントローラー
クロスバイクとしては手元変速にしたかったですが見た目を優先しました。
DHバー側を握る事はほぼほぼ無いので毎回手を伸ばす必要があって大変です。
DHバーにはいくつかアクセサリーを取り付け。
ボトルはエアロ感のハッタリなので特に使用しません(笑)
サイコンとライトはエアロ感の欠片も無い形状ですが実用上必要なので取り付けています。
土台部分がGoPro用マウント形状なので他の物への変更も容易です。
ベルは上手い事隠せる場所があったので外から見えない状態になっています。(※ハンドルバー空洞内に取り付け)
ワイヤー類はポジションが弄れるように長めのカット
いい感じのポジションが出たら短くする予定。
ホイールは見た目のハッタリを効かせる為50ミリハイトのセミディープ系
前後で違う物を履いているのは手持ちパーツの都合です。
カーボンハイブリッド(カウル)のアルミリムなので、フルカーボンの物に比べブレーキ面に気を遣う必要も無く気軽に使えます。
後輪フリーボディのジージーとした音が割とお気に入り。
クランクはROTORのエアロ系!
見た目重視でPCD130の漢ギア仕様にしました。
クランクは自転車の顔とも言われるパーツですので見た目は重要!
3Dクランクの派手なグラフィックとゴツゴツした形状っていいよね・・・
チェーンリングはPRAXIS WORKSのLAVA TIME
変速性能についてはバーエンドコントローラーで操作していると正直良く分かりません。
フレームもクランクもカチカチの硬い組み合わせなので、脚力低めの私にはあきらかにオーバースペックです。
ペダルは懐かしのPD-A525
懐かしのロード用片面SPDペダルですね。
普段使っているMTB用シューズで使え、エアロ感も損なわないので採用
結構な年代物ですが、傷だらけでも特に問題無く動作する頑丈性には感動します。
変速機は前後ともFCR1純正をそのまま使用(4500系TIAGRA)
スプロケットは漢ギアクランクと組み合わせる事を考えてトップがちょっと軽めの25‐13T
クロスレシオなので細かい傾斜にも対応しやすいですね。
街乗りクロスバイクなので18段変速あれば十分過ぎますね。
ちょっとしたカスタムとしてRDには怪しげなビッグプーリーキットを取り付け(※Y’sRoadではお取り扱いの無いブランドとなります。)
鈍感なので回転性能の違いは全く分かりませんし、バーエンドコントローラーなので変速性能の低下も体感出来ませんでした。
ただただ見た目だけでのドレスアップですが触った感じ耐久性はちょっと・・・という感じ(ケージ部分が柔らかい)
チェーンはKMC社のX10 EL(GOLD)
軽量チェーンは振動での暴れが小さく、表面のコーティングは万が一オイルを切らせてしまった際も錆びにくいのが良いところ。
オフロード競技車用にストックしていたので使用しましたが、この車体に金色はちょっと似合わない感じですね。
「肉抜きで軽量化」というのはミニ四駆世代の私に効く言葉(笑)
ブレーキは旧型ですがアルテグラを使用
普段のMTBよりも簡単に速度が出てしまう自転車なので、ブレーキは高性能な物が必要ですね。
普段私がやらない事として、各部にステッカー類を貼り付けてみました
面積の大きいエアロなフレームなので貼れる場所が多いのですが、自分のステッカー配置センスの無さにガッカリしました
なお、使用したステッカーは手元にあった物なので今回の車体に使用していないメーカーの物がほとんど(笑)
計画通り見た目のエアロ感は十分に出たのではないでしょうか?
ブルホーン+DHバーという攻撃的なルックスはクロスバイクらしくない感じもしますが、実際に乗ると横幅が狭いので車道での怖さを感じにくくブレーキレバーも握りやすいので使いやすいです。
重量もまぁまぁ軽く、ギア比の割には登坂や加速もスイスイ♪
平坦での速度維持がとってもラクチンなので大通りなどの走行に向く反面、変速操作が大変なので細かい道ではちょっと使いにくい部分も。
乗り心地はとにかく硬い!
縦の振動が超ダイレクトに伝わるソリッドな乗り味です
踏み込めばカッチリと加速してくれるので、立ち漕ぎが楽しい!
普段よりも高い速度の維持が楽なのはエアロな効果なのでしょうか?
比較対象がMTBなので本当にこのマシンが速いのかは全然分かりません・・・
DHバーに関してはポジション出しも使用も初心者レベルなので、街中で使う事はありませんが少しずつ慣れていきたいと思います。
FCRシリーズは既にGIANTのラインナップに無い物となりますが、一般的なロード系フレームであれば同様のカスタムは可能です。(※クロス用フレームのブルホーン化は設計的に難しい)
ブルホーン化の為にDHバーを付けるなんていう傾奇者カスタムのご希望があれば、是非ご相談下さい。
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